複雑・ファジー小説
- Re: Ultima Fabura—〝終焉〟を始める物語— ( No.2 )
- 日時: 2012/04/28 17:58
- 名前: Kuja ◆vWexL7SosE (ID: YsvlUcO/)
- 参照: 世界情景
世界地図 【聖星・デウステラム/天界・コエレスティス/下界・カトルズメルテ】
[聖星・デウステラム/Deusterram〜]
王国が存在し、地上から10000Mに位置する星。行き来は可能だが、通行手形が必要な為入るのは難しい。
「飛んで入れば?」と思うかもしれないが、10000Mという単位は魔導士にはいけない距離である。
魔術師達のうち、貴族の住まう場所であり、彼らは下界の人間をさげすんでいる。
下界に比べればデウステラムの星自体の範囲は狭く、機械の発達の傾向が強く感じられる。
自然はほとんどなく、〝聖星〟の周りに浮かぶ大陸には未開の地が多い。周りの大陸は自然に覆われている。
貴族達が下界の人々をさげすむのは〝聖星〟に住む自分達より技術が劣っていると考えているせいもある。
名前の由来:神の地(ラテン語)
[天界・コエレスティス/coelestis]
聖星・デウステラムの周りに雲とともに浮かぶ大陸全体を総じてこう呼ぶ。
未だ未開の地が多く、未知のモンスターが徘徊するとも神霊たちの隠れ里があるとも言われている。
名前の由来:天界(ラテン語Mundi coelestis(ムンディ コエレスティス))
[下界・カトルズメルテ/Katlesmerte〜]
〝聖星〟に住まう人々に憧れるものもいれば、魔力の薄まった彼らを下に見るものや嫌う者達の住まうところ。
ヴィルたちはここで生まれ、旅を始めた。
天界を含めた全ての箇所を総合した星の中で最も雄大で広大。
開拓されていない土地も多く、実際のところ大都市フィネルから西に進めば命の保障はされない。
名前の由来:下界(ギリシャ語)
〜〝夜の街〟レゲベル/"Nght town〟Regebaile〜
昼間は人気がなく、夜は夜中まで市場としてにぎわう町。
炎など、術を扱う店が多いために昼間は出店のほとんどが眠りについている為夜の街と呼ばれる。
無法者が多く、森も近いため化物たちが出現することもしばしば。
〜ヘイル山/Hail's mountain〜
近年、氷の嵐がよく吹いていて人は立ち入らない。真ん中の森には木の実、生物はいない。
生還したものはいないと恐れられていて、一度入ったら戻ってこれないと噂されている。
しかし正体は氷竜の魔術である。彼が人間によりつかれないようにしていたのだが、それで命を落とした者もいる。
名前の由来:雹(英語)
〜〝大都市〟フィネル/〝Metropolis〟Final〜
別名は〝水の都〟。真ん中にある噴水から出た水は水路によって都市を巡っている。
サーカス団が立ち寄ったり、色々な大道芸人が来る。町は年中賑やかである。
噴水広場は待ち合わせのスポットに人気であり、ストリートライブや旅の商人がいる。
下界では最大規模の都市。位置的には〝聖星〟に最も近い場所とされる。
〜ブロメンタン草原/Bloementuin Grassland〜
草原、というよりは花畑、と言ったほうが近いかもしれない草原。
年中様々な白い花が咲くが白以外の花は咲かない。
フィネルよりも少し南に行った場所に位置し、森に囲まれているも海が近いためいつも潮風に揺れている。
〜〝港町〟ウビリ/〝Port〟 Oubli〜
今となってはほとんど廃れてしまい、忘れ去られている街。
ブロメンタン草原より若干東。
不思議なピンクっぽい紫の花があちらこちらに咲いている。
