複雑・ファジー小説
- Re: 学園の百不思議!〜小説化しました&オリキャラ募集〜 ( No.7 )
- 日時: 2012/09/25 18:39
- 名前: 番凩 (ID: jHyiIImd)
第一章〜日常編〜
ここは花映学園。
色んな所で完璧なため、評判がいい。
人間にも…妖怪にも。
そんなこと言いながらも私、「坂野 竹子」もその妖怪の一人だったりする。
私は「座敷童」という妖怪で、家に住みついてその家を幸福にしたり不幸にしたりできる。
ちなみに、私は学園序列の百位。
一番下なんだけどね。
学園百位っていうのはここに住みつく妖怪の中で百番目に強いの。
……ここには何万の妖怪がいるから一応強い方なんだけどね。
さて、私は今、校舎の廊下をウロウロしている。
やることないし。…まだこの校舎内を覚えていないし。
来たばっかりだから不安なんですよ。えへ☆((
「クスクス…夜に歩き回るのは危険だぞ?」
「み゛ゃあ!?」
…と、後ろから唐突に声をかけられ、驚いて振り向く。
そこには、藍色の髪に鋭い黒い目。黒い法衣を羽織っていて、赤いマフラーをしている男の人が立っていた。
…顔立ちは整っているんだけど怖い。雰囲気が不気味……ううぅ。
「あぁ、驚かせたか。悪いな。」
と、その人は未だにクスクス笑いながら私を見る。
その眼は、綺麗な目だったけど自分以外の全てを拒むようにも見えた。
「な、なんなのですかぁあ〜〜〜」
「クスクス…そんなんじゃいつまでたっても序列が100位のままだぞ?」
と、さりげなく失礼なことを言う男の人。
さりげなくじゃないか…す ご く だ ね !
「…ほっといてください」
「ふぅん。…もうお怒りか」
と、冷めた目で睨んできた男の人。
何だか…すごく嫌な奴なんですけど。
誰よコイツ。
「ッ……ふぅ。そういえば貴方のお名前は?」
ギリギリで怒りを抑え込んだ私は目の前の男の人に尋ねた。
すると、その人は不機嫌そうに私をにらんだ後…
「俺を知らない人居たんだねぇ。」
と言いながら、ニコリと微笑んだ。
「学園の百不思議、序列第1位…地獄の最高裁判長。……彼岸 神威だ。」
マンガなら、ここに<ババーン!>という効果音が付きそうだけど小説だから口で言おう。ババーン!!
「あ…えと。」
「坂間 竹子さん?…クスクス、覚えやすい名前だな。」
神威さんは、私の名札を見るとそう言った。
「取り敢えず、覚えておくぜ。…記憶力はそこそこいいからな。」
神威さんは自分の頭を軽く指で叩くと、消えた。
あっという間の出来事すぎて私にはなんだか理解できなかったが。
…これが私と、神威さんの。最初の出会いだった。
忍月さん>
オリキャラ使えなくてすいません;;;
いつか必ず使います。((キリッ