複雑・ファジー小説

Re: 自分の時代 人の時代『サーペルト玄武、降臨!』 ( No.180 )
日時: 2013/09/30 13:53
名前: 夜幽 (ID: x/gr.YmB)

第88話
「サーペルト玄武、降臨!」

サーペルト「うわー!」

サーペルトの姿が変わっていく!

修哉「くーっ。な、何てパワーだ!」

サーペルト「ハーッ!」

サーペルトが玄武になる!

修哉「!」

サーペルト玄武「クハハ!真田!こうなってしまっては貴様に勝ち目はないぞ!」

修哉「!二刀流……。」

修哉の目つきが変わる

修哉「(こいつは本当に化物になっちまった。)……蜜姫!」

修哉がサーペルトの首を狙う!

修哉「(早く仕留めないと!)」

サーペルト玄武「……。」

サーペルト玄武が甲羅の中に入る!

修哉「!(え?)」

サーペルト玄武「北斗!」

サーペルト玄武がそのまま突進してくる!

修哉「!?」

修哉は何とかかわす!

サーペルト玄武「!まだだ!」

サーペルト玄武がジャンプする!

修哉「(何という身のこなし!亀でありながら……!)」

修哉もジャンプする

サーペルト玄武「うおー!」

修哉「ハァー!」

サーペルト玄武と修哉が交差する!

サーペルト玄武「飛影!」

修哉「無我夢中!」

果たして!?

サーペルト玄武「……。」

修哉「……!カッ。」

修哉が口から血を出す

來未「リーダー!」

サーペルト玄武「クハハ!防御は最大の武器。貴様の刀ではこの俺に傷1つ付けることはできんぞ!」

サーペルト玄武の言うとおり体には傷1つ付いていなかった

修哉「くっ。硬い。ゲホ。」

修哉が血を吐く

サーペルト玄武「次はこちらから行くぞ!」

サーペルト玄武がスピンする!

サーペルト玄武「高速の甲羅!」

修哉「!?(速い!)」

サーペルト玄武の甲羅が修哉の体を抉る!

修哉「グワ!?」

サーペルト玄武「……。」

焔「ダメだ。サーペルト玄武には生半可な攻撃は効かない!」

修哉「……。」

サーペルト玄武「地獄の鉄槌!」

サーペルト玄武の巨体が修哉を襲う!

修哉「しまっ!」

サーペルト玄武が修哉を押しつぶす!
ところが!

サーペルト玄武「ハハハ!……!?」

修哉「っー!」

修哉がサーペルト玄武の身体を二本の刀だけで持ち上げていた!

修哉「くーあー!」

サーペルト玄武「馬鹿な!?どこにそんな力が!?」

修哉「火事場の馬鹿力ー!」

そのままサーペルト玄武を投げ捨てる!

修哉「こ、こんなところでくたばったら色んな人に怒られるんだよ!」

サーペルト玄武「!」

修哉「(しかし、どうするか……仕方ない。戦法を変えるか。)」

修哉が紅葉と桜の持ち方を変える

サーペルト玄武「?」

修哉「二刀流……。」

修哉が構える

修哉「夜叉!」

サーペルト玄武「!」

修哉が素早く斬る

修哉「防御力はあるけど速さが足りねぇ!」

育斗「また、加速した!」

修哉「烏丸!」

更に連続で斬る!

サーペルト玄武「っー!」

サーペルト玄武が甲羅の中に入る!

修哉「あ、キタネー!(!待てよ!……そうだ!)」

サーペルト玄武「!」

修哉「二刀流!」

修哉がサーペルト玄武を持とうとする!

修哉「ふぬー!」

圭一「何してんだ?」

修哉「亀はひっくり返せば動けなくなる。」

圭一「アホか!普通の亀ならまだしも相手は玄武だぞ!」

修哉「……無理か?」

サーペルト玄武「真田。」

サーペルト玄武が体勢を変える

サーペルト玄武「潰すのがダメなら……!」

サーペルト玄武が頭を引っ込める!

修哉「?」

サーペルト玄武「秘技!……孤愁!」

サーペルト玄武がロケット頭突きを決めてくる!

修哉「!?」

サーペルト玄武「吹き飛べ。」

修哉が吹き飛ぶ!

修哉「っ!」

サーペルト玄武「俺の甲羅は壊れない!無敵の甲羅だ!」

修哉「しぶといな……。」

サーペルト玄武「剛!」

サーペルト玄武が鉄球を飛ばす!

修哉「(仕込みすぎだ!)」

修哉はうまく避ける!

サーペルト玄武「だったらこいつはどうだ?」

サーペルト玄武が頭を突き出す!

修哉「!?」

サーペルト玄武「牙!」

そしてサーペルト玄武が修哉に噛み付く!

修哉「イテー!」

サーペルト玄武「どうだ?痛いだろう。」

桜「……玄武になった途端、急に強くなった。見せかけじゃない……。」

アース「当たり前です。」

桜「!」

アース「サーペルト様は四神から力を授けられた。」

圭一「四神?」

育斗「イト、説明して。」

焔「(何故、俺が……。)四神とは中国の神話、天の四方の方角を司る霊獣。」

鈴太朗「へー。」

焔「東の青竜、南の朱雀、西の白虎、北の玄武。」

圭一「なる程。視聴者のみんな。分かったかな?」

桜「視聴者って誰!?」

修哉「はぁー、はぁー。」

明らかに修哉は押されていた

サーペルト玄武「玄武……コース。」

サーペルト玄武が連続攻撃を仕掛ける!

修哉「!」

サーペルト玄武「一つ!この世の歴史を知らない!」

修哉「うわー!」

修哉が上空に吹き飛ばされる!

サーペルト玄武「二つ!非常になりきれない男が!」

修哉「!?」

スピン攻撃!

サーペルト玄武「三つ!巫女やヘイセイを救えるわけないだろう!」

修哉「ガッ!」

のしかかり!

サーペルト玄武「四つ!くたばれ!真田!」

トドメに突進!

修哉「……。」

修哉が倒れる!

全員「!?」

サーペルト玄武「奥義!蓬莱山!」

桜「し、修ー!」

修哉「……。」

修哉、沈む!