複雑・ファジー小説
- Re: 自分の時代 人の時代『キュウセッキ編。』 ( No.152 )
- 日時: 2013/09/30 14:18
- 名前: 夜幽 (ID: x/gr.YmB)
第65話
「万屋キュウセッキの歴史!」
今から数年前
その昔、キュウセッキは日本でも強い方の万屋だった
だが、1つの万屋によって壊滅させられてしまう
8月
キュウセッキ兵「ぐわ!」
サーペルト「!だ、誰だ!?貴様!?」
修哉「俺は万屋ヤマタイコクの1人!真田修哉!義によって万屋ヘイセイの助太刀に参った!タートル・サーペルト!覚悟!」
サーペルト「ほざけー!」
修哉「うおー!」
万屋ヤマタイコクは当時の幹部である、『ムーン・ルナ』、『ソイル』、『メタル・ケール』、『ブレイズ・フレイム』を倒し、リーダーである、『タートル・サーペルト』を討ち取るなど快挙を成し遂げた
しかし、その一方で万屋キュウセッキは崩壊せざるを得なかった
その憎しみと怒りはいまだ消えていない
戻って
サーペルト「(……嫌なこと思い出しちまった。)」
サーペルトが空を見上げる
サーペルト「(あいつらさえいなければ……天下は俺が握っていたのに。)」
千佐都「……。」
サーペルト達は千佐都を連れてヘイセイ特別闘技場に向かっていた
千佐都「ハァ、ハァ。」
血だらけの体の千佐都は既に虫の息にあった
国民A「(お、王妃。)」
国民達はそれを黙って見守ることしか出来なかった
だが、中には……
国民A「お、お願いします!王妃様の命だけは見逃してください!」
子供A「お願いだよ!」
サーペルトに必死に懇願する勇気ある国民もいた
サーペルト「……どけ。」
しかし、そんな国民達の願いもサーペルトは退ける
国民C「っ。もう……終わりなの?」
子供B「うわーん。」
サーペルト「(うるさい奴らだ。)」
泣き叫ぶ者、失意のどん底にいる者
様々な人がいた
謎の女性「……。」
そんな中、千佐都とサーペルトを見つめる1人の女性がいた
謎の女性「凄い出血量。思った以上に深刻ね。(……一応、出かけるとは桔梗には伝えておいたけど……大丈夫かな。)」
そしてヘイセイ特別闘技場
サーペルト「(ほぉー。)」
★ヘイセイ特別闘技場★
広さは普通の闘技場と比べるとかなりの広さを誇る
プロレスや射撃など色んな方法でバトルが出来る
サーペルト「……。」
サーペルトがヘイセイ特別闘技場に入る
キュウセッキメンバー「!」
そこには既に集まっているメンバーがいた
ルナ「来たわね。」
フレイム「お疲れさん。」
シー「もうー!長ー。遅いよー。」
ケール「そんなにリーダーを焦らせるな。」
ヘヴン「……。」
ソイル「……。」
サーペルト「全員いるな。……後はヘイセイの奴らが来るのを待つだけか。おい。フレイム。」
サーペルトがフレイムを呼ぶ
フレイム「!」
サーペルト「兵の方は集まったのか。」
フレイム「あぁ。準備万端だよ。いつでも兵を動かせる。」
サーペルト「そうか。」
サーペルトが中央に立つ。
サーペルト「シー。」
シー「はいはい。」
シーがどこからかギロチンを出してきた
シー「いつでも死刑執行、出来るよー。」
フレイム「えーっ。ここは焼こうよ。」
フレイムが恐ろしいことを言う。
サーペルト「どっちでもいい。さて……。」
サーペルトが時計を見る
サーペルト「時間がまだあるか。」
ルナ「それまでしばらくゆっくり出来るわね。」
キュウセッキ兵A「……。」
キュウセッキ兵が気を利かせて椅子を出す
サーペルト「……。」
サーペルトが椅子に腰掛ける
シー「よっと。」
どさくさに紛れてシーがサーペルトの膝に座る
サーペルト「おい。」
シー「たまにはいいでしょう?」
サーペルト「今日だけだぞ。」
シー「わーい!」
サーペルト「ふぅー。」
サーペルトが一息つく
フレイム「やっと一つ目の仕事が終わりそうだね。」
サーペルト「だが、油断はするな。幹部をしとめるまでが仕事だ。見張りは一応、置いておけ。」
フレイム「はいはい。分かってるよ。……それにしてもこの闘技場。凄い広いね。」
ケール「あぁ。私もこれ程、立派な闘技場は見たことない。」
シー「さすが、ケール先輩。いいセンスしてる。」
シーが親指をたてる
ケール「ふっ。」
サーペルト「フレイム。」
再度、フレイムを呼ぶサーペルト
フレイム「!何?」
サーペルト「他の万屋の状況は?」
フレイム「……心配しなくても大丈夫だよ。動く気配を見せてない。『ナラ』。『カマクラ』。『タイショウ』は勿論の事、日本政府もまだ。」
ルナ「軍の人は?」
フレイム「……あんまり、揃っていないんだって。ホント、まとまりないよねー。」
ルナ「……他の万屋は?」
フレイム「注意するとなると……エド。」
サーペルト「徳川。」
フレイム「後はシンセングミ。」
サーペルト「なる程。」
フレイム「後は……あ、レンゴウ!」
サーペルト「!厄介な奴が出てきたな……。」
フレイム「僕、レンゴウ。嫌いなんだよね。」
★レンゴウ★
日本の影の支配者
万屋の中でもヤマタイコクと並ぶ伝説級の万屋。10年の1人の天才。及び、鬼才の集まり
その強さはヤマタイコクと遜色がない
7人の男女とその上には指導者?がいるらしい
(詳しいことはまだ、秘密。出番は当分先)
作者のお気に入り万屋の1つ
フレイム「それに邪馬台……。」
フレイムが何かを言おうとしたその時!
ドン!
キュウセッキメンバー「!」
物凄い爆発音が鳴り響いた!
サーペルト「……どうやら来たようだな。」
救世主、現る!?