複雑・ファジー小説

Re: まじかる!魔法学校 ( No.13 )
日時: 2012/08/08 22:11
名前: 桜花 ◆//UrPiQv9. (ID: .GCH7A/G)

第09話


「ミズキがこんなことするわけ………」

「じゃあ、一体誰が!?」




「くくく……御苦労だったなミズキ………」


「シュヴァルツ!?」


「ど、どうして………どうしてこんなことを……」



「幸夜さえいなくなれば心配は無い……」



「シュヴァルツ!!」
「いい加減にしなさい!!」

「歩夢!!亜由希!!」

「先輩さえいなくなれば心配は無いですって……?あんたの悪事はお見通しよ!!」

「水憐!!」

「邪魔が入ったな……」


「殺れ」

すると、さっきまで倒れて気を失っていたはずの、幸夜先輩、ミズキちゃんが立ち上がり、四人を襲っている!!!!

「幸夜先輩!?ミズキちゃん!?」
「こいつらは……ッ……あやつッ……操られているだッ……けだ」
「シュヴァルツは……この先ッ…………」
「る………い…………後……はよろッしく………_____」

「みんな!?……ううっ……そんな___」



____その後の記憶は途切れ途切れで____



____気がついたら____シュヴァルツと一対一で立っていた____


「……教えて。なんでみんなを襲ったりしたの?」

「そんなことも分からないのか?王妃様よ」

「!?」

「……さあ」

「王妃歓迎のパーティーを始めようじゃないか!!」




__その時__

瑠衣の記憶が脳内を駆け巡った!!




『瑠衣、私達のいにしえの言葉を教えてあげようか』

『え〜なに〜?』

『『大いなる水の力よ、私に力を!!』って唱えるの』

『するとどうなるの?』

『水龍っていう龍がね、魔法をくれるの。でも、唱えるだけじゃ、水龍は来なくて……このペンダントをつけている人にしか来ないんだ』

『へ〜。あたしやってみる!!』


『あれ?なにも無いよ……?』

『本当に時が来るまではね____』





「ッ……」

「大いなる水の力よ、私に力を貸して!!」


その時!!ものすごい豪雨が!!そして___


瑠衣に水の力が宿った!!