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第08話


どうやら、この人たちは生徒会のメンバーで、
生徒会は、沢田油夏会長、アーラ・シュヴァルツ副会長、ミズキ・カイ・エスパーダ書記で仕切られているらしい。

「「 そこは、人間界と違うんだ……／違うのか……」」

亜由希と歩夢がハモった。……知らなかったの？


「……お前らだな……？」
え
「人間界から来た魔法力の無い使者は」
無くて当たり前だろう。ただの人間なんだから。
「え？今回の使者ッて魔法力無いんですか！？」
「「「無くて当たり前だろ！！」」」
「スミマセン……」
上から順に、ミズキちゃん、私&幸夜先輩&水憐、ミズキちゃん。
考えたら分かるよねえ〜
バカなのかアホなのか……

「……来い」


どこへ？

瞬間移動されても困ります。

「行きましょう」
ミズキちゃん、こういう時だけ頼りになるね。
「一言多いです」
あれ？
ミズキちゃんさっきと違うような………？

「気のせいです」



魔方陣を発動して、移動した。
年下のわりには頼りになる……
「甘く見ないでください」

“スッ”

ミズキちゃんが近づいて来た。
そのまま、幸夜先輩に近づいて………


「ぐっ………たっ……たすけ……」
「先輩！？」
「ミズキ！！」

なんと、ミズキちゃんが、先輩の首を掴んでいる！！

「ミズキちゃん！！辞めて！！！」

「うっ………」


「先輩！？」

「大丈夫。気を失っているだけ」

「先輩！！先輩！！！」

生徒会長………。よくこんなときに落ち着いて…。


「ふふ……ふふふ……」

「ミズキちゃん！！あなた何をしたか分かってるの！？」

“バタッ”

「ミズキ！！」
「え！？」

ミズキちゃんまでもが倒れた！！

どうして………？