複雑・ファジー小説

Re: 自分の時代 人の時代『キュウセッキ編。』 ( No.162 )
日時: 2013/09/30 14:11
名前: 夜幽 (ID: x/gr.YmB)

第73話
「戦!」

出雲「戦の始まりだ!」

全員が武器を構える!

圭一「ファー。どうする?」

鈴太朗「ボチボチ。」

圭一と鈴太朗は目が死んでいた

育斗「うわー。あの2人、やる気ない。」

桜「圭一。鈴……。」

焔「問題ない。やってくれるはずだ。」

理夏「さて、少しは俺もいいところ見せないとな。」

和美「……。」

來未「よし。」

紫陽花「頑張るよー!」

屡琉「オーっ。」

ヘヴン「お前ら分かっていると思うが油断はするな。仮にも伝説だ」

シー「みんなー。やっちゃってー。」

圭一「……えーっと俺、3人ぐらい倒すわ。」

鈴太朗「んー。じゃー、俺、2人。」

育斗「えーっ!ちょっとトヨ、サカ。頑張って。」

ソイル「……。」

修哉「……焔。」

焔「あぁ。分かっている。」

焔が作戦を考え出す

サーペルト「……先手はもらうぞ。鉄槌!」

サーペルトが修哉に向かって鉄球を放つ!

修哉「!」

それを焔が止める

焔「亀。少し黙れ。今、忙しいんだ。」

焔が自分の武器、(新品)ハンマーで止める

サーペルト「ちっ。」

修哉「(新品、買えたんだ。)」

フレイム「相変わらず、頭だけじゃなく力も強いね。」

焔「作戦としてはまず、初めに後方から様子見だ。」

フレイムの言葉をスルーする焔

焔「その後は……。」

焔が作戦を立てようとするが……。

圭一「後方なんてまどろっこしい。」

裏鈴太朗「攻めないとつまんねぇだろ?」

圭一と裏鈴太朗、復活

修哉「おい。お前らさっきまでやる気なかったのに……。」

圭一「気が変わったんだよ。」

裏鈴太朗「人格が変わったんだよ。」

馬鹿2人が構える

圭一「おい。ちょっと待て。俺を鈴太朗と一緒にするな。」

裏鈴太朗「俺もその意見には賛成だ。こいつと一緒にするな。俺はそこまで馬鹿じゃない。」

圭一と裏鈴太朗「……あん?」

圭一と裏鈴太朗が睨み合う

圭一「てめー、言わせておけば……そう言えばまだ、どっちが上か決めてなかったな。」

裏鈴太朗「ちょうどいい。準備運動にはなるか。」

圭一と裏鈴太朗が指を鳴らす

育斗「ちょっと!2人ともー!戦う相手、間違ってるよー!」

桜「敵!向こう!」

修哉「アホだ……。」

出雲「修哉。このタイミングで聞くことじゃねぇけど……あの2人って仲、悪いのか?」

修哉「まぁー、ヤマタイコクのナンバー2とナンバー3だからな。それに戦い好きだし。でも、加減はすると思……。」

圭一と裏鈴太朗「ふん!」

全員「……。」

圭一と裏鈴太朗が本気でぶつかり合う!
小細工なしの真っ向勝負!

來未「リーダー?」

修哉「……馬鹿じゃないんだよ。アホなんだよ。」

圭一「剣技か格闘。どっちが相応しいか。」

裏鈴太郎「結果は見えてるぞ。」

キュウセッキ兵A「馬鹿が!隙だらけだぞ!」

隙を付いて数百の兵士が圭一と裏鈴太朗に迫る!

圭一「!裏。」

裏鈴太朗「!あぁ。」

圭一と裏鈴太朗がキュウセッキ兵Aの攻撃をよける!

圭一「技……。」

圭一がサバイバルナイフを構える!

裏鈴太朗「!」

裏鈴太朗も構える

圭一と裏鈴太朗「100連!」

小さな龍巻が吹き荒れる!

キュウセッキ兵A「!?」

圭一と裏鈴太朗「イザナギドリーム!」

圭一と裏鈴太朗が合体技を決める!

その衝撃でキュウセッキ兵、数百人が吹き飛ぶ!

修哉「……。」

圭一「ご苦労。」

裏鈴太朗「おう。」

圭一と裏鈴太朗が拳を合わせる

紫陽花「修ちゃん。」

修哉「うん。何にも言えねぇ。」

出雲「(改めて見ると強いな。)」

キュウセッキ兵B「よそ見をするな!」

キュウセッキ兵Bが出雲に攻撃!

出雲「よっ。」

うまくかわし、槍で突く

キュウセッキ兵B「この野郎!」

キュウセッキ兵Bが再度、攻撃を仕掛けようとするが……

出雲「理夏。」

理夏「はいよ。」

理夏が後ろからキュウセッキ兵を蹴り上げる!

出雲「ナイス。」

理夏「……。」

出雲と理夏の連携攻撃を決まる

紫陽花「……よーし!私達も合体技!行くよ!」

紫陽花が來未に突撃する!

來未「(え……ちょっと……むちゃぶりはやめてくれー!)はいよ!」

『え……ちょっと……むちゃぶりはやめてくれー!』と、心の中では文句を言いつつもちゃんと対応する、來未

來未が紫陽花を持ち上げる!

紫陽花「どうぞ!」

來未「……そら!」

來未が紫陽花を高く飛ばす!

來未「レイン!」

紫陽花「アロー!」

紫陽花が上空で無数の矢を放つ!

キュウセッキ兵C「!(速い!)」

上空から放たれる、矢は雨の様に降り注いだ!

和美と屡琉「……。」

キュウセッキ兵D「後ろががら空きだぜ!」

キュウセッキ兵Dが後ろから和美を襲う!

和美「七咲。」

和美が体勢を変えてキュウセッキ兵の攻撃をかわし、
薙刀で斬る!

キュウセッキ兵D「ギャー。」

屡琉「……。」

屡琉が素早く、キュウセッキ兵達にお札を貼っていく

キュウセッキ兵達「!?」

屡琉「……凍って。」

キュウセッキ兵達を凍らせる!

桜「胡蝶!」

キュウセッキ隊長「グワ!?」

桜がリズムに合わせてキュウセッキ隊長を斬っていく!

圭一「!やるじゃん。俺も負けてられねぇな。」

圭一が構える

キュウセッキ兵E「!」

圭一「極道……天照!」

高速の刃でキュウセッキ兵を斬る!

ソイル「……。」

圭一「どうした?終わりか?」

出雲「!(前に戦ったときもそうだが……威力も素早さもレベルが違う。)」

和美「(洗練された技の数々。)」

鈴太朗「んー。スゴー。」

鈴太朗はいつの間にか裏から表に戻っていた

キュウセッキ兵F「コノヤロウ!」

キュウセッキ兵Fが殴りかかる!

鈴太朗「んー。」

鈴太朗がよける

キュウセッキ兵F「!」

鈴太朗「切り返しが……風体!」

鈴太朗が飛膝蹴りを決める!

ケール「……。」

鈴太朗「んー。」

理夏「!(マジかよ。パンチ力だけじゃなくてキック力も桁違いだ。)」

來未「(しかもカウンター技が的確に決まっている!)」

これが馬鹿の力!