複雑・ファジー小説
- Re: 自分の時代 人の時代『金色に染まれ!』 ( No.172 )
- 日時: 2013/09/30 14:01
- 名前: 夜幽 (ID: x/gr.YmB)
第81話
「金色に染まれ!?」
紅葉桜VSアース
アース「四面!」
アースが桜を斬ろうとする!
桜「よっと。」
しかし、桜は綺麗にアースの技をかわす
アース「!美々!」
アースが剣を持ち替える
アース「(こうなったら……先に大将首を……。)」
修哉「……!」
アースが狙いを桜から修哉に変える
桜「!修!」
桜が修哉をかばう!
アース「!」
剣が桜に刺さる!
桜「っあ!?」
修哉「!桜!」
アース「……やはり、庇いましたね。」
アースが哀れみの目を桜に向ける
桜「っ。」
アース「紅葉桜。昔は氷のように冷たい心を持っていた。それが一人の侍。真田修哉に出会って変わった。」
修哉「……。」
アース「全く。真田修哉と関わる人間は事あるごとに牙を抜かれる。もしくは変わってしまう。虹野千佐都。万屋ヘイセイ。万屋センゴクの面々。足利育斗。伊藤焔。豊臣圭一。坂本鈴太朗。ヤマタイコク副リーダー、そしてヤマタイコクリーダー。」
アースが修哉を見る
アース「何故、あなたはそれほど影響力があるんですか?」
修哉「……さぁな。」
修哉がトボけた表情で空を見上げる
修哉「でも、変えたのは俺じゃない。あいつら自身だ。」
アース「?」
修哉「俺はあいつらのそばにいただけだ。」
アース「……。」
修哉「と言ってもそれは昔の話で……今は……っ。」
修哉が言葉に詰まる。
桜「!(修。やっぱり、解散の理由には裏がある!)はぁー!」
桜がアースに斬りかかる!
アース「!」
ギリギリ受け止める!
桜「牙を抜かれた?……確かにそうかもね!」
アース「!?」
桜がアースを蹴る!
アース「……。」
桜「でも、残念。今の私に牙なんて必要ない。」
桜がアースを挑発する
アース「……。」
本多紫陽花VSオーシャン・シー
紫陽花「(……厄介な。)」
紫陽花は毒により依然として動けないでいた
シー「ふん。」
シーがたくさんのメスを取り出す
紫陽花「(……どこに入っているんだろ?)」
シー「ダーツ。」
シーがメスを1本、投げる!
紫陽花「!」
紫陽花の足に突き刺さる!
紫陽花「(いた!)」
シー「ビンゴー。次は心臓を狙うよー。」
シーが大量のメスを持つ
紫陽花「(……大ピンチ。)」
紫陽花が冷や汗をかく
シー「バイバイ。」
シーが無数のメスを投げる!
紫陽花「(くっ!どうしょう……!足は動く!)っ!」
紫陽花がギリギリの所でかわす!
シー「!?(嘘……!私の毒が……いや、でも……。)」
シーが驚いた表情で紫陽花を見る
紫陽花「ハァ、ハァ。あ、危なかった……死ぬかと思った!(体の痺れが無くなった?)」
紫陽花が体を振り回す
紫陽花「!(か、体が動く。)」
シー「!?(そんな、薬も使っていないのにどうして……。)」
シーが更に驚く
だが、すぐに持ち直す
シー「……初めてだよ。私の毒から脱出できたのは……(効力があまりなかった?)」
紫陽花「あ、そうなんだ。」
シー「……ポイズン。」
再度、メスを投げる!
紫陽花「!毒。」
今度はうまく避ける
シー「(馬鹿じゃないみたいね。)どうやら、あなたには毒とかそんな小細工は通じないみたいだね。」
シーがメス以外に飛び道具を取り出す
紫陽花「(四次元ポケット?)」
シー「行くよー。」
シーが色んなものを投げる
紫陽花「!負けないよー!」
紫陽花が矢を放つ!
シーと紫陽花「……。」
足利育斗VSムーン・ルナ
勢いづいた育斗が更に攻撃を仕掛ける!
育斗「(よし!)フリーセル!」
連続攻撃を仕掛ける!
ルナ「月見!」
育斗「!」
しかし、育斗の攻撃は防御された
ルナ「ムーン!」
育斗「!」
逆に拳銃で攻撃されてしまう!
育斗「(危な!)」
育斗は間一髪のところで避ける
育斗「(……ムーン・ルナ。)」
ルナ「……私に小細工は通用しないわ。」
ルナの顔は先程とはうって変わって真剣そのもの
差し詰め、獲物を狩る狼
ルナ「さぁ、殺りましょうか?」
育斗「……はい。」
坂本鈴太朗VSメタル・ケール
リング上ではダウンしたケールと息を荒くした鈴太朗がいた
鈴太朗「……はぁ、はぁ。」
ケール「……。」
ケールが無言のまま立ち上がる
鈴太朗「!」
ヘヴン「!ケール。」
ケールの目付きが変わる
ケール「……坂本鈴太朗……。」
ケールが鈴太朗の名前を呼ぶ
ケール「(また、随分と強くなった……やはり、綺麗事では奴には勝てない……。)ヘヴン。」
ケールがヘヴンを呼び寄せる
ヘヴン「!」
ケール「俺の予定としては坂本。武田。両方を殺るつもりだったんだが……ヘヴン。すまないが武田の虎は任せた。俺は死ぬ気で鈴太朗を殺す。」
ヘヴン「あぁ。分かった。」
ケールが拳を鳴らす
ケール「坂本。」
鈴太朗「んー?」
ケール「俺と戦ったことのあるお前なら知っているだろう?俺の性格、そして戦い方を……。」
鈴太朗「んー……(!まさか。)」
ケール「……リミッター解除だ。」
ケールが服を破る!
すると中から黄金色の服が!
來未「!(何を企んでいる!?)」
ケール「うおー!」
ケールが叫ぶ!
ヘヴン「ケールよ!金色に染まれ!」
鈴太朗「!」
來未「(金色!?)」
全員「!?」
その言葉の真意とは!?