複雑・ファジー小説
- Re: 自分の時代 人の時代『100話!突破!ありがとう!』 ( No.198 )
- 日時: 2013/12/29 17:55
- 名前: 夜幽 (ID: jkkVoWUr)
第100話
「敵は身内にあり」
千佐都「そ、そんな……今、キュウセッキの猛威が去ったところなのに。」
千佐都がフラつく
真綾「!リーダー。」
真綾が千佐都を支える
修哉「先輩達は下がっててください。」
修哉達が前に出る
修哉「次から次へと。全くヘイセイに何の恨みがあるんだ?」
育斗「ふぅー。」
焔「……。」
圭一「まぁ、いいじゃねぇか。俺達が倒せば問題ない。」
鈴太朗「んー。」
裏になる
裏鈴太朗「んー。それで侵入者は何人だ?それと目的は?」
ヘイセイ兵A「侵入者は4人。目的は……よく分かりませんが何やら心配になって見に来たっと。」
修哉「?何の事だ?」
ヘイセイ兵B「大変です!」
ヘイセイ兵Bが慌ただしく入ってくる!
ヘイセイ兵B「侵入者が……もうそこまで来ています!」
全員「!」
千佐都「!」
修哉「大丈夫ですよ。先輩。」
修哉が千佐都を見る
育斗「侵入者なんて俺達がボッコボコにしてやりますよ!」
応接室の扉が壊れる!
修哉「!」
侵入者?達が応接室に入ってくる!
全員「!?」
侵入者?がヤマタイコクメンバーに近づく
育斗「来た!」
育斗が構える
涼子「へー……じゃー、早速、ボッコボコにして貰おうじゃないの。」
育斗の目の前にいたのは育斗がよく知ってる
黒髪のお嬢様結びをしたお嬢様だった
育斗「!?ひ、姫さん!?」
圭一「!」
輝「それにしても侵入者って随分な言い方ですね。」
圭一の目の前にいたのは圭一がよく知ってる
黄色のツーサイドアップをした真面目な子だった
圭一「!?テ、テル。」
アツ「失礼だよね。僕達ってそんなに危険に見えます?」
裏鈴太朗「!?んー!?」
表に切り替わる
鈴太朗の目の前にいたのは鈴太朗がよく知ってる
黒髪の優しい子だった
鈴太朗「!?ア、アツ!?」
真莉子「浮気か!?」
焔の目の前にいたのは焔がよく知ってる
銀髪のセミロングをしたアホな子だった
焔「違う!」
ヤマタイコクメンバー驚愕!
修哉「ど、どうなっているんだ?」
紫陽花「説明しよう!」
応接室に紫陽花と和美と屡琉と桜が入ってくる!
修哉「!紫陽花!」
紫陽花「この子達はリーダー達の事が心配でココまで来たのだ!」
紫陽花がどこかの博士風に喋る
涼子と輝とアツと真莉子「!」
修哉「へっ!?」
屡琉「この人達は侵入者じゃない。万屋名簿を調べればすぐに出る。」
ヘイセイ兵「!」
屡琉がヘイセイ兵達に説明する
※万屋名簿
万屋の事が載っている便利な名簿
和美と桜「……。」
紫陽花「団体さんの登場ー。」
そして応接室は修羅場と化す!
万屋ヤマタイコクメンバーの嫁達とヘイセイメンバーがお互いに挨拶する
真綾「……初めまして。万屋ヘイセイの副リーダー。藍原真綾と申します。」
涼子「……万屋ムロマチ。副リーダー。赤橋涼子。」
育斗「(あれ?何か、火花散ってない?)」
ライム「フローレンス・ライムです。」
真莉子「私は焔の妻の木田真莉子だ。」
焔「(なぜだ?今は何も言えん。)」
愛理「紺谷愛理だ。」
輝「輝です。」
圭一「(うーん。)」
奈美「……茶畑奈美。」
アツ「楢崎アツです。」
裏鈴太朗「んー。」
何か空気がピリピリしている
修哉「まぁまぁ。皆さん。無事だったんだからよかったじゃん。」
育斗「そうそう。仲良くやりましょうよ。」
焔「お茶を淹れよう。」
圭一「おっ、頼むわ。」
鈴太朗「んー。仲良くー。」
涼子と真綾「「育斗(くん)は黙ってて(ください)!」」
育斗「……すいません。」
真莉子とライム「「旦那(焔さん)は黙ってろ(黙っててください)!」」
焔「はい……。」
輝と愛理「「圭ちゃん(圭一)は黙ってて(黙ってろ)!」」
圭一「ごめんなさい!」
アツと奈美「「リン(鈴)は黙ってて(黙って)!」」
鈴太朗「んー。」
和美と千佐都と桜と紫陽花と屡琉「「「「「修(修ちゃん)(リーダー)は黙ってて(黙って)!」」」」」
修哉「え(何で俺こんなに怒られたん?)」
関西弁?
