複雑・ファジー小説

覆いかぶさる闇 ( No.7 )
日時: 2012/03/18 22:27
名前: 美月ルミネ (ID: RNO2RYRs)

「鈴が消えた?」

さっきの現象の後、聖・苺・アル・レイは朔器の所へ来ていた。

「信じられねー話だけどよ。話してる途中で頭から血ぃ流して消えたんだよ」

「最後に此処に来たと思ったからな。最後にあったのはいつ位だ?」

「ほんの10分前位だな。食事が終わって、血塞打ちに行った。」

「うーん・・・10分前か。」

「朔の部屋から院まで徒歩3分程度。2分位私達と話して・・・」

3分+2分+レイ達がここに来るまで3分 合計約8分。

「大体あってる」

「何処か違う所はなかったか?しゃべり方とか」と朔器が問う

「うーん。ちゃんと血は止めてあったし、雰囲気も話し方もいつも通りだったし」

「ちゃんと左手に、包帯巻いてあったか?」

ここで引っかかった。彼女は左手じゃなくて

右手に包帯をしてた

「左手?朔が包帯結んだんでしょ?右手に」

「左手だ。右手は鈴の利き手だから、万が一を考えて左手を喰ってる」

とすると、あれは、やっぱり別人。誰だったんだろうか


「ん〜・・・とりあえず鈴を探すしかないね。僕達は病院と学校辺り探すから。」

「分かった。流器や月に集合かけてバラバラに探させる。各自ケータイ持っておいてくれ。苺・・・お前はどうする」

「私は一瞬の勘を頼りにして探す・・・」

「分かった。」







「悪かったな急に」と目が少し赤くなってる月が流器に謝る

「いいさ別に。食事後は自我のバランスが上手く取れないもんさ」と言う。

月は自我のバランスを取るのが昔から下手で、精神も崩壊してる と言っても過言ではない

そんな2人きりの部屋の中で、月のケータイが鳴る

「なんだよ?驚くなぁ。」

「朔だ。アイツがケータイ使うなんて珍しいな」 と言って電話に出る

「んだよ急に」と月らしい、反抗的な態度で出る。

「うん・・・あぁ?聞こえねぇよ」と聞いてる反対側の耳を塞いで、集中して聞く

「うん・・・うん・・・」とあいずちをしばらく打ってたが

「え」と言って月の顔は真っ青になった

「おい。どうしたんだ」と流器が月に近づくと月は手でSTOPを表していた。 深刻な表情で

「分かった。流器と話して、すぐ探す」と言って電話を切る

「おいおいどうした」と流器が問うと真っ青な顔で


「鈴が消えた」と言った。