複雑・ファジー小説

オープニング ( No.57 )
日時: 2012/04/06 19:46
名前: レストラン『Kotodama』 (ID: x40/.lqv)

 ——おや、いらっしゃいませ。ようこそ、レストラン『Kotodama』へ。

 さあ、お好きな席へどうぞ。相変らず御客様の入りは悪いのですが……ふふ、その代わりに余裕のあるサービスを心掛けております故。どうか、ごゆるりと。

 ……はい、承りました。今時分は『冬』のコースをご用意させて頂いております。只今御持ち致します故、今暫く御待ち下さいますよう。ふふっ、『冬』のコースにもまた、御客様に見合う『言霊』が必ずや在る事と存じますが……他の季節同様、夢々、深入りをせぬよう。冬もまた、その無色の煌めきの中に魔を隠しているもので御座いましょう。

 では、要らぬ語りはこの程で。四季の彩りの最後のコースで御座います、どうかごゆるりと。

○お品書き

前菜:『白』(結城柵)>>58
スープ:『逃亡者タチ』(あんず)>>59
パン:『白の世界の黒』(陽菜)>>60
メイン(肉)『Straight』(Lithics)>>63 >>64 >>65
紅茶:『六花が咲き乱れる頃は』(火矢八重)>>61
デザート:『鮮血バレンタイン』(霖音)>>62

クロージング:>>66