複雑・ファジー小説
- Re: 自分の時代 人の時代『キュウセッキ編。喧嘩上等!』 ( No.166 )
- 日時: 2013/09/30 14:07
- 名前: 夜幽 (ID: x/gr.YmB)
第77話
「喧嘩上等!」
修哉「……幹部は全部で七人。さて、どうする?」
修哉が仲間達を見る
修哉「ちなみに俺としてはキュウセッキの親玉をぶっ飛ばしたい。だから、お前らにこいつらは任せる。」
サーペルト「!」
育斗「別にいいよ。その代わり、女王は俺の獲物ッスよ。」
育斗が再度、銃を構える
ルナ「!」
焔「戦いたくはないが……あのチビ僧侶の事は任せろ。俺がケジメをつける。」
焔が強くハンマーを握りしめる
フレイム「!」
圭一「刀事、叩き潰してやるよ。」
圭一が余裕の表情を見せる
ソイル「!」
鈴太朗「んー。負けない。」
鈴太朗が腕を振る
ケール「!」
修哉「でも……お前達を合わせて4人……敵は7人。4対7か……よし、散れ。」
育斗と焔と圭一と鈴太朗「おい!」
修哉「嘘だよ。焔、圭一、鈴太朗。とりあえず、一緒に戦いたい、相棒を選べ。」
育斗「え?俺は?」
修哉「お前は女王、1人だけだからいいだろ。」
育斗「えーっ。」
焔と圭一と鈴太朗「……。」
焔と圭一と鈴太朗がひと通り見る
焔「……本多紫陽花。」
焔が紫陽花を指名する
紫陽花「!えー。私?意外ー。」
焔「お前の実力なら大丈夫だ。奏を追い詰めた程だからな。」
紫陽花「……なるほど。」
焔(どこか奏に似ているところがあるな。)行けるか?」
紫陽花「はーい!」
シー「……。」
圭一「俺は……。」
圭一がサバイバルナイフを振る
圭一「……桜。久々に組もうや。」
桜を指名する
桜「!へー。どういう風の吹き回し?」
圭一「気まぐれだな。」
桜「!あんたらしいわね。」
アース「……。」
鈴太朗「んー。」
鈴太朗が回転する
鈴太朗「……。」
そして急に止まる
鈴太朗「……んー。クミー。」
鈴太朗が來未を指名する
來未「!よろしく。」
鈴太朗「よろー。」
來未「(何か、可愛い。)」
ヘヴン「……。」
修哉「決まったな。」
出雲「修。残った俺達はどうすればいい?」
修哉「そうだな。……いつまでも千佐都先輩や他の皆を危険に晒すわけにはいかない。ここは俺達に任せてお前達は千佐都先輩達と外に残っているヘイセイ兵の安否。そして国民の避難を頼む。」
理夏「了解。」
理夏が避難の準備をする
サーペルト「馬鹿か。二度もみすみす行かせると……。」
サーペルトの横を銃弾がかすれる
ルナ「!」
育斗「行かせねぇよ。」
育斗が黒い笑みでサーペルトを見る
修哉「(敵だと恐ろしいが味方だと頼もしすぎる。)お前の相手は俺らだろ?亀野郎。」
サーペルト「……真田。」
修哉とサーペルトが睨み合う
出雲「王妃様。大丈夫ですか?」
千佐都「え、えぇ。大丈夫よ。」
千佐都達が立ち上がる
和美「肩、貸します。」
屡琉「……。」
修哉「出雲。理夏。和美。屡琉。」
出雲と理夏と和美と屡琉「!」
修哉「千佐都先輩を頼む。何としてでも守り抜いてくれ。」
出雲「あぁ。心得た。だから、お前はタートルを倒せ。」
修哉「勿論だ。」
圭一「……よっと。」
圭一が一歩前に出る
ソイル「!」
※ここで解説入ります
鈴太朗「(んー。ご丁寧にありがとう。)」
キュウセッキ隊長「あいつが豊臣の圧倒的存在。豊臣圭一。昔、その実力を買われキュウセッキにスカウトされた男。」
キュウセッキ副隊長「マジか!?」
キュウセッキ隊長「でも、その話は圭一自ら断ったとか……。」
圭一「懐かしい。」
圭一が間に入る
キュウセッキ副隊長「何で断ったんだ?」
圭一「簡単な話だ。俺はあの時、スカウトされる際に女王にしてくれと言った。でも、それを断ったのはあんたらだ。」
修哉「でも、お前もまた、なんで女王を?」
圭一「あぁん?何で俺が兵士からのスタートなんだよ。せいぜい、騎士だろうが。」
修哉「……今にして思ったら何でお前がヤマタイコクに入ったのか分かんねぇ。」
圭一「まぁー、入らなくて正解だった。あんなクソ亀の仲間なんて死んでもゴメンだからな。」
ソイル「!」
ソイルが無数の剣で切りかかる!
修哉「イッ!?危な!」
圭一はそれを青龍刀で受け止めていた
圭一「……こんな、物騒な奴もいるしな。」
ソイル「……どこまでも口が減らないな。ただの騎士が。」
圭一「その騎士に昔、敗北した上に足にデカイ傷を付けられたのはどこのどいつだ?俺がただの騎士なら。てめーはただのなまくらじゃねぇか。」
ソイル「!アース。」
ソイルがアースの名前を呼ぶ
アース「!はい!」
ソイル「桜の事は好きにしろ。ただし、圭一には手を出すな。こいつは私の獲物だ。」
アース「!」
圭一「桜!」
圭一が桜の名前を呼ぶ
桜「!何!?」
圭一「アースの剣筋は俺も初めて見る。だかお前が勝てない相手じゃねぇ。お前はアースの方に集中しろ。こっちは俺に任せて。」
桜「分かった。」
圭一「!」
圭一がソイルを投げる!
ソイル「!」
圭一「へー。少しはパワーアップしてんだな。」
ソイル「!」
圭一「!」
ケールが鈴太朗の前に立つ
ケール「坂本。久しぶりだな。」
鈴太朗「んー。……お久。」
ケール「前の戦いの時は俺の完敗だったが今度はそうはいかん。お前を倒すことが私の一番の目的。覚悟しろ。」
鈴太朗「んー。」
フレイムが焔を見る
フレイム「さてさて……どう料理してあげようかな?火あぶり?それともみじん切り?」
焔「ふっ。お前は料理人じゃなくて医者だろうが……あ、医師免許、持ってたか?」
焔が挑発する
ルナと育斗「……。」
ルナと育斗は目で会話していた
ヤマタイコクとキュウセッキの因縁対決!