複雑・ファジー小説

Re: 自分の時代 人の時代『騎士道を持たぬ騎士!』 ( No.184 )
日時: 2013/09/30 13:51
名前: 夜幽 (ID: x/gr.YmB)

第91話
「圧倒的!変態騎士!」

紅葉桜VSアース

桜とアース「はぁ、はぁ。」

アース「(やはり……紅葉は……。)」

修哉「(桜の奴。強くなったな。)」

桜「菜の花!」

アース「!」

桜が攻め込む!

桜「!ちょこまかと。」

アース「……!」

アースの足がフラつく

アース「(限界……。)」

アースが桜の顔を見る

桜「?」

アース「……次で最後です。」

桜「!上等よ。」

アースと桜が構える!

桜「艶美!」

アース「大燕!」

桜とアースの刀が交じり合う!

桜とアース「……。」

修哉「!」

そして!

アースだけ倒れる!

桜「ハァ、ハァ……悪いけどあんたは眼中にはないわ。ベーっ。」

桜が可愛くあっかんベーをする
しかし、桜もぼろぼろだ

桜「あ……。」

修哉「!桜!」

修哉が叫ぶ!

桜「!修!」

修哉「……ありがとうな!」

親指を立てる

桜「///。ふ、ふん。何、水臭いこと言ってんのよ!……仲間でしょう!」

修哉「!……おうよ!」

紅葉桜VSアース

勝者、紅葉桜

豊臣圭一VSソイル

ソイル「剣!」

ソイルが剣を無数に投げる!

圭一「……。」

圭一はソイルの攻撃を苦にもせず避ける

ソイル「!(馬鹿な!)スラッシュ!」

更に追加で剣を投げる!

圭一「……無駄が多すぎる。」

全ての剣を弾く!

ソイル「っ!千鳥!」

ソイルが踏み込む!

ソイル「足!」

切り込む!

圭一「!」

圭一のほっぺがちょっとだけ切れる

ソイル「はぁ、はぁ。」

圭一「……。」

圭一は平然とした顔をしていた

ソイル「くーっ!」

ソイルが何十、何百、何千と剣を投げる!

圭一「……(多い!)」

さすがに剣の多さに突っ込む

ソイル「(何故だ!何故、お前は平然としている!何故、動かない!……俺では力不足だと言うのか!?)」

ソイルが怒りの一撃を与える!

圭一「!」

凄まじい衝撃が走る!

圭一「……イテー。」

ソイル「!」

圭一が目にも止まらぬ速さでソイルの腹を斬る!

ソイル「!?み、見えなかった!」

圭一「……ぼさっとするな。」

右足でソイルの足を蹴る!

ソイル「っ。」

ソイルが傾く

ソイル「うわー!」

怒りに任せて斬る!

圭一「!」

圭一がソイルの刀を受け止める!

ソイル「!?」

圭一「悪いな。お前じゃ……やっぱ、無理だわ。」

ソイル「っー!調子に乗るな!」

ソイルが何万と刀を出す!

圭一「!?(マジシャンか!?)」

再度、心の中で突っ込む!

ソイル「虚空!」

ソイルが無数の刀を投げる!

圭一「羅生!」

圭一が飛んできた刀を全部、弾こうとする!
だが!

ソイル「本命は……ここだ!」

圭一「!?」

何とソイルは無数の刀の中を掻い潜り圭一の目の前に立つ

ソイル「久茂!」

ソイルが圭一を斬る!
その瞬間、火花が散る!

圭一「っ!?」

ソイル「激!」

更に斬る!

圭一「(やべ。)」

そして!

ソイル「(一気に決める。)恋愛!」

渾身の一撃が圭一に命中する!

修哉「!?圭一ー!」

圭一が吹っ飛ぶ!

ソイル「はぁ、はぁ……つ、遂にやった。豊臣を……羽柴を倒した……!?」

圭一「……。」

ソイルは驚いた、何故なら後ろには腹から大量の血を流す、圭一が平然と立っていたからだ

ソイル「(馬鹿な!?何でだ!?ちゃんと急所は狙ったはずなのに!?)」

圭一「(ハァー。油断した。)」

圭一が青龍刀を強く握る

圭一「ハァー……やべー。ため息しか出ねぇー。」

圭一が落胆する

その一方でソイルは焦りを感じていた

ソイル「(だが、奴はもう虫の息!トドメを!)」

ソイルが構える!

圭一「!……ハァ。」

ソイル「!」

圭一「ふぅー。」

圭一が深く深呼吸をする

ソイル「!何の真似だ?」

圭一「(親父、あんたの技、借りるぞ。)」

圭一が見たこともない構えをする

ソイル「(あの構えは……見たことない。)」

修哉「……。」

圭一「羽柴流……居合。」

ソイル「赤土!」

ソイルの斬撃が圭一を襲う!

圭一「キリスト。」

カチッっ

全員「!?」

しかし、ソイルの斬撃は決まらなかった
何故ならそれより先に圭一がソイルを斬っていたからだ

ソイル「(……!これが豊臣の圧倒的存在。豊臣圭一!)」

ソイルが倒れる

圭一「ふぅ……おい。ソイル。俺を殺したかったらそれ相応の覚悟を決めて俺に挑め。生半可な気持ちで戦おうとすんじゃねぇよ。」

圭一がソイルを見る

ソイル「!」

一方のヤマタイコク

焔「(圭一が速くなった……!)」

修哉「(何て速さだ。前の戦いの時はそんなに感じなかったのに今はスゲー感じる。)」

育斗「(やっぱり、化け物だ。)」

裏鈴太朗「(……おいおい、どんだけ強くなるんだよ。あいつは……。)」

ソイル「チ、チクショー。ま、また負けた……しかも本気って……『我流天性』は出してねぇじゃねぇか!」

圭一「……。」

ソイル「ど、どうしたらお前は本気で俺と戦ってくれる?」

圭一「……お前次第だ。」

ソイル「っ……とことんむかつく野郎だ。」

ソイルが静かに倒れる

圭一「フゥー。」

圭一が膝をつく

圭一「あー、ヤバい。血を流しすぎた。」

修哉「圭一!」

修哉が叫ぶ!

圭一「!……よっ。修。」

修哉「よっ。じゃねぇだろうが。血、流しすぎた。」

圭一「……気にすんな。」

修哉「気にするわ!」

豊臣圭一VSソイル

勝者、豊臣圭一