複雑・ファジー小説

偽者 ( No.27 )
日時: 2012/03/29 15:11
名前: 美月ルミネ (ID: RNO2RYRs)

マティが扉を叩く。まぁ、マティの期待は裏切られるかもね?なんて
ん・・・あれ?足が・・・あれ、ヤバイかも・・・?うっそおおお!

「鈴、居る?」マティが部屋に入る。あれ?でも入れるや。

「鈴ならまだ寝てるぞ?」奥では月が流器に叱られてた。
「そっかぁ・・・。」「ねぇマティ!私のこと!私のことは?」陽器が問う。「ねぇ・・・陽器の事なんだけど」「さっきのは・・・陽器なのか?」そう朔が問う。マティが、不安になった。「分からない。私、探ってくるから」そう言ってマティが部屋を出る。

きっと月器が呼んでるんだわぁ・・・あのKY馬鹿めーっ!!



なんで?なんでなんで?外れた・・・?俺の第六勘が?始めてだ。なんでだ?「陽器!どうゆう事だ!?」後ろを振り向くと陽器がもう消え始めてた。「なっ・・・逃げるのか!?」そう言って陽器の体を掴む。「あっはは・・・ゴメ〜ン月器が呼んでるわ〜」頭を掻いて謝る陽器。
「なら教えて!月器って何者?!」そう問うけど無言で消えていった。

「まさか外れるなんて・・・」よくわからない。何があったの?何があるの?ずっと問い詰める。すると後ろから足音が聞こえた。
「苺?どうしたのー?」鈴だ。「ううん。ちょっとね・・・。起きたんだ」「うん。なんかね。変な夢みたの」目を擦りながら彼女が言う。

「何の夢?」昨日の勘だったら、確か色々な人が消える夢だった。とだけ言う。きっと違うだろうけど。

「うん。つーが悲しそうな顔をして先に行っちゃうの。それでね、それをるーが追うの。聖とあっくんとレイは私を通り過ぎていって、後ろへ行っちゃうの。私、置いてけぼり。」

凄い具体的に来たけど、きっと皆の事を表してる。聖達は過去の因果、流器と月は未来の頃の呪縛。
「あれ?朔と私は?」「朔は、鏡に映ると後ろに居るのに、鏡がないと後ろを向いても居ないの。苺は・・・私っぽかった人と・・・話してた。」
陽器かな。多分。鏡・・・かぁ「きっとどんな状況でも、鈴を守るって事だよ」




「何よ、急に」  「ほら、アンタのせいでつまらなくなりそうだよ」お茶を飲みながら未来を見る。「私から見たら良いように見えるけど?」「やだ、幸せそうじゃない」「幸せなのが悪いの?」「つまらないじゃない!」「ふん・・・悪趣味」「いいじゃない!あはは!」




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          次話  調べたかったこと
          
        貴方は何が意味すると思う?