複雑・ファジー小説
- Re: 自分の時代 人の時代『キュウセッキ編。宣戦布告!』 ( No.161 )
- 日時: 2013/09/30 14:12
- 名前: 夜幽 (ID: x/gr.YmB)
第72話
「宣戦布告!」
育斗と焔と圭一と鈴太朗と桜「……。」
キュウセッキ幹部達「……。」
鈴太朗達は幹部そっちのけで修哉達に近づく
センゴクメンバー「……。」
鈴太朗「んー。お久ー。」
圭一「よーっ。センゴクの諸君。」
育斗「こんにちは。」
焔「……。」
桜「修哉。」
修哉「それにしても……お前らどうして?」
修哉は軽く混乱していた
育斗「そりゃー、どこかの亀さんがあんだけTVで馬鹿なこと宣言したら……。」
焔「誰だって気づくだろう。」
圭一「俺らですら気づいんたんだぞ。」
鈴太朗「んー。でも、リーダーと副リーダーは……。」
修哉「!連絡取れなかったのか?」
鈴太朗「二人共、遊……仕事だって。」
修哉「おい!」
出雲「……。」
修哉「でも、本当に助かった……救援、感謝する。」
修哉が桜達に握手を求める
桜「修。その前に『あれ』やるわよ。」
修哉「えっ?」
桜が構える
桜「私の魅力であんた達をメロメロにしてあげるわ!ヤマタイコクピンク!」
桜がウィンクをする
修哉「!」
圭一「バカ言え!俺のエロかっこいい姿で酔わせてやるよ。ヤマタイコクブルー!」
圭一が親指をたてる
ソイル「!」
育斗「いやー、久しぶりだな。戦隊。昔はリーダーがノリノリで俺達、断れきれなかったけ……(あれ?今は?)……ヤマタイコクイエロー!」
育斗がピースサインをする
ルナ「!」
焔「言っておくがこれはあくまで一時的な同盟だ。後、俺とこいつらを同類にするなよ。……ヤ、ヤマタイコク……グリーン!」
焔が下を向く
フレイム「!」
鈴太朗「んー。とりあえず、頑張る。……ヤマタイコク……紫?」
鈴太朗が荒ぶるタカのポーズをとる
ケール「!」
修哉「(え?俺もこれ、やる流れ?)……こんにちは!皆様の依頼!確かに承りました!ヤマタイコクブラック!」
修哉がさりげなく決める!
サーペルト「!」
圭一「都合によりレッドとホワイトは休みだ!6人揃って!」
育斗「万屋戦隊!」
修哉「ヤマタイコク!」
ポーズを決める!
全員「……。」
圭一「もう一回!」
修哉「え!?」
TAKE2
焔「もういい!」
焔が突っ込む!
和美「(何コレ?)」
圭一「(もうちょっとフォームを変えたほうがいいか……。)でも……やっぱりあれだな。」
育斗「うん。リーダーと副リーダーがいないと盛り上がらない。」
鈴太朗「んー。会いたいよー。」
ヤマタイコクメンバーがちょっとだけ落ち込む
桜「ちょ……。」
一方のキュウセッキ
キュウセッキ兵R「む、無理だ。」
キュウセッキ兵の大半が怯えている
キュウセッキ兵S「勝てるわけねぇよ!元万屋ヤマタイコクのメンバーが五人もいるんだぞ!?」
真田!足利!伊藤!豊臣!坂本!
キュウセッキ兵T「『人の希望』だぞ!」
サーペルト「……黙れ!」
サーペルトが一喝する!
キュウセッキ兵達「!?」
まさしく鶴の一声!
