複雑・ファジー小説

Re: 第2回クロス体育祭(がんがん参加しちゃいなYO-!) ( No.14 )
日時: 2012/05/22 21:54
名前: 火矢 八重 ◆USIWdhRmqk (ID: kGzKtlhP)

了解ですw じゃ、早速…。




                   ◆

 はい、どーもおはようございます、こんにちは、こんばんは。
 多分、全然知らない人が圧倒的に多いだろう。『水車の廻る刹那に』っていう何処の寒村の連続殺人事件の話? みたいなお話の主人公、坂田天です。



 何でか、作者に「運動会行ってくれない? つーか行け☆」という頼みと言うか命令というか脅しと言うか、まあなんにせよ、ここに来たわけである。



「おおー!! 人が多いったいー!!」




 紹介しよう。隣で興奮してるのは、俺の友人「乙音蛍」である。

 俺も普通じゃないのだが(俺は母親が有名な龍神だったりする)、こいつも例外ではない。高天原っていう、日本の偉い神様が集まるところに選ばれた、言霊師っていうー…あ、いーや。


 説明めんどくさくなったので、知りたい人は本編を読むと良い。どーせここで書いても、読む気うせるだろーし。





「…オイ、天。一人で何ブツブツ言ってるんだ? そして、お前だんだん作者のように面倒くさがりになってきたな……」





 この白い犬は、ヤマちゃん。ぶっちゃけ、偉い神様です。


「それだけ!? 俺の説明それだけ!?」


 何か白い犬がほえているが、気にせずに。
 後は可愛い物好きの人形を操る人形師に、ドけちな川天狗っていう妖が居る。


 とにかく、俺達六人は、この運動会に出ることとなったのである。











 最初の競技は、……「戦車破壊・弐」。


「『弐』ってなんだよ。壱もあったってことかぁ?」

 いや、ヤマちゃん。突っ込みどころはそこじゃありません。


 戦車破壊って…明らかに運動会ですることじゃないよね。
 しかも、何だよ倒せなければ爆発するって。


「二名ってことだけど……どうする?」





 唯一小説の中で空気が読める女の子・ヒナが言った。
 …ってか、普通二名で壊せるものなのか? しかも十分ってオイ。

 カウンター技とか投げ技とか……最早ゲームの世界じゃないか。
 いや、人の枠を遥かに越えた、俺が言うセリフじゃないんだけどね?




「私行くったい!」キラキラの眼差しで蛍が手を上げる。

 マジか。ってか、女の子がキラキラの眼差しで参加するか、コレ?


「じゃ、蛍は決定ね。あと一人は?」
「んじゃ、私が行く」



 誰かが手を伸ばす。
 手を伸ばしたのは、女子だが……。


「…アンタ、誰?」
「はぁぁぁぁぁぁ!? クラスメイトの顔も忘れたのぉぉ!?」


 思いっきりシャウトする。
 つーか、あれ? 本当に見かけない子なんだけど。


「私は南雲咲美!! テニス部のエースよエース!! ってかアンタも一応『六人』つったでしょ!!」
「いや、お前本編じゃ出てないよね?」


 そうだ。現在本編では出てない人物。

「そうなんだけど……なんか、所謂穴埋め? 六人目が思いつかなかったから、出されたみたいな?」


 …オイオイ、まじかよ。
 どんだけいい加減なんだ、作者。


「取りあえず! 私出るわ!」
「おおー、流石ったい咲美っち」

 蛍が感心したように言う。


「……オイ、南雲は何か異能力でも持ってるのか?」


 ヒソ、とドけちの川天狗——勇気に聞いてみた。
 異能力持ってるなら、まあ何とかできるんじゃないかと思ったのだ。
 ところがどっこい、勇気の言葉は物騒だった。



「んにゃ、普通の女の子。…いや、普通じゃないけどさ」
「はあ!? 異能力持ってる蛍はまだしも、普通の女の子が十分以内に戦車を破壊できるわけないだろ!?」
「いやー…出来るんだな、これが」


「まあ見てろって」心配している態度を一かけらも見せない勇気に流され、結局第一競技は蛍と南雲に決定した。



 …本当に大丈夫なのかな。





…こんな感じでおk? なの?