複雑・ファジー小説
- Re: 自分の時代 人の時代『オリキャラ、募集中です』 ( No.14 )
- 日時: 2013/07/02 10:07
- 名前: 夜幽 (ID: 9udQ5X2q)
第7話
「万屋ムロマチ!」
駅のホーム
そこに1人の男が……
謎のリーダー「暑い……久々だな。元気にしてるかな。サナは……。」
万屋センゴク
修哉「お前、ふざけんな!」
出雲「んだと!」
紫陽花「や、やめてー!」
……ただいまバトルしながら七並べ中
理夏「いい加減にしろ!」
毎度、おなじみ理夏のツッコミ
修哉「だってこいつがスペードの3、出さねぇんだよ!」
出雲「お前の方こそハート出せ!」
紫陽花「(後、少し。)」
理夏「全く、あんたらは……仕事。」
キャー、キャー
理夏「!?」
修哉「……なんだ、やけに外が騒がしいな?」
和美「大変よ!」
和美が激しくドアを開けて入ってきた
修哉「どうした?急に慌てて?」
屡琉「……万屋が近くに来てる。」
出雲「万屋?そんなもの、どこらへんにでもいるだろう?」
來未「それがねー、ちょっと違うんだよね。」
紫陽花「違うって何が?」
和美「話を聞いたらその万屋の名前が……万屋ムロマチ。」
修哉「!(ムロマチ?)」
理夏「ムロマチって言えば最近急成長を続けている。あれか?」
來未「正解。」
修哉「それは本当か?」
修哉が真剣な顔をする
和美「う、うん。」
修哉「よし、分かった。お前ら、そのムロマチが来たら俺はちょっとトランプの修行しに行ったと伝えてくれ。」
そう言うと修哉はロッカーの中に隠れた
出雲「え?」
理夏「どこに隠れてんだ!」
屡琉「(体、柔らかい?)」
外
女性A「見て!あの人達、ムロマチじゃない!?」
女性B「嘘ー?あのムロマチ?」
男性A「(おいおい、名高いムロマチ様がなんでこんなところに?)」
男性B「スゲー。」
見るとそこには拳銃を持った、中々の男前と20代後半の男と60歳過ぎの老人とお人形さんみたいな美少女が歩いていた
謎のリーダー「あらら、何か目立っちゃったな。」
謎の男A「そりゃー、これで目立たない方がおかしいだろう。」
謎のリーダー「そうだね。……おっ、ついたついた。」
万屋センゴク前
謎の男A「なんだ、ここ?」
謎の老人「ホー、中々、風流がありますね。」
謎のリーダー「(さすが、サナだ。)ちょっと待って……。」
リーダーの裾を幼い少女が掴む
謎の女A「……行くな。」
リーダーは苦笑いをした
謎のリーダー「姫さん。ちょっとだけ……。」
謎の女A「なら、アタシも行く。」
謎のリーダー「それはちょっと……。」
謎の女A「いや。」
謎のリーダー「後で飴ちゃん、買ってあげるから。」
謎の女A「子ども扱いすんな!」
謎の男A「おい、あんたら。」
謎の老人「お嬢様。」
2人が説得を試みるが……
謎の女A「うるさい!」
聞き耳持たず
謎のリーダー「姫さん!」
謎の女A「!」
リーダーは険しい顔をしたが……すぐに笑った
謎のリーダー「ね?」
謎の女A「う、うん。」
承知した
謎の男A「(でた、リーダーの奥義。)」
謎のリーダー「じゃ、行ってくる。」
謎の老人「行ってらっしゃいませ。」
ピンポーン
リーダーが玄関のスイッチを押した
謎のリーダー「お邪魔しますよ。」
出雲「来た!」
紫陽花「フォーメーションT!」
網、発射!
謎のリーダー「何!?」
出雲「おとなしくしろ。」
屡琉「確保。」
謎のリーダー「えええ?ちょなんスっか?」
軽く混乱状態
出雲「よし、ゆっくりおろせ。」
來未「オーライ、オーライ。」
おろした
謎のリーダー「はぁ、はぁ。」
理夏「お前ら、何がやりたかったんだ?」
出雲と來未と屡琉と紫陽花「遊び!」
和美「あんた達。」
和美が黒い笑顔を見せた
出雲「はい!」
紫陽花「それで依頼は!?」
屡琉「(調子に乗りすぎた。)」
來未「……。」
理夏「(怖い。)」
謎のリーダー「(何か、変な万屋だな。)……あれ?」
謎のリーダーが周りを見渡した
理夏「どうかされました?」
謎のリーダー「あっ……いや、確かここって聞いてきたんだけど……。」
和美「聞いてきたって……何を?」
謎のリーダー「いや、ここに真田修哉がいるって。」
センゴクメンバー「!?」
出雲「い、いや、知らねぇぞ!俺達はリーダーの事、知らねぇぞ!」
紫陽花「そ、そうよ!ま、まさか、そこのロッカーに隠れているなんて!」
來未「死んでも言えないな。」
全員「……。」
修哉「……ちょっと!喋った後にその空気なに!?え!?俺が悪いの!?」
ロッカーから変な形になって出てきたセンゴクのリーダー
全員「(縦長?)」
修哉「……ちっ。バレたか。」
謎のリーダー「何やってんだよ。」
修哉「かくれんぼ。」
謎のリーダー「……え。」
出雲「おい、なんか、会話が成立しているぞ。」
和美「……。」
和美が何かを考えた
和美「(あの、顔どこかで……。)」
謎のリーダー「それにしても……。」
謎のリーダーが改めて修哉の顔を見つめる
謎のリーダー「久しぶりだな。サナ。」
修哉「お前は……。」
修哉がちょっと嫌な顔をする
出雲「なんだ、リーダー知ってたのか?」
修哉「あぁ。忘れもしねぇよ。こいつは……こいつの名は足利育斗。」
和美「(!思い出した。この人……。)」
修哉「万屋ムロマチのリーダー。……そして万屋ヤマタイコクの1人だ!」
全員「!?」
万屋ヤマタイコク!?