複雑・ファジー小説

Re: 自分の時代 人の時代 ( No.11 )
日時: 2013/07/02 09:53
名前: 夜幽 (ID: 9udQ5X2q)

第4話
「圧倒的男!徳川!」

全員「……。」

圧倒、あまりにも圧倒すぎる

その男の名は徳川竜児

かつて万屋ヤマタイコクを追い詰めた男

竜児「……全く。」

竜児が剣を鞘に収めた

竜児「……本多。世の中には言っていい事と悪い事がある。それぐらい、わきまえろ。」

本多「はい。……申し訳ありません。」

竜児「……それから、真田。」

修哉「ん?」

竜児「お前もお前だ。仲間の事となるとお前はすぐに感情的になる。少しは冷静なれ。」

修哉「ヘイヘイ。ワリイ。」

和美「(凄い。これはエドのリーダー。)」

理夏「(こえぇ。)」

竜児「……!それはそうと真田。」

修哉「何?。」

竜児「あの、可愛らしい女の子は今日はいないのか?」

修哉「あー、屡琉の事か?。今、行方不明中だ。」

竜児「……そうか。」

理夏「(残念そうだ。)」

修哉「(キャラ違うぞ。)一応、見かけたら教えてくれ。」

竜児「分かった。」

修哉「んじゃ。」

竜児「あぁ。」

本多「……真田。」

修哉「ん、なんだ?」

本多「さっきは悪かった。すまん。」

修哉「いや、俺も悪かった。」

本多「次からは気をつける。」

修哉「おう。」

本多「ただし!」

修哉「あん?」

本多「これと勝負は別だ。」

修哉「!分かってる。」

竜児「……。」

一方、その頃

屡琉「!」

出雲「どうした?」

屡琉「なんか悪寒が……。」

出雲「?悪寒?」

屡琉「いえ、多分気のせいです。……それよりこれからどうします?副リーダー。」

出雲「(胸が痛い。)そうだな。とりあえず……休憩するか。」

屡琉「……同意。」

2人は2人でハイキングを楽しんでいた

戻って

理夏「しかし、迫力あったな。徳川さん。」

和美「うん。凄いの一言よ。」

修哉「薬草はこの先かな?」

理夏「おい、リーダー。お前は何も感想はないのか?」

修哉「別に……。」

興味が全く無い、修哉

和美「あのねー、あんた。他の万屋とあんまり、問題、おこさないでよね。」

修哉「仕方ねぇだろう。あいつがうちの悪口を……。」

修哉がうつむく

理夏「……ハァー、分かってるよ。そこがお前のいいところだからな。」

修哉「理夏。」

和美「うん。……あんたは優しいのよね。」

修哉「和美。」

修哉が笑った

修哉「和美、理夏。ありがとう!」

和美「///。べ、別に……///。」

理夏「(また、こいつは罪な奴だな……。)」

和美「……ね、ねぇ、修哉。あんた、今、好き……。」

修哉「おい!お前ら!こんなところに洞窟が!。」

和美「……(鈍感!)。」

理夏「(かわいそうに。)行くぞ。」

洞窟前

理夏「!こんな、中間に洞窟が……。」

和美「変ね……。」

理夏「もしかしたら罠かもしれない。」

和美「!その可能性もあるわ……修哉。どうす……あれ?」

理夏「どうした?」

和美が当たりを見渡す

和美「修哉がいない。」

理夏「……あの野郎ー!」

一方、その頃

來未「ふー。いい汗かいた。」

紫陽花「これで痩せられるわ。」

來未と紫陽花の下には大量の人が倒れている
ざっと100人はいる

來未「しかし、彼ら、何者だろう?」

紫陽花「そこで尋問タイム!」

來未「え?」

紫陽花が1人の男を起こす

紫陽花「さー、答えなさい!一体、誰に頼まれたの!?」

謎の男Z「何で俺ー!?」

紫陽花「チェンソー用意!」

來未「ダメー!」

こっちの2人もそれなりに楽しんでいた?

戻って

修哉「鮮やかなー。」

修哉はのんきに歌を歌っていた

修哉「いつかもし……歌詞、忘れた。理夏。続きは……。」

気がついたら1人

修哉「……えーー!!??」

一方の出雲達

出雲「はい。サンドイッチ。」

屡琉「ん。」

謎の双子A「失礼します。」

出雲と屡琉「?」

謎の双子A「上杉出雲様と……、」

謎の双子B「毛利屡琉様ですね?」

出雲「(あっ、味変わったな。)」

屡琉「(タマゴサンド。美味しい。)」

謎の双子AとB「無視するなー!」

双子による、激しいツッコミ

出雲「!何者だ?人のハイキングを邪魔するなんて。」

屡琉「……不届き。」

謎の双子A「はぁ、はぁ。ペースを乱されました。」

謎の双子B「全く、センゴクは変な奴が多すぎます。」

出雲と屡琉「!」

出雲と屡琉の目が怪しげに光る

出雲「おい、お二人さん。センゴクの事、知っているのか?」

謎の双子A「それは当然ですよ。」

屡琉「なら、ちょうどよかった。」

謎の双子B「ちょうどよかった?」

出雲「道、教えてくれない?」

謎の双子AとB「え?」

屡琉「……教えてくれないなら……。」

出雲「力ずくで!」

出雲と屡琉と暴走が始ま……る?

一方の紫陽花達

紫陽花「な、なんですって!?そ、それは本当なの!?」

謎の男Z「ふ、ふぁい。」

拷問により、なんとかはいた謎の男
しかし、その目的と内容に紫陽花は驚きの色を隠せない

來未「アハハ……。(酷い。)」

來未は冷や汗を隠しきれない

紫陽花「來未!突っ立ってないで早く、修ちゃん達を救出しに行くわよ!」

來未「わ、分かったよ。(後片付けが大変だ。)」

一方、迷子の修哉は?

修哉「やべぇ。本当に迷ってしまった。」

謎の獣「ぎゅー!」

修哉「ええええ?なになに何?」

どこからともなく獣の鳴き声が……

修哉「怖いな……あ!こ、これは!?」

修哉が見つけたものとは!?