複雑・ファジー小説

Re: ポーカーフェイス ( No.2 )
日時: 2012/05/25 00:25
名前: 三月兎 (ID: npB6/xR8)



第一話  星太



この世に起きる出来事には意味がある。
例え、それが皆が奇跡と思うようなことや絶望と感じることでも、だ。
僕が今からしようとしていることは、そのどちらにも値しないだろう。

どうせ僕は有り余っている粒子にすぎない。
一つ減ったところで、世界にはひびすらはいらないんだ。

さて、話はかわるがこれを読んでる君に大切な人はいるかい?

僕にはいる。
かぎりなく嫌悪に近いまなざしを向けたきたが、彼らはきっと僕の大切な人だ。
ただ僕を大切に思ってくれているのだろうか?
それはわからない。
いくら僕が、天才だとかいう肩書を背負わされていたとしても、残念ながらそれを知る術はないんだ。

・・・・・・気になるよね?

確かめたくなったんだ。事実を探したくなった。

驚きだろうな。これを読むことになる、親に友達に警察、もしかしたら先生も。
こんな理由でいなくなることを選ぶなんて。

でも初めに言ったろう?

この世に起きる出来事には意味があるってさ。
だから、僕に答えを教えた後に、君たちで見出してほしいんだ。

僕がいなくなることであらわれる、残酷で、より真実に近い意味を。



                                白江 星太