複雑・ファジー小説

Re: 自分の時代 人の時代『本物のリーダー格』 ( No.201 )
日時: 2014/01/21 15:36
名前: 夜幽 (ID: 9f0x46jl)

第103話
「馬と邪馬台国」

一方の修哉達

修哉「いただきまーす。」

修哉がまた、牛丼を食べる!

育斗「もう、5杯目っスよ。」

修哉「美味い。やっぱり、ヘイセイは色んなものが美味しい。」

圭一「ったく。死に損ないのくせによくそんなに食えんな。……あっ。お代わり。」

育斗「トヨ。やってることと言ってることが一致してない。」

修哉「牛丼、お代わり!ツユギリで!」

焔「食べるの早い!もうちょっとゆっくり食べろ!」

鈴太朗「んー。俺もクロに餌やって来よう。」

鈴太朗が自分達を乗せてきた白馬に餌をやりに行こうとする

修哉「!鈴。」

修哉が鈴太朗に話しかける

鈴太朗「んー?何?」

修哉「ずっと気になってたんだけど乗ってきた、白い馬は一体、何だ?」

鈴太朗「んー。クロ。」

修哉「白馬なのに黒!?」

鈴太朗「そっちの『黒』じゃなくてこっちの『玄』。」

修哉「ややこしいな。」

鈴太朗「玄ー。おいでー。」

鈴太朗が玄を本部に入れる

拓哉「おい。足拭け。」

拓哉が注意する

鈴太朗「はーい。」

鈴太朗が玄の足を拭く

玄「……。」

修哉達が玄を見つめる

修哉「結構デカイな。」

出雲「あぁ。」

足を拭いた後

鈴太朗「ほら、玄。挨拶して。」

鈴太朗が玄の頭を触ろうとする

玄「……。」

ガブ

玄が鈴太朗の頭を噛む

鈴太朗「あっ……。」

圭一「鈴ー!」

理夏「!救助ー!」

全員で鈴太朗を救出する

出雲「何だ、この馬。」

玄「……。」

鈴太朗「んー。本当は玄は父の愛馬で元は人を殺せるほどの戦闘力を持っていて扱いが難しい馬だったんだ。それを父が乗りこなして今は忠実な馬に……。」

鈴太朗の頭から大量の血が

玄「!」

ガブ!

今度は鈴太朗の手を噛む

修哉「でも、お前の事はあまり、認めていないみたいだぞ。」

來未「気難しい馬だね。」

奈美「玄……。」

奈美が玄を見つめる

玄「!……。」

玄が奈美に近づき頭を下げる

奈美「……いい子、いい子。」

奈美が玄の頭を撫でる

鈴太朗「……。」

修哉「おい。鈴。」

鈴太朗「ちょっとごめんね。」

裏に切り替わる

裏鈴太朗「おい。玄。」

玄「!」

裏鈴太朗が玄を呼ぶ

玄「……。」

玄が裏鈴太朗を無視する!

裏鈴太朗「おい。馬。」

裏鈴太朗が凄い形相で黒を睨む

玄「!」

玄が裏鈴太朗に近づき
頭を下げる

修哉「なるほど。力で押さえつけると……。」

裏鈴太朗「俺は父みたいに強くないからな。後は脅しだ。」

修哉「怖。」

桜「でも、本当に凄い馬なのよ。私と鈴が乗っても全然、平気だったし。」

育斗「俺、乗ろうとしたら蹴られた。」

焔「俺は踏まれた。」

圭一「俺はツバを。」

桜「私は色んな所を舐められた。」

玄「……。」

修哉「ただの女好きな馬じゃねぇか!」

玄「!」

玄が修哉に突進する!

修哉「ゴフ!?」

和美「修ー!」

玄「……。」

千佐都「な、中々、個性豊かな馬ね。」

玄「!……。」

玄が今度は千佐都に近づく

玄「……。」

玄が頭を下げ
千佐都に忠誠を誓う

千佐都「まぁー。」

圭一「とんだ、変態だな。」

焔「お前が言うな。」

屡琉「……。」

屡琉が玄に近づく

修哉「!?屡琉!危ないぞ!」

玄「!」

玄が一歩下がる

全員「……。」

屡琉「……出来る。」

修哉「お前がな。」

千佐都「(凄い子。)そう言えば修。あれから大分、強くなったみたいだけど。」

修哉「!はい。山吹の下で再度、修業を見直して……いつか、圭一に負けた屈辱を晴らして邪馬台国の頂点に立ってみせます!」

圭一「おい。修。例え、俺を倒したとしてもまだ、鈴太朗と副リーダーとリーダーが残ってんだぞ。まぁー、俺が負けるとか有り得ねぇけど。」

鈴太朗「んー。」

修哉「そ……そうだった。」

修哉が落胆する

出雲「豊臣さんよ。あんたに聞きたいことがある。」

圭一「ん?」

出雲「万屋ヤマタイコクは全部で7人。修哉。足利さん。伊藤さん。豊臣さん。坂本さん。そして、さっき言っていた副リーダーとリーダー。これで合っているか?」

圭一「あぁ。そうだ。」

育斗「解散したけど。」

修哉「!?ど、どうして俺が万屋ヤマタイコクの1人だと分かった!?」

出雲「その副リーダーとリーダーってのはどんな奴なんだ?」

修哉を無視

圭一「チートだ。」

紫陽花「チート?」

育斗「俺達なんてリーダーや副リーダーから見れば子供同然。」

理夏「!あんたらが子供かよ。」

鈴太朗「んー。戦いたくない。」

來未「!」

焔「しかも強いのはリーダーや副リーダーだけじゃない。噂ではその仲間達も相当の強者らしい。万屋シンセングミを見てよく分かった。」

出雲「マジかよ。底が見えねぇ。」

千佐都「えぇ。私も戦ったことがあるからよく分かる。あの2人は別格よ。」

真綾「威圧感と圧力。」

奈美「人を引っ張る力。」

愛理「仲間の扱い方。」

ライム「そして何より力。」

拓哉「あいつらこそ本物のリーダー格だ。」

修哉「でも今のところ出てないよ。」

舞台裏

夜幽「はぁー、長いな。もう、あの二人、出さなくてもいいか……。」

副リーダーとリーダー「!?」

修哉「名前も決まってどういうキャラかも出来ているけどまだ、出ちゃダメ。」

圭一「あいつら、本当に出番あるのか?」

育斗「出る……かな?」

焔「世の中、100%などない。」

鈴太朗「んー。」

副リーダー「せ、せめてどんな奴なのか。特徴だけでも。」

夜幽「それはあれか特徴がない、育斗に対するあてつけか?」

副リーダー「い、いや。」

リーダー「比例と反比例。」

夜幽「後、何回、言えるかな。」

リーダー「!?」

戻って

出雲「具体的にはどれくらい強いんだ?」

圭一「……。」

回想

圭一「ウオーっ!」

圭一が連続で斬る!

副リーダー「グハ!?ガッ!?……っー!(本気を出していなかったら負けていた)……これが豊臣家の剣。さすがだ。力、技。どれをとっても素晴らしい。だが、相手が悪かったな!」

副リーダーが圭一の腹を何かで貫く!

圭一「!?」

回想終わり

鈴太朗「……。」

圭一と鈴太朗を倒す者!

※次回から水着大会に戻ります