複雑・ファジー小説

Re: かの後、人は新たな噺を紡ぐ—「六花は雪とともに」外伝『第四章 ( No.39 )
日時: 2012/01/18 17:25
名前: 火矢 八重 ◆USIWdhRmqk (ID: kAifypKr)

【参照200突破感謝会】

芙蓉 「こんばんは、芙蓉です」

風音 「風音です」

火矢 八重 「そして私作者の火矢八重でございます」

火矢 八重 「えー、前回作者が鬱病と書いて、心配して下さった方のメッセージが続々と来て参りましたー」

芙蓉 「ちょっと、やっちまったー、って作者は思ったみたいだな。ここまで心配してくださる方が来ると」

火矢 八重 「うん……去年と比べて良好だからさ。ホントに軽い調子で書いたのだよねー……」

風音 「でも、ここまで心配して下さる方が居ると言う事は、それだけ世の中にはいい人がいると言う事ですよね」

火矢 八重 「そうだね。——えー、鬱病と書いて心配して下さった皆様。本当に、お優しい言葉有難うございます。皆さまのコメントに報うよう、ちゃんとした日常に戻るまで、私も回復に向けて努力していこうと思います」
























火矢 八重 「さて。今回は何故、私が鬱病になったのか、そこのとこちょっと語ろうと思います」

芙蓉 「で、何でなったんだ?」

火矢 八重 「去年ね—……担任がね、ヒステリックだったの。怒鳴るとうるさいし、言っている事やっていることあべこべだし、自分の失敗を私たちにするし、もう最低だったわ……」

芙蓉 「そういや、作者は怒鳴り声大嫌いだったな」

火矢 八重 「うん、物凄く嫌。っていうか、あの先生、給食全部平らげなければ昼休み無しって言うし、その為に小食の人に無理につがせるし、それで吐いたりする人も居たし……。怒鳴ると泣くのはそりゃあ仕方がないのに、「泣いたらお前人間失格」とか、「泣くなら学校に来るな」とか、無茶苦茶なこと言うし……。でも、生徒と先生の立場だったから、言いたい事呑みこんでいたんだよね……今となっちゃバンバン言えば良かったけど」

芙蓉 「で、その言いたい事呑みこんだせいで、鬱病になったと」

火矢 八重 「そゆこと。母に全部言って、母メッチャ怒って担任に怒鳴ったんだよ。んで、その担任泣きだすし……」

風音 「……確かに、言ってる事やってる事滅茶苦茶ですね」

火矢 八重 「で、すぐさま保護者会開かれて、保護者同士で話しあったらしい。そしたら、その先生去年もトラブル起こしてたらしい。んで、私みたいに体調が悪くなったのがクラスの四分の一はいたんだって。私みたいにそこまって悪化したのは知ってる限りで三人だったけれど」

芙蓉 「で? その後どうなった? 謝罪したのか?」

火矢 八重 「全っ然。謝罪どころか悪化させてるし。それにその先生、卒業式が終わった途端、退職した」

風音 「え!?」

火矢 八重 「定年じゃないよ? 多分、あの先生結構前から病気になってたんじゃない? って母は言ってた。もうつかれたんじゃないかな? まあ他にも原因と要因はあると思うけどね」

芙蓉 「何とも、すさまじいと言お—か……」

風音 「何か、聞いてるだけで、呆れると言うか……」

火矢 八重 「まあね。でも、あの一年で学んだことはあったよ。言葉って、本当に重たいんだなあって。それから、友達にも言葉には気を付けるようになった。怒る時も、怒鳴るんじゃなくてちゃんと冷静になって言おうって思ったよ。いい経験にはなったんじゃない?」

芙蓉 「その言葉言う前に、体調を元に戻せ」

火矢 八重 「うっ……」
















火矢 八重 「さて、お別れの時間になりました。今のところ、この次の回は考えていません。暇な時に、書こうかなあー、と思ってます。
 というわけで、何時かまた逢いましょう。さよーならー」