複雑・ファジー小説

Re: 自分の時代 人の時代『オリキャラ、募集中です』 ( No.19 )
日時: 2013/07/02 10:22
名前: 夜幽 (ID: 9udQ5X2q)

第12話
「伊達理夏VS山名有志!」

審判「バトル開始!」

理夏「……。」

有志「……!」

実況席

椙「おーっと、いきなり、理夏選手が攻める!」

フィールド

理夏「子!」

理夏の右足が有志の右ひざにヒットするが……

理夏「!」

有志「バリアー。」

有志は大剣で防いでいた

理夏「丑!虎!卯!」

有志「おっと!」

理夏の蹴りを全てかわす有志

有志「(こいつの蹴り、当たったらぜってぇ、痛いもんな。)」

理夏「(動きを読まれた?……だったら!)」

有志「……お。」

椙「!あーっと!?」

理夏「辰ー!」

理夏の蹴りが有志の顔をかすれる

有志「っ!?」

理夏「ちっ!」

実況席

椙「スゲー。……御田さん。どうですか?理夏君の蹴りは?」

御田「はい。ツッコミと蹴り技で彼の右に出る者はいないと思います。」

フィールド

理夏「そこ、うるせーよ!」

有志「(ツッコミ、本当、うまいな。)」

理夏「巳!」

有志「零尾!」

理夏「!あぶね!」

有志の大剣が理夏の頬をすれる

理夏「な!」

有志「へー、やるじゃん。」

理夏「あんた、今、わざとそらしただろう?」

有志「そこまで気づくとはさすが、センゴクが誇る、ナンバー3。感服だよ。」

理夏「嫌味か?」

有志「どうだか?」

理夏「……午!」

有志「尾顔!」

センゴクサイド

修哉「……相手の有志とか言う奴、本気じゃねぇ。」

來未「弄ばれているね。」

ムロマチサイド

育斗「(また、有志の悪いくせが……。)」

甲介「ホッ、ホッ、相変わらずですな。」

フィールド

理夏「(……!)」

有志「尾の美!」

有志の大剣が理夏の肩を刺す

理夏「カ!?」

有志「ビンゴ!」

実況席

椙「!遂にバトルが動いた!」

御田「痛そうです。」

フィールド

理夏「てめー。」

有志「まだまだ、甘いな。」

理夏「……(だったら。)」

理夏が飛び上がった!

理夏「未!」

有志「!?(両足!?)」

理夏「からの!」

有志「申か!?」

理夏「ご明答!申!」

理夏の蹴りが有志の腹に当たる

有志「っ!(こ、これはイテーってレベルじゃねぇ!)」

有志がうなだれる

理夏「まだまだ!酉!戌!」

有志「なめるな!」

有志の大剣と理夏の蹴りが交差する!

実況席

椙「は、激しい、戦いですね。」

御田「はい。」

フィールド

理夏「ハァー、ハァー。」

有志「……次は亥か?」

理夏「!ネタバレ注意。」

理夏が左足をあげた

理夏「亥!」

有志「!あまい!」

かわす……が!

有志「!?」

理夏の右足の蹴りは命中した

有志「……今の蹴りはよめなかった。」

理夏「だろうな。利き足じゃない方で蹴った。」

有志「ホォー。(利き足じゃないって……充分、いてーぞ?。)」

理夏「へっ。」

理夏が脚をまげる

有志「なる程な。さすが、ツッコミのスペシャリスト。」

理夏「蹴り技、関係ねぇ!」

相変わらず、素晴らしいツッコミである

理夏「で、おっさん。」

有志「おいおい。俺はまだ、20歳過ぎだぞ?おっさんは無いんじゃねぇか?」

理夏「御託はいいから、早く本気を出せよ。」

有志「!……気づいてたか?」

理夏「あぁ。」

有志「うーん。」

理夏「……。」

有志「……分かった。」

理夏「!」

有志「ちょいと本気を出そうかなー。」

有志が大剣の持ちかたを変えた

理夏「そうこなくっちゃな。」

理夏も足を伸ばした

センゴクサイド

修哉「(やっと、本気か……。)」

紫陽花「(理君。)」

ムロマチサイド

育斗「(やっと、本気か……。)」

美衣「(!お団子の新作が出てる!)」

フィールド

修哉と育斗が不意に笑う

有志「まずは……。」

有志が大剣を空に掲げた

理夏「?」

有志「スカっと?」

理夏「何がやりてぇんだ?」

有志「ふっ!剣尾!」

理夏「!」

全員「!?」

大剣から斬撃が放たれた

理夏「(斬撃!?で、でけー!)」

斬撃が理夏に直撃する

センゴクサイド

修哉「理夏ー!」

出雲「理夏!」

フィールド

有志「……トドメだ。火尾!」

今度は横の斬撃

有志「ジ・エンド。」

命中!

実況席

椙「これはだいぶ、効きましたね。」

御田「(兄貴!)」

有志「審判。」

審判「?」

有志「判定は?」

有志が審判に判定を聞いた

審判「……結果は。」

理夏「まてー!」

理夏が立ち上がった!

有志「!」

全員「!?」

理夏「ハァ、ハァ。お前は俺を殺す気か!?」

理夏が血を流しながら冷や汗をかいていた

有志「(そこ?)よくかわしたな。」

理夏「かわしたわけじゃねぇよ。お前の斬撃に合わせて蹴りをいれただけだ。」

有志「……はい!?」

有志が驚いていた

理夏「いや、だから、お前の斬撃に合わせて蹴りをいれただけだ。」

有志「(おいおい、こいつは本気の力ぐらいじゃ、勝てねぇぞ。斬撃に蹴り!?化けもんか!?)」

ムロマチサイド

育斗「(凄。)」

賢也「(何者?)」

センゴクサイド

修哉「(うちのツッコミ役をなめるなよ。)」

屡琉「(お腹、すいた。)」

フィールド

有志「……おい。お前。」

理夏「ん?」

有志「名前はなんだ?」

理夏「は?……伊達理夏だけど。」

有志「伊達……。」

有志が何かを考えた

理夏「……来ないならこっちから行くぞ!」

理夏がジャンプした

理夏「俺も本気で行くぜ!辰ー!」

理夏が回転しながら蹴りをいれようとした
しかし……

脚VS大剣!