育斗「大体、姫さん。何でここに?忙しかったはずじゃ……。」
涼子「う、うっさいわね。べ、別にあんたが心配で来たわけじゃないんだからね!///ただ、あんたがヘイセイの皆さんに迷惑かけてないか確認しにきただけなんだから……」
育斗「……姫さん。」
修哉「(ツンデレかよ。)」
真莉子「私は旦那のことが心配で来んだ。……全く、それがこんな花園で鼻の下を伸ばしていたとは……情けない。」
焔「おい。」
修哉「(一途だな。)」
輝「圭ちゃん?手は出してないよね?」
圭一「当たり前じゃないですか!」
圭一の声が裏返った
修哉「(真面目だな。)」
アツ「鈴?」
アツの場合はあえて何も言わない
鈴太朗「……。」
それがかえってプレッシャーになる
修哉「(この子、イイ子だけだと怖い。)」
女は怖い
修哉「みんな。コレが世に聞く修羅場だよ。」
圭一「うわー。ラノベやギャルゲーならいいけど現実はキツイな。」
焔「ドロドロだ。」
育斗「悲惨。」
鈴太朗「んー。」
女性達「あなた達のせいでしょう!」
男性達「……。」
桜「……それにしても先輩達は修達にベタ惚れですね。」
千佐都「!えぇ。大好きよ。」
千佐都が修の頭を撫でる
修哉「(癒されるー。)」
桜「……し、修。」
修哉「ん?」
桜が恐る恐る聞いた
桜「先輩とはき、キスしたの……?」
全員「!?」
ピリーン
修哉「だから、何の効果音!?」
焔「知らん!」
一方、その頃
王の間
有志「全く。うちのリーダーと副リーダーには困ったもんだ。」
貴廣「お互い苦労しますね。」
透「ですねー。(バクマツはまだか……。)」
理夏「てか、一つ。つっこんでもいいか?」
有志「いいぞ。」
理夏「何で侵入者みたいに門をこじ開けて中に入ってきたんだよ!」
有志達は修哉と同じように門をこじ開けて中に入ってきた
だから、侵入者と間違えられた
有志「いや、特に意味はないけど……あえて言うならおたくの所のリーダーの真似。」
理夏「真似をするな!」
出雲「山名。他のメンバーは?」
有志「!甲介は昔の仲間に会うって言うんで同行は無理。美衣はお団子巡り。麗江と賢也はお留守番。で、俺が行く羽目になった。」
理夏「お留守番しろよ。」
有志「流れ的に俺になったんだよ!」
來未「メイジの方は?」
貴廣「和眞副リーダーは野望用で。花蓮さんと直樹さんは病院に。奏さんはお留守番です。」
來未「大変なんだね。」
貴廣「はい。特に遅番とか。」
出雲「アヅチモモヤマは?」
透「五良さんは修行。刹姫さんは修業。喜代美さんはお仕事。恭輔さんはお留守番。」
出雲「ご苦労さん。」
透「どうも。」
拓哉「悪かったな。お前ら引っかき回して。」
拓哉が話しかける
理夏「別にそれはうちのリーダーが勝手にやったことだから……てか、リーダー達、大丈夫かな?修羅場っぽいけど……。」
拓哉「あぁ。問題ない。……リア充は爆発すべきだ。」
來未「……えっ?」
拓哉「……冗談だ。」
理夏「(否定は出来ねぇ。)」
修哉「ピギャー!?」
育斗「グハー!?」
焔「!?」
圭一「あぎゃぎゃー!?」
鈴太朗「ユニコーン!」
ヤマタイコクメンバーの断末魔が聞こえてくる
出雲「うーん……無視しょう。」
理夏「おい!」
有志「哀れ。」
貴廣「悲しい。」
透「ザマー。」
理夏「ひどすぎだろう!」
拓哉「話がそれたな。」
修哉「ただいまー。」
修哉達が応接室から帰ってきた
理夏「おっ。お帰……り!?」
修哉達を見ると顔面にはビンタの後や引っかき傷やたんこぶがあった
修哉「お、俺ら一応、怪我しているんだよ?」
和美「知らない。」
圭一「何でキュウセッキと戦った以上に傷ついてんだよ。誰か治療してくれ。」
輝「怪我を治す前にその性格を直しなさい。」
焔「安心しろ。圭一。治療してやる。」
真莉子「旦那、私も治療してくれ。心の傷が。」
育斗「ヘルプミー。」
涼子「うっさいわよ。」
鈴太朗「カムバックー。」
アツ「リン?」
修羅場、最高www
てか、これが100話って