複雑・ファジー小説
- Re: 自分の時代 人の時代『キュウセッキ編。助っ人登場!』 ( No.160 )
- 日時: 2013/09/30 14:13
- 名前: 夜幽 (ID: x/gr.YmB)
第71話
「白馬に乗った助っ人!」
キュウセッキ兵A「……。」
キュウセッキ兵の生き残りが闘技場の中に入ってくる
キュウセッキ兵A「ひ、ひー。」
キュウセッキ兵は今まで見たことがないくらい怯えていた
キュウセッキ隊長A「な、何だ!?おい!何があ……!?(闘技場に馬?)」
そこにやって来たのは大きな白馬に乗った、2人の男女とお供?の3人組
5人の男女「……。」
サーペルト「!」
キュウセッキ隊長B「!?(あ、あの白馬に乗っている、男は坂本!?それに足利……伊藤……豊臣……紅葉!?)」
鈴太朗「……。」
キュウセッキ兵B「な、何者だ!?貴様ら!?何しにここに!?」
鈴太朗が表から裏に切り替わる
裏鈴太朗「坂本鈴太朗。……貴様らに悲劇と死と残酷を与えに来た……。」
裏鈴太朗がかっこよく決める
育斗「(全部のセリフを持っていった!)」
圭一「(チクショー。カッケー。)」
焔「(裏。)」
桜「……。」
裏鈴太朗と桜が白馬から降りる
裏鈴太朗「千佐都先輩は俺に任せろ。お前達は幹部を頼む。兵士を少し脅かしてくる。」
圭一「裏……脅しで済むか?」
裏鈴太朗「さぁーな。」
裏鈴太朗が指をならす
キュウセッキ兵Y「うおー!」
兵士の1人が鈴太朗に切りかかる!
裏鈴太朗「ふっ!」
裏鈴太朗は真剣白羽取りをしてキュウセッキ兵Yの刀を折った!
キュウセッキ兵Y「!あ……か、刀が……。」
裏鈴太朗「……おい。隊長格はどいつだ?」
キュウセッキ隊長A「!」
巨大副隊長「待て。小僧。勝手に荒らしやがって。タダで済むと思うなよ?」
巨大副隊長が裏鈴太朗の前に立ち塞がる
裏鈴太朗「……。」
裏鈴太朗が巨大副隊長を見る
巨大副隊長「何だ?」
裏鈴太朗「……四流は下がってろ。」
巨大副隊長「!?このクソガキがー!」
巨大副隊長が襲いかかる!
裏鈴太朗「……。」
裏鈴太朗は無言のまま殴る!
巨大副隊長「!?」
巨大副隊長の拳を粉砕する!
巨大副隊長「ギャー!?」
キュウセッキ兵X「き、巨大副隊長が一撃で……。」
サーペルト「!(やはり、生半可な隊長達じゃダメだったか……。)幹部!」
サーペルトが幹部を動かそうとする!
桜「!(させないわよ!)」
育斗「焔。」
焔「あぁ。」
焔が煙幕弾を投げる
フレイム「(目くらましか……。)甘いよ。」
フレイム達、幹部がいち早く動く
だが!
圭一「……。」
圭一が音も無く幹部達を斬る
その速さは愛理とソイルを上回っていた!
サーペルト「(甘い。)」
しかし、サーペルトだけは的確によけていた
ところが!
圭一「オラっ!」
サーペルト「っ!」
圭一がサーペルトを受け止める!
圭一「愚か者共が……自分の力を過信しすぎなんだよ。亀野郎。」
サーペルト「……エロ餓鬼が!」
育斗「部下の方も相当酷いね。任務もまともに遂行できないなんて。」
キュウセッキ幹部達「!」
焔「昔の方が強かったな。」
桜「……。」
フレイム「(こんな事なら幹部の誰かに王妃を見張らせておけばよかった。……クソー。胸糞悪い。)」
シー「(油断してた。)」
圭一「亀は防御力は高いが……足は遅かったな。」
サーペルト「ぐっ。」
サーペルトは苦々しい顔をする
キュウセッキ兵隊長Z「か、幹部様達が……。」
裏鈴太朗「……。」
今度は巨大体長が裏鈴太朗の前に立ち塞がる!
巨大隊長「……なる程。噂は確かのようだな。だが、時代は変わった。ハァー!」
巨大隊長が力をためる!
キュウセッキ兵隊長Z「!(本気だ。)」
巨大隊長「俺を副隊長と同じと思おうなよ!……トルネード!」
巨大隊長が大きな体を活かして突進してくる!
巨大隊長「うおー!」
裏鈴太朗「……。」
しかし、裏鈴太朗はうまくよける
巨大隊長「!」
巨大隊長の攻撃はかすりもしなかった
裏鈴太朗「ちゃんと狙え。」
裏鈴太朗が挑発する
巨大隊長「面白い。二度とその口、利けなくしてくれる!……トルネード!」
さっきより速い突進!
裏鈴太朗「……。」
巨大隊長「!?」
裏鈴太朗が巨大隊長の体をいとも簡単に受け止める
裏鈴太朗「体だけに頼るな。」
……更に持ち上げた!
巨大隊長「ゲッ!?」
巨大隊長は混乱していた
まさか、自分の攻撃が効かない人間がキュウセッキの幹部以外にいるなんて思ってもみなかったからだ
裏鈴太朗「……果てろ。」
裏鈴太朗が巨大隊長を連続で殴る!
ケール「!」
裏鈴太朗の重い拳が決まる!
巨大隊長「!?」
その衝撃で全身の骨が砕け散った!
巨大隊長「が、が……あ、あんたは……い、いったい?」
巨大隊長が弱々しい声で裏鈴太朗に問う
裏鈴太朗「……ただの格闘家……もしくは……んーだ。」
あ、最後の方は思いつかなかったらしい
キュウセッキ兵W「た、隊長まで……。」
唖然
裏鈴太朗「……。」
裏鈴太朗が千佐都達に近づく
千佐都「り……鈴太朗。」
奈美「……。」
裏鈴太朗「んー。」
不意に裏が表に切り替わる
鈴太朗「んー。助けに来たよー。!ナミー。会いたかったよー。」
その表情はさっきまでの険しい表情ではなかった
優しく穏やかな顔だった
千佐都「(あれ?……やっぱり、鈴太朗は鈴太朗ね。)」
奈美(……可愛い///)う、うん///」
拓哉「……。」
一方の主人公
修哉「……ありがてぇな……でも、それにしても派手にやりすぎだ。」
修哉が笑みを浮かべる
鈴太朗「んー。覚悟のない者が……。」
圭一「俺ら元万屋ヤマタイコクに……。」
焔「喧嘩を売るんじゃ……。」
桜「ないわよ!」
育斗「(セリフ、取られた!)」
心強い助っ人!