複雑・ファジー小説
- Re: 自分の時代 人の時代『オリキャラ募集中』 ( No.195 )
- 日時: 2013/12/09 17:24
- 名前: 夜幽 (ID: 9f0x46jl)
第97話
「ゴッドチャイルド」
郎人「まずは足利。」
育斗「は、はいっス!」
郎人「『お前のスピードは驚異的だが……お前は無駄な動きが多すぎる。それと優しすぎるのは罪だぞ。』」
育斗「あ……何かごめんなさい。」
育斗が頭を下げる
圭一「ちっ。何で説教なんか……。」
郎人「次に豊臣。」
圭一「んだよ。」
郎人「『お前も育斗と同じで無駄が多い。』」
圭一「!」
郎人「『それとあまり調子に乗るな。いつでも平常心でいろ。』」
圭一「はいはい!分かりましたよ!」
圭一が嫌々ながら答える
郎人「次に伊藤。」
焔「……。」
郎人「『あまり無茶はするな。もうお前、一人の体じゃないんだからな。』」
焔「!……分かっている。」
郎人「『それと……。』」
焔「ん?」
郎人「『>>58の件はどうする?何なら今すぐに行って締め上げようか?』」
焔「?何の話だ?」
修哉「多分。『俺こそ、万屋ヤマタイコクナンバーワンだ』の話じゃねぇ?」
焔「!?あれはお前が勝手に言っただけだろう!」
鈴太朗「えーっ。イト。そんな事言ったのー?命知らずー。」
育斗「ホントっスよね。」
圭一「なぁ、いつ骨、拾えばいい?www」
焔「黙れ!」
郎人「……次、坂本。」
鈴太朗「はーい。」
郎人「裏。」
裏になる
裏鈴太朗「んー。」
郎人「『お前は特に言う事はない。』」
裏鈴太朗「!そうか……。」
郎人「『ただ、強いてあげるなら……もうちょっと頑張れ。』」
裏鈴太朗「……何を!?」
郎人「最後に真田。」
修哉「はい。」
郎人「『殺す。』」
修哉「俺、何かした!?」
郎人「そして最後に……お前ら全員。」
修哉と育斗と焔と圭一と鈴太朗「!」
郎人「『近々、お前らに会いに行く』。」
修哉「うわー。会いたくねぇ。」
育斗「つ、遂にか……。」
焔「うっ。胃が……。」
圭一「おえっ。」
鈴太朗「んー。」
ヤマタイコクメンバーの顔が青ざめる
紫陽花「(修ちゃんが恐怖に怯えている。)」
來未「(元万屋ヤマタイコクの……。)」
桜「(……あいつか。)」
郎人「確かに伝えたぞ。運べ。」
シンセングミ隊員「はい。」
シンセングミ隊員達がキュウセッキ兵達に手錠を掛けて行く
修哉「ちょっと待て。……俺も手錠を掛けたい。」
郎人「駄目に決まってるだろ。」
斎「仕方ないな。」
斎が手錠を渡す
修哉「あざーす。」
郎人「ちょっと……。」
修哉「逮捕ー!」
ノリノリだ
焔「!……シンセングミの皆さん。」
斎「!何だ?」
焔「無法者達は……。」
斎「!何!?無法者!?」
斎がよく見るとキュウセッキ兵の中に紛れて無法者達がいた
郎人「……これは裏政府の人間。」
全員「!?」
桜「何で分かるの?ツッ……谷さん。」
郎人「おい。今、何と間違えそうになった?」
桜「……ごめん。」
育斗「裏政府……違うと思う。」
桜「イケ……足。何でそう思う?」
育斗「(えっ?)……裏政府は少数派の人間達の集まり。こんな人達は見たことない。」
焔「だが、あれから長い時間が経ったんだ。人数が増えててもおかしくはないだろう。」
郎人「!お前、裏政府の人間を知っているか?」
圭一「焔や育斗だけじゃねぇ。俺も知っている。他の奴ら……万屋ヤマタイコクのメンバーなら誰でも知っている。」
ヤマタイコクメンバー「!」
斎「……何があった?」
斎が深刻な顔をする
圭一「お前らには関係ねぇ。」
圭一が後ろを向く
斎「……分かった。」
郎人「……無法者達は軍の人達が処理してくれる。」
修哉「そっか……。」
シンセングミ隊員「谷隊長……。」
シンセングミ隊員が郎人に話しかける
郎人「何だ?」
シンセングミ隊員「副長……副リーダーが……。」
郎人「何?……副……副リーダーが?」
修哉「統一しろ!」
郎人「真田。」
修哉「ん。」
郎人「俺達は今からタートル達を政府に連行する。無法者達は軍の奴らに任せてある。」
圭一「両方、やれよ。」
郎人「政府の命令だ。」
圭一「ちっ。」
斎「ではこれで……。」
蓮樹「あばよ。」
修哉「気をつけて帰れよー。それとお前ら出番、これで終わりだからなー。」
3人「!?」
圭一「www。」
闘技場外
蓮樹「全く。失礼な奴が多かったな。(もう、俺達の出番はないのか。)」
郎人「それでいて隙がない。さすが、近藤さんの元仲間だ。」
斎「だが、そんな彼らが局長の名前を出しただけで焦るとは……さすが、元万屋ヤマタイコクの副リーダーだ。」
蓮樹「あれ?局長ってリーダーじゃなかったんッスか?」
斎「いや、ヤマタイコクにはまだ上に局長より強い奴がいた。」
蓮樹「ゲッ!?(あんな強い人の上がまだいんのかよ。)勘弁して欲しいぜ。」
郎人「だが、妙だ。」
蓮樹「?」
郎人「真田修哉。噂には聞いていたが……何か拍子抜けだ。」
斎「……。」
郎人「あれが徳川竜児を倒した男。信じられねぇ。もっとスゲー奴かと思っていたが……。」
斎「では、聞くがこいつらの親玉、タートル・サーペルトを倒したのは誰だ?」
郎人「……その実力は認めている。だが、だったら何であんなに強いのに解散する必要があるんだ?」
斎「簡単な話だ。あいつらより強い奴がいるからだ。」
郎人と蓮樹「!?」
斎「気をつけろよ。化物は案外、近くにいるからな。」
化物!