複雑・ファジー小説

Re: かの後、人は新たな噺を紡ぐ—「六花は雪とともに」外伝 ( No.1 )
日時: 2012/01/20 19:30
名前: 火矢 八重 ◆USIWdhRmqk (ID: kGzKtlhP)

登場人物

杏羅……この物語の主人公。青年時代、雪女の雪乃と恋に落ちたが、雪乃が溶けて消えた為、悲恋で終わった。三十歳。妹にナデシコと、その夫白龍が居る。現在別世界で『杏平』として暮らしている。

雪乃……故人。雪女。帝の命により、十三年前まで続いていた大雪を止ませた英雄的存在。杏羅と恋に落ちたが、春とともに溶けて行った。熱に弱く、人にも触れれない程だった。義理の兄に白龍が居た。

佐保姫……春の女神。佐保山に祀られている。今は亡き雪乃を支えていた友人のような存在だった。

白龍……今の帝を務める。人間のナデシコと恋に落ち、子供をもうける。今は亡き雪乃の義理の兄。料理は下手で、大好物の餅でしか作れない。

ナデシコ……妖である白龍と恋に落ち、子供をもうける。二十七歳。今は亡き雪乃の親友だった。杏羅の実の妹。母親になったせいか、角がまるくなっている。

芙蓉……人魚。今は亡き雪乃の親友だった。今は生きる気力を失った杏羅の世話係をしている。

精霊……清らかなものしか視えない存在。故雪乃が契約していたのは月乃と花乃。雪乃がこの世を去った後、行方不明になっていたが、夢想の世界に住んでいた。


美雪……杏羅とは別の世界(平成時代)に住む、雪乃と同じ魂を持った少女。雪乃と瓜二つ。
臨時更新します。