複雑・ファジー小説

Re: 自分の時代 人の時代『オリキャラ&質問募集中!』 ( No.122 )
日時: 2013/09/30 14:56
名前: 夜幽 (ID: x/gr.YmB)

第50話
「敗北」

圭一「豊臣流、その名、我流天性。」

圭一が見たこともない構えをする

修哉「……!?」

観客席

焔「我流天性!?」

育斗「……そんなの聞いたことない。」

フィールド

圭一が青龍刀を見る
そして……!

圭一「布袋!」

修哉「!」

圭一が切りかかる!
その瞬間、凄い衝撃が走る!

観客席

女性A「キャー!」

男性A「!?」

涼子「え、え?」

育斗「……これは!」

焔「!」

真莉子「!?」

フィールド

修哉「(何だ、今の斬撃。)」

誰もが驚いた
何故なら圭一の動きがあまりにも速すぎたからだ

圭一「!」

修哉「ふぅー。」

修哉はギリギリのところでガードしていた

圭一「恵比寿!」

すぐさま、圭一が修哉の体を斬る!

修哉「!?(嘘だろ!?)」

センゴクサイド

和美「修ー!」

出雲「(!速いだけじゃない……攻撃力も高い!)」

フィールド

修哉「二刀流!」

圭一「!」

修哉「跼天蹐地!」

観客席

育斗「!あの技は!」

真莉子「旦那を葬った技だ!」

焔「……おい。」

フィールド

ガキン!

圭一「!?」

見事に決まる!

修哉「……!?」

圭一「……。」

しかし、修哉の攻撃は圭一には全く効いていない

圭一「もういい……疲れた。」

修哉「っあ!」

圭一「(トドメだ。)七福神。」

修哉「!……。」

修哉をクロスに斬る!

圭一「……睡れ。」

カチャン

修哉が倒れる

審判「……真田修哉!戦闘不能を確認!……勝者!豊臣圭一!」

観客席

涼子「……全戦全敗。」

真莉子「……これが万屋アヅチモモヤマ。」

焔「……!おっと診断の時間か……。」

焔が自分の携帯を見る

焔「真莉子。貴廣。帰るぞ。」

貴廣「え……でも……。」

焔「帰るぞ。」

真莉子「!……分かった。」

貴廣「……はい。」

2人は焔に従う

焔「……。」

焔はどこか悲しげな顔をしていた

育斗「……。」

有志「どうした?」

育斗「みんな、変わっちゃったなって思って。」

涼子「……私達はいつまでも子供じゃない。」

育斗「まだ、未成年だよ。」

涼子「モノのたとえよ!」

育斗「昔はみんな……いつも一緒だったのにな。」

育斗は下を向いた

有志「……。」

フィールド

圭一「……。」

修哉「豊臣圭一!」

修哉が立ち上がり圭一の名前を呼ぶ

圭一「!」

修哉「絶対!リベンジしてやる!覚悟しとけよ!万屋アヅチモモヤマ!」

圭一「……。」

アヅチモモヤマサイド

アヅチモモヤマメンバー「……。」

フィールド

圭一「……。」

修哉「……。」

センゴクメンバーとアヅチモモヤマメンバーが並ぶ

審判「整列!7勝0敗で万屋アヅチモモヤマの勝ち!」

アヅチモモヤマメンバーとセンゴクメンバー「ありがとうございました!」

観客席

大河「……。」

アヅチモモヤマ控え室

恭輔「圧倒的勝利!さすがアヅチモモヤマ!」

恭輔にクナイを刺す、喜代美

喜代美「自画自賛はやめなさい。」

恭輔「イテー!」

透「そうですよ。正直、今日、皆さん、動き悪かったし。特に……。」

透が黙る

恭輔「どったの?透。」

透「(ヤバイ。今回、特に動きが悪かったの僕だ。……あの毛利の女の子。意外に強かったからな……。)」

圭一「うるせぇよ。」

喜代美「!」

圭一は不機嫌そうだ

輝「圭ちゃん。どうしたの?」

圭一「今回、センゴクに勝てたのはたまたまだ。」

アヅチモモヤマメンバー「!」

透「それはどういうことですか?」

圭一「見たろう。修哉の諦めの悪さ。」

透「はい。噂には聞いていましたけど……あれが「伝説の侍」の子供。真田修哉。」

恭輔「?……。」

透「でも、正直な話。今のセンゴクは未熟です。」

圭一「!……お前ら、徳川竜児って知ってるか?」

アヅチモモヤマメンバー「!」

恭輔「知ってるも何も……。」

恭輔の顔がひきつる

喜代美「織田、豊臣と並ぶ、名前の1つだろう。」

圭一「……俺がまだ、万屋ヤマタイコクにいた頃。」

回想

修哉「ハァー!」

竜児「貴様の命、貰う!修哉!」

修哉「あぁー!」

竜児「展翅!」

竜児の長剣が修哉を斬りそうになる!

竜児「!?」

しかし、それを見事にかわす、修哉!

修哉「尼!神刀!」

修哉の刀が竜児を斬る!

回想、終わり

アヅチモモヤマメンバー「……。」

圭一「徳川を倒したのは修哉だ。」

輝「!嘘……あの徳川竜児が?」

喜代美「それもヤマタイコクのリーダーと副リーダーじゃなくて真田が?」

圭一「あぁ。あの時の修哉は俺達が束になってもかなわなかっただろうな。」

透「!……。」

恭輔「リーダー。それはちょっと言い過ぎじゃ……ねぇ。兄さん。姉さん。」

五良「……。」

刹姫「その話、嘘じゃないよ。」

刹姫はお酒を飲んでいる

恭輔「姉さん。飲むの早いですよ。」

刹姫「私もその話は聞いたことある。……坂田の男がそう言っていた。」

アヅチモモヤマメンバー「!?」

アヅチモモヤマメンバー驚愕!

恭輔「坂田って佐々木や宮本と並ぶ、5大剣王の1人ッスか!?」

刹姫「そう……。」

刹姫が再度、お酒を飲む

圭一「……とにかくだ。」

圭一が立ち上がる

圭一「あいつら、特に真田修哉。あいつには十分、気をつけろ。」

輝「分かった。」

透「はい。」

五良「心得た。」

恭輔「ウィッス。」

喜代美「了解。」

刹姫「……。」

圭一「……!」

圭一が何かの殺気を感じる

輝「どうしたの?圭ちゃん?」

圭一「いや……何でもねぇ。」

屋根の上

謎の女性「……豊臣……圭一。」

ここで概要説明

5大剣王

「日本の脅威」と称される5人の剣豪。その強さは本物で並大抵の力では到底太刀打ちできない。その上には真田修哉の父親がいる(圭一の父は破棄した)

5大剣王
光の刃 柳生
純白のソード 塚原
燃える双剣 宮本
漆黒の刀 坂田
凍る剣、佐々木

修哉「ていうか、強い人、増えすぎだろう。四大勢力とかセブンシンとか徳川とか……もう、お腹いっぱいだよ。」

夜幽「……。」

続くよ