複雑・ファジー小説

Re: 聖使徒サイモンの巡礼 ( No.1 )
日時: 2012/06/20 21:20
名前: 茜崎あんず (ID: 92VmeC1z)
参照: http://www.kakiko.info/oekaki_bbs/bbsnote.cgi?fc

 用語解説 

※ この作品におけるキリスト教はプロテスタントに茜崎の偏った知識と妄想を組み込んだかなりオリジナルな宗教になってしまっています。粗探しとかはしないでいただけると有難いです。

十三聖使徒ジュウサンセイシト
世界十三地域にに散らばるキリスト教教会。各々の教会で神父を勤めるものがこれに値し、通常の者よりも数段高い戦闘力を持つ。
新約聖書でイエス=キリストの弟子であった12人の人物の血を引く者と改心した『裏切りのユダ』の子孫で構成され、古来から伝わる魔術を重要視し怠惰化した現代のキリスト教を復興させるためにつくられた。体の一部に1〜13までの数字の焼き印が施されている。

◇神聖エルサレム王国
この小説の舞台となる仮想の国。軍隊が支配し科学が特化している。脳に電極を繋いで超能力を開発することが普通となっており、強い戦力を持つものは国軍として召集される。

◆セスタ
人間が元々持っている魔力のようなもの。大地や魔方陣、言霊から吸収も可能。魔法発動の際は自身のセスタと魔法陣のセスタ、言霊のセスタを融合させる。これをトランセスタと呼称し、666と表す。

◇古代人類ノア
旧約聖書で、神が世界を水没させ一度滅ぼした時『ノアの箱舟』に乗り唯一生き残った古代人類。
手のひらに彫った刺青で人体破壊や物質分解、合成獣キメラの召喚などを易々と行う。基本的にアストラルのために自分達を殺戮する新人類を恨み、襲ったりもする。(最近知りましたが『Dグレイマン』という漫画に同一設定のものがあるらしいですがどうか気を悪くなさらないで下さい)

◆アストラル
セスタ十万個分の力を持つと言われる幻の呪術能力増幅物質。魔法発動の際に自身のセスタと融合させるという使い方をする。古代人類ノアの右胸部に必ず埋め込まれているため、第二の心臓と呼ばれたりもする。取り出すためには本体を殺さなければならないという欠点がある。

◇トランセスタ解放
一般の解放。魔法が使えるようになる。魔法を使う時には被攻撃物に魔法陣の照準を合わせ、自身のセスタと言霊を融合させる。

◆聖十字架(クロス オブシュロス)
教会の構成員はどんな下っ端であろうともこれを身につけることが義務付けられている、手のひら以下サイズのブローチ。十三聖使徒は先代から受け継がれる仕組み。これに自分のセスタを込め聖十字架を武器に変化させて戦う。武器の形は小型の銃や短剣など扱い易いもの。武器に魔術の威力を乗せて攻撃するのが普通である。十三聖使徒は体の一部に記された数字の部分を聖十字架で抉ることでリスクの高い解放を行う為、武器の形は殺傷力の高い物が多い。