複雑・ファジー小説

Re: 自分の時代 人の時代『三人目、登場!その名は圭一!』 ( No.105 )
日時: 2013/09/30 14:49
名前: 夜幽 (ID: x/gr.YmB)

第42話
「三人目!」

焔がゆっくりと倒れる

焔「……。」

修哉「……。」

沈黙……

審判「……ハッ!……い、伊藤焔!戦闘不能を確認!……よって勝者!真田修哉!」

修哉「フゥー……(ありがとう。焔)っしゃー!」

観客「オーっ!」

歓声が鳴り響く!

センゴクサイド

出雲「ヨッシャー!」

理夏「うっし!」

來未「ヤッター!」

和美「修……。」

紫陽花「うんうん。」

屡琉「……。」

メイジサイド

貴廣「負けた……リーダーが……?」

奏「(相手の方が力がちょっとだけ上だった……。)」

直樹「……。」

花蓮「リーダー……。」

真莉子「旦那……。」

メイジメンバーは驚きを隠せない

和眞「お前ら。」

和眞が呼びかける

和眞「整列だ。……俺達はこれからもっと強くなるんだ。」

貴廣「はい!」

奏「ん。」

直樹「はい。」

花蓮「分かりました。」

真莉子「あぁ。」

この日、メイジメンバーはもっと強くなることを誓った

焔「……。」

修哉「……。」

センゴクメンバーとメイジメンバーが並ぶ

審判「整列!3勝2敗で万屋センゴクの勝ち!」

センゴクメンバーとメイジメンバー「ありがとうございました!」

焔「……。」

真莉子「焔……。」

真莉子が心配そうに焔を見る

焔「すまない。1人にしてくれ。」

焔がその場を立ち去る

修哉「(焔……。)」

闘技場外

涼子「……何か意外な結果だったわね。」

有志「……。」

育斗「(次は万屋アヅチモモヤマとか……そうなればトヨとの対決は避けられない。)」

水呑場前

焔「……。」

ピーッ、ピーッ!

焔の携帯が鳴る

焔「……(誰だ?……!)もしもし。」

アヅチモモヤマのリーダー「ハローミスター。」

ピッ

携帯をきる

焔「……。」

ピーッ、ピーッ

焔「……はい。」

アヅチモモヤマのリーダー「オレオレ!オレだよ!オ……。」

ピッ

再度、携帯をきる

焔「……。」

ピーッ、ピーッ!、ピーッ、ピーッ!

焔「……いい加減にしろ!要件だけ伝えろ!」

アヅチモモヤマのリーダー「(うわ。相変わらず、冗談が通じない奴。)久しぶりだな。焔。」

焔「!圭一か……お前も相変わらずだな。」

圭一「(遂に名前が!?)相変わらずじゃねぇよ。ちゃんとフラグは立てた。これで浅香ちゃんは俺のものだ。」

焔「……ハッ?」

圭一「……それはそうとお前、聞いたぞ。負けたんだってな。リア充に。」

焔「……。」

圭一「正直、驚いた。まさか、あいつがあんなに強くなっていたなんて。」

焔「あぁ。俺も驚きだ。あいつは俺の計算を上回った。」

圭一「本当に計算だけか?」

焔「!……何が言いたい?」

圭一「今の世の中、計算だけじゃ勝てねぇよ。」

焔「……。」

圭一「……!おっと、だからといってお前を否定するわけじゃない」

焔「まぁいい。お前も気をつけろ。」

圭一「ヘイヘイ。」

焔「……ん。ちょっと待て。今、お前どこにいる?」

圭一「え?どこって……万屋アヅチモモヤマだけど……。」

焔「お前、今日、バトルじゃなかったか?」

圭一「あー、俺とテル、出てねぇよ。」

焔「何?お前、それでいいのか?」

圭一「バトルよりギャルゲー。それに俺らが出なくても大丈夫だって結果は見えてるよ。TV見てみろ。」

焔「……。」

言われるままにTVを見る焔

一方その頃

神宮闘技場

玲央奈「……。」

アヅチモモヤマメンバー「……。」

男A「強い……いや、強すぎる。万屋アヅチモモヤマ。」

男B「万屋ヘイアンを圧倒。相変わらずだ。」

スコア
〇長宗我部刹姫 完勝
〇石川五良 完勝
〇明智恭輔 勝利
〇浅井喜代美 勝利
〇前田透 圧勝

女A「1つの万屋でこんなにも力の差が出るなんて。」

玲央奈「っ……!」

玲央奈が唇をかみしめる

アヅチモモヤマサイド

恭輔「ファー。終わったー!」

喜代美「帰りどうする?」

恭輔「その前に俺、腹減った。」

五良「某も。」

透「了解。後でどっか寄りましょう。」

刹姫「……。」

椙「以上、神宮闘技場からお送りいたしました。」

戻って

焔「(ストレート勝ち。それも余裕のある、勝利)」

圭一「な?」

自信満々にアヅチモモヤマのリーダーが答える

焔「……だが、油断は禁物だ。相手はお前の同志だからな。」

圭一「……そうだな。けど、焔。お前、俺を誰だと思ってんだ?」

焔「?」

育斗「(……織田。豊臣。そして徳川。この3つの名前。それらを差し置いて最強の名前なし。その中でも豊臣家の圧倒的存在……それが三人目。)」

圭一「俺は豊臣圭一だぞ?」

★万屋アヅチモモヤマメンバー★

豊臣圭一(とよとみけいいち)
年齢【16歳】
性別【男】
武器【青龍刀】
身長【176cm】
髪の色【藍色】
目の色【藍色】
アヅチモモヤマでの役割【リーダー&変態1号】
性格【変態、二次元大好き、三次元もいける。浅香ちゃん大好き!(やる時はやる男)】
補足【元万屋ヤマタイコクのメンバーの1人。強さは本物。万屋ヤマタイコクではナンバー3。ただし、本人が言うには自分はあいつらには勝てないらしい(嘘)婆ちゃんに貰った、バックルを付けている。浅香ちゃんとはゲーム上に登場する、キャラクターである。←※何故か輝にそっくり】

三人目登場!
その男!圧倒的!