サーペルト「お前らガキ相手に何、ビビってやがる。」
フレイム「……焦る事はないよ。リーダーと副リーダーはいない。」
修哉「へー、じゃー、リーダーと副リーダーがいたら焦ったんだ。それは残念。」
サーペルト「!相変わらず、口がへらんな。」
ルナ「あぁー。育斗ー。会いたかったわ。」
育斗「どうも。」
フレイム「久しぶりだね。ヘボ糞医者。焔先輩。」
焔「口が減らんな。フレイム。」
ソイル「……豊臣圭一……潰す。」
圭一「相変わらず、物騒だな。」
ケール「この日をどれ程、待ちわびたか!」
鈴太朗「?」
キュウセッキの幹部達がヤマタイコクメンバーを睨む
育斗「(相変わらず、感じ悪いな。……あ、挨拶が遅れた。)真綾先輩。お久しぶりです。」
真綾「はい///」
育斗の名前を呼ばれて顔を真っ赤に染める、真綾
焔「ご無沙汰しています。ライム先輩。」
ライム「こ、こちらこそ///」
焔に名前を呼ばれて顔を真っ赤に染め下を向く、ライム
圭一「愛理師匠!元気でしたか!?」
愛理「……普通///」
圭一に名前を呼ばれて顔を真っ赤に染め横を向く、愛理
鈴太朗「んー。ナミー先輩」
奈美「んー///」
奈美は鈴太朗に名前を呼ばれて顔こそは真っ赤に染めていなかったがどこか嬉しそうだ
修哉「千佐都先輩……後、拓。久々。」
千佐都「えぇ///会いたかったわ///」
拓哉「……元気そうでなによりだ。」
千佐都が笑顔を見せる
拓哉は複雑な笑みを浮かべていた
フレイム「……うざっ。」
シー「鬱陶しいね。」
僧侶コンビがそれを軽蔑の目で見る
サーペルト「……それにしてもよく来たな。いや、正確には罠にはまったな。クソ侍共が。」
修哉「俺がクソ侍ならお前はクソ亀だな。」
サーペルト「来ると信じていた。千佐都王妃が大好きなお前の事だ。一目散に来るだろうと。」
修哉「あぁ。」
サーペルト「だが、残念。ここまではシナリオ通りだ。」
圭一「そのシナリオが今までうまくいった試しがあるか?」
サーペルト「減らず口を叩けるのも今だけ。……ルナ!」
サーペルトがルナを呼ぶ!
ルナ「!」
サーペルト「招き入れろ!」
ルナ「はい!……ピーッ!」
ルナが口笛を鳴らす
焔「?……!」
焔が空を見上げると上空には数十台のヘリコプターが……
育斗「い、いつの間に!?」
謎の男達A「キャッハー!」
そのヘリコプターから人が!
圭一「……!(この土)」
圭一がふと土を見ると
謎の男達B「キャッハー!」
土の中から人が!
桜「……!?」
そして闘技場の外からも人が!
謎の男達C「キャッハー!」
鈴太朗「んー?」
様々な武器を持った人達がやって来た!
修哉「タートル。こいつらは……。」
サーペルト「ふっ。驚いたか?……こいつらは日本の囚人達だ!」
修哉「!何!?」
圭一「てめー。どうやって?」
フレイム「ベーっ。教えないよ。」
焔「……。」
サーペルト「俺はこいつらを従え、この日の為だけに無法者をここに集めた!」
全員「!?」
育斗「……イト。敵は何人?」
焔「……ざっと見積もって20万人だ。」
圭一「うわー。メンド。帰ってギャルゲーしてぇ。……俺がやるからお前らは他の奴らの治療してろ。」
鈴太朗「んー。……殺る。」
桜「全く……日本政府も何、やってんだか……。」
サーペルト「真田修哉!そしてヤマタイコクとセンゴク!見たか!これが俺の戦力だ!俺はこの力を持って世界をこの世を手に入れる!そして巫女とヘイセイもだ!」
修哉「!」
サーペルトが『巫女』と言うフレーズを言った瞬間、修哉の目付きが変わった
育斗「!(地雷踏んだ。)」
焔「(あの目!)」
圭一「(あの亀……大馬鹿者だな。)」
鈴太朗「……。」
修哉「クックックッ。」
修哉が不気味な笑い声をあげる
和美「し、修?」
修哉「!……ごめん。」
だが、すぐに正気を取り戻す
修哉「(危ない、危ない。だが……。)」
修哉が一歩前に出る
圭一「!おい。」
圭一が修哉を止める
修哉「大丈夫……ただ、ちょっと本気で行かせてもらう……。」
修哉が愛刀の紅葉と桜を取り出す
修哉「……山吹直伝!」
鈴太朗「!」
修哉が構える!
修哉「二刀流……残波ー!」
全員「!?」
修哉が見たことない技で敵を斬る!
その強さ!神の如し!
一気に無法者が倒れる!
修哉「……フゥー。」
育斗「……。」
修哉が刀を鞘に収める
一部始終を見ていたキュウセッキの幹部達も驚きを隠せない
サーペルト「……ほぉ。」
ルナ「!」
フレイム「ちっ。」
シー「(ムカツク。)」
ソイル「……。」
アース「っ。」
ケール「(何だ、あの力は……。)」
ヘヴン「!?」
桜「!あれは!」
鈴太朗「(ブキーの技。)やっぱり、シューは強いな。」
圭一「まー、真田修哉だからな。」
修哉がサーペルトを睨みつける!
修哉「……サーペルト。これだけははっきり言っておく。お前がどんな力や世界を手に入れようが自由だ。だが、千佐都や巫女の命まではやれねぇ!」
サーペルト「!」
修哉「お前らじゃ俺達には勝てねぇ!それでもやるって言うなら相手になってやるよ!来い!」
守り抜け!