複雑・ファジー小説

Re: 水車の廻る刹那に【卯月編完結!】 ( No.69 )
日時: 2012/11/16 18:53
名前: 火矢 八重 ◆USIWdhRmqk (ID: qgJatE7N)

少年は孤独でした。
 何故ならば、少年は人との関わりを怖がっていたから。

 少年は孤独でした。
 何故ならば、傷つけられるのが怖かったから。

 少年は孤独でした。
 何故ならば、自分が『居ない』ことになれば、誰も傷つけずに済むから——。


 少年の行いが、人を傷つけているという事に、
 後何年かければ気付くのでしょう?










皐月編

第四話 龍と人の子 >>70>>73>>74>>75>>76>>77>>78>>79>>80

第五話 そして彼女は弁当を投げた>>86>>90>>93>>94>>96new!