複雑・ファジー小説
- Re: 自分の時代 人の時代『オリキャラ、募集中です』 ( No.13 )
- 日時: 2013/07/02 10:04
- 名前: 夜幽 (ID: 9udQ5X2q)
第6話
「依頼成功!」
修哉「お願いします!」
修哉が頭を下げる
タイオンA「……うー。」
タイオンがそっぽを向いた
修哉「……。」
タイオン「……。」
タイオンが薬草を加えて修哉に差し出した
修哉「!いいんですか?」
タイオンA「ガウ。」
タイオンが頷いた
修哉「いやったぜ!」
修哉が飛び跳ねた
出雲「ヒヤヒヤさせすぎだ。」
修哉「よーし!薬草、ゲッポ……!?」
何かが修哉に体当たり
出雲「今度はなんだ!?」
理夏「おーい!」
紫陽花「!理君!」
そこにはセンゴクのツッコミが
理夏「!終わったようだな。」
出雲「遅い。」
紫陽花「て、事は……。」
見ると和美が抱きついていた
センゴクメンバー「!?」
和美「怪我してない!?どこも痛くない!?」
修哉「う……うん。」
いつもお気楽な修哉もこの時ばかりは静かだった
和美「よかった……本当によかった」
和美の目から涙が
修哉「和美……。」
和美「もう!ばかばか!本当に心配したんだからね!」
修哉「ごめん。」
和美「う……。」
修哉が抱き寄せた
和美「反省してる?」
修哉「してるよ。本当にすまんな。こんな不器用な男で。」
さらに強く抱きしめる
和美「あう……///。」
出雲「(ククク。)」
紫陽花「(カメラ、カメラ、カメラ。)」
屡琉「(來未君。座布団、持っていって。)」
來未「(はい。)」
理夏「(お前ら、うるせぇ。)」
5人は必死に笑い?をこらえていた
そして……
修哉「お世話になりました。」
タイオンA「ウー(また、来てください。)」
來未「!いいんですか?」
タイオンB「ウー(勿論ですよ。あなた方、みたいな変わった人達は初めてだ。)」
子タイオン「あうー。」
タイオンA「息子も気に入ったようですよ。」
修哉「ありがとうございます。それでは。」
タイオンA「ウー(お元気で。)」
洞窟を後にする
修哉達が薬草を見つめる
修哉「……ハァー、これで一段落つける。」
修哉がため息を漏らしたしたその時、思わぬ人物と再会した
竜児「!お前ら。」
本多「あ……。」
修哉「!よー、お二人さん。……悪いけどこの勝負、俺ら、センゴクの勝ちだ!……じゃーな!行くぞ!お前ら!」
センゴクメンバー「はい!」
修哉達は軽やかに去っていく
本多「く……!(一歩、遅かったか……。)」
竜児「……本多。」
本多「!」
竜児「我々の負けだ。潔く、負けを認めろ。」
本多「はい……。」
万屋センゴク
恵「……。」
修哉「ただいまー!」
恵「!修哉さん!皆さん!」
修哉「恵ちゃーん!見てみて!薬草、見つかったよ!」
恵「え!?ほ、本当ですか!?」
和美「そうよ。これでお母さん、助かるわね。」
恵「う……うん。」
恵の目から大量の涙が
來未「泣くのはお母さんが元気になってからだよ。」
恵「は、はい!皆さん!本当にありがとうございます!」
恵が頭を下げる
恵「あ……それで依頼料は……。」
センゴクメンバー「……あ。」
盲点であった
和美「い、いいよ!いいよ!タダで!」
來未「今日は開店、123日……だっけ?」
紫陽花「……そうそう!記念日だから!」
誤魔化し方が下手である
恵「そんな!……そんなの皆さんに悪すぎます!」
修哉「でもな……!。そうだ!恵ちゃん!じゃー、俺らのお願い、聞いてくれないか?」
恵「お、お願いですか?」
修哉「あぁ。そうだ。」
恵が首をかしげた
修哉「お願いの内容は……。」
一方の万屋エドの庭
本多「……。」
恵「あ、あの……。」
本多「!あなたは……。」
恵「どうも。」
恵が本多に近寄る
本多「なんですか?」
恵「えーっと、修哉さん達のお願いを伝えに来ました。」
本多「お願い?」
恵「勝負がなんとか。」
本多「!それで?」
恵「修哉さんが言うには……『浅井恵ちゃんの依頼料はお前らエド持ちだ。ざまーみろ』です。」
本多「な……そ、それだけ?」
本多は驚いた
恵「は、はい。」
本多「ハァー、なんとも腑抜けな。……ハァー、どうりで俺が勝てんわけだ。完全に完敗だ。」
本多が笑った
恵「ほ、本多さん?」
本多「!失礼。すいませんが僕からも伝言をセンゴクのリーダーに伝えください。」
恵「はい。」
本多「次は負けないと!」
恵「!はい!」
万屋エド
竜児「ふっ、(あの男、やってくれたわ)。」
万屋センゴク
紫陽花「來未ー。」
來未「ん?」
紫陽花「結局、あの男達、なんだったんだろうね。」
來未「!確かに……。」
謎の万屋
謎の男Z「す、すいません。リーダーしくじりました。」
その男の前には長身の男と糸目の男が……
謎のリーダー「あぁ、ええよええよ。かまへんかまへん。」
謎のリーダーが優しく手をかけた……が……
グガッ!
謎の男Z「あ……あぁ。」
謎の副リーダー「お命御免。」
1人の副リーダーが男の体を引き裂いた……指だけで
謎のリーダー「……ご苦労さん。」
謎の副リーダー「次、どうしますか?」
謎のリーダー「うーん。寝る。」
謎の副リーダー「はい。」
謎のリーダー「あぁ。それから……。」
謎の副リーダー「はい?」
謎のリーダー「真田、潰しておいて。」
謎の副リーダー「はい!喜んで!」
光があるから闇もある……
