複雑・ファジー小説

Re: 自分の時代 人の時代『今回からキュウセッキ編に戻ります』 ( No.190 )
日時: 2013/11/05 17:20
名前: 夜幽 (ID: 9f0x46jl)

あらすじ

万屋ヘイセイを潰そうと企む万屋キュウセッキ
そうはさせまいと万屋センゴクと元万屋ヤマタイコクの4人が立ち上がる!
万屋キュウセッキは万屋ヘイセイを圧倒し
王妃の命を奪おうとしたが後一歩のところで修哉に邪魔され失敗に終わる
色んなものを守る為に万屋キュウセッキと万屋センゴク+αの戦が始まる
序盤、修哉が新たに身に付けた技で無法者を倒す
合体技や編み出した技でキュウセッキ兵を倒していく
しかし、中盤、パワーアップしたキュウセッキ幹部達に苦戦を強いられる
が、それを上回る強さで万屋キュウセッキを粉砕して行く
そしてケール、ヘヴン、アース、ソイルと言った幹部達を次々に倒していった

修哉「……あらすじ微妙だな。」

……(怒)

屡琉「本編、スタート。」

第92話
「執念に満ちた僧侶」

本多紫陽花VSオーシャン・シー

紫陽花とシー「はぁ、はぁ。」

両者、互角!

紫陽花「紫!」

紫陽花が矢を放つ!

シー「くっ!」

シーはギリギリのところで避ける!

紫陽花「っ。」

紫陽花が膝をつく

体力的にも限界は近い

紫陽花「負けない!」

紫陽花が更に矢を放つ!

シー「……!」

数本の中の一本がシーに刺さる!

シー「いっー!」

シーが叫ぶ!

シー「っ禮!」

シーがメスを投げる!

紫陽花「!」

紫陽花は避けようとしたが一瞬、遅れてしまった!

紫陽花「!?」

シーのメスがお腹に刺さる!

シー「フフフ。」

シーが不気味に笑う

シー「ジエンド!」

シーが更にメスを投げる!

紫陽花「!」

紫陽花がメスを抜き、
最後の力を振り絞ってメスを紙一重でかわす!

シー「!(あり得ない!)」

紫陽花「一点を集中する。」

紫陽花が狙いを定める!

紫陽花「パープルスター!」

シー「!?」

紫陽花の弓矢がシーの頭に突き刺さる

シー「!?……(お、長。)」

シーが崩れ落ちる!

紫陽花「……勝った……。」

紫陽花が崩れ落ちたシーを見つめる

紫陽花「……修ちゃーん!」

修哉「(っておい!さっきまでの紫陽花はどこに行った!?)」

紫陽花が先ほどの真剣な表情と一変して可愛らしい声を出す

紫陽花「私、勝ったよ!」

修哉「あぁ!よくやったぞ!紫陽花!」

紫陽花「ピース!」

本多紫陽花VSオーシャン・シー

勝者、本多紫陽花

伊藤焔VSブレイズ・フレイム

フレイム「(シーまで負けたか……。)この野郎!」

焔「!」

フレイムが焔の体を持ち上げる!

焔「!は、離せ!」

フレイム「無駄だよ!」

フレイムが焔を地面に頭から叩きつける!

焔「がっ!?」

焔が倒れる!

フレイム「ふぅー。」

焔「!」

焔がすぐに立ち上がる!

フレイム「!……どこまでしぶといんだ!お前は!」

フレイムが焔を睨み付ける!

焔「はぁ、はぁ。」

フレイム「針!」

フレイムが針を投げる!

フレイム「今度こそくたばれー!」

焔「……。」

焔がフレイムの針を避ける!

フレイム「何だと!?」

焔「頭突!」

焔がフレイムに頭突きを食らわせる!

フレイム「!?」

フレイムがふらつく!

焔「追加だ!」

焔がハンマーでフレイムを叩く!

フレイム「ギャー!」

あまりの痛さにフレイムが悲鳴をあげる!

フレイム「はぁ、はぁ!」

焔「ふぅー。」

フレイム「……何なんだよ!お前らは!」

焔「!」

フレイム「お前らはどうして僕達の邪魔をするんだ!この万屋ヘイセイを……命を賭けて救う価値がどこにある!?何でそこまで頑張れる!何で傷つけられても立ち上がってくる!?お前達はこんな人間じゃ無かったはずだろう!なぁ!足利!伊藤!豊臣!坂本!」

ヤマタイコクメンバー「……。」

フレイム「お前達はもっと孤独だったろうが!一番、信じていたのは自分自身だったろうが!それがお前達の強さだっただろうが!……なのに真田や色んな人に出会って変わった!?ふざけんなよ!」

フレイムが地面を思いっきり殴る!

フレイム「はぁ、はぁ。僕は先輩達の孤独が好きだった。だけど、今は違う。仲間や友情に溺れたお前達に……。」

フレイムが話している途中で焔が無言のままフレイムを蹴り飛ばす!

フレイム「がふ!?」

焔「……うるさい。」

焔がため息を漏らす

焔「確かにお前の言うことは間違ってはいない。だが、合ってもいない。それに俺は仲間に溺れてなどいない。言っただろう。あくまで一時的だ。」

修哉「素直じゃねぇな。」

焔「うるさい。……けど、こいつらと出会えたのは凄く嬉しい事だ。」

育斗「!?」

圭一「デレた!」

鈴太朗「んー!」

修哉「貴重だ!」

焔「!お前らー!」

フレイム「あっそ!」

フレイムが立ち上がる!

焔「!」

フレイム「もういいよ!お前を倒して僕は次のステップである、裏政府の天才を超える!」

焔「(天才だと……興味無いな。)ふっ。バカの一つ覚えだな。貴様ではそいつは超えられない。」

フレイム「!お前ー!針麻薬!」

無数の針が焔を襲う!

焔「……(高熱!)」

フレイム「!?……な!」

無数の針とフレイムを弾き飛ばす!

フレイム「!」

全員「!?」

フレイム「!?(嘘だろ……前はこんな力は無かった。それにダメージも残ってるはず……。)」

修哉「(あいつの目、執念に満ちている。)」

焔「俺は父上の約束を果たすまでくたばるわけにはいけないんだよ!」

焔がフレイムを殴る!

フレイム「!」

焔「それに俺には帰りを待っててくれてる、嫁がいるんだよ!」

更に蹴る!

修哉「焔!」

フレイム「僕を……!」

フレイムが構える!

フレイム「下に見るな!針無慚!」

焔「伊藤流……!燃焼!」

フレイムと焔が交差する!

焔とフレイム「……。」

フレイムが無残に倒れる

圭一「(終わったな。)」

焔「……ハァー。医者は人を殺すためにいるんじゃない!」

フレイム「!」

焔「だから、どんなにお前が憎くても俺はお前を殺さない。……お前は今までしてきたことを……自分の罪を償え。」

フレイム「っー!うぜー!そうやって善人ぶりやがって!だから、僕はお前が嫌いなんだよ!」

フレイムが叫ぶ!

伊藤焔VSブレイズ・フレイム

勝者、伊藤焔