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第二章登場人物


◆ユダ＝サイモン（13）

『13番目の裏切者』。金髪に赤と金のオッドアイで左頬を前髪で覆っている。ユダの血を引く。頭が良く誰に対しても敬語を使うような優しく紳士的な性格でいつもニコニコしているが、飲酒すると性格が変わる。方向音痴や寒がりで大食らいといった一面もある。瞳の形は柔和で丸い。一人称は僕。
イースト州ガリラヤ地区出身でイスカリオテ教会の担当。焼き印の位置は左頬。十三聖使徒最年少であり、唯一の解放段階人格改変者でもある。

　ファスト
サイモンの第一解放の時の人格。サイモンをセロと呼び弟の様に扱うが、実際此方の方が精神年齢は下である。口が悪く好戦的で粗暴でガサツでエロくてバカ。ザ・少年と言ったところか。サイモンが『序数解放(メメント トランセスタ)、version First』と唱えたり酒を飲んだりしている時に現れる。かなり強い。隠している前髪を払い、赤眼と13の焼印が半分見えている状態。一人称は俺。

◇ティア＝ミシェル（15）

『12番目の代理人』。ブロンドの髪に空色の眼をした美少女。マティアの血を引く。焼き印が右眼に位置し聖十字架で何度も抉っている為いつもガーゼを当てており、頭部に包帯を巻くことで固定してある。サイモンの幼馴染で良き理解者だがファストとは超仲が悪い。怒らせると怖い。一人称は私。イースト州カナン地区出身でエレミア教会担当。一人称は私。治療系。

◆神田留架（26）

『第9番目の執筆者』。長い黒髪を高く結った青年。眼の色も黒。焼き印の位置は左胸部。ルカの血を引く。袴に茶色のブーツという何ともハイカラな格好をしている。性格は頭はいいが天然でたまに変なことを言う。それはバルト達ののツッコミが追いつかないほど酷い。一人称は私。大和帝国という極東の島出身でそこの長崎天草教会担当。東仲間としてサイモン達とは仲が良い。

◆バルト＝シュヴァルツ（21）

『第8番目の狩猟人』。オールバックにした金髪に青い眼の青年。焼き印の位置は右関節肘。きちんとした身なりにきちんとした性格。生真面目な苦労人で聖使徒のツッコミ担当。バルトロマイの血を引く。超怖い。厳しい。ファストみたいなタイプが苦手らしいが東仲間として意外と仲良い。イースト州ゴルゴダ地区出身でイシュマル教会担当。一人称は俺。家事は全てこなせるすごい人。