複雑・ファジー小説
- Re: 自分の時代 人の時代『新たな展開!』 ( No.209 )
- 日時: 2014/03/03 17:20
- 名前: 夜幽 (ID: 7WYO6DME)
第105話
「新たな展開」
キュウセッキを倒して定例会議が終わって数日が経った頃
修哉「(最近、経った頃が多いな)」
気にすんな
修哉「……。」
万屋センゴク
修哉「そう言えばお前ら修業の方はどうなったんだ?」
出雲「とりあえずは仕上げたつもりだ。」
和美「何とか。」
紫陽花「頑張ったよ!」
屡琉「秘密。」
來未「ベストを尽くしたよ。」
※ツッコミは買い物中
修哉の携帯が鳴る
修哉「ん?」
電話に出る
修哉「はい。もしもし。オーッ。どうした。うん。へーっ。そうなんだ。……じゃー、またな。」
修哉が電話をきる
來未「電話、誰から?」
修哉「知らない人から。」
出雲「何でそんな親しげに話が出来るんだよ!」
修哉の携帯がまた、鳴る
修哉「ん?」
また電話に出る
修哉「もしもし。……ちょっと違いますけど。……もー、間違えないでくださいよー。全く。」
また電話をきる
紫陽花「知らない人?」
修哉「理夏から。」
出雲「電話の対応、逆だろ!」
またまた修哉の携帯が鳴る
和美「(何回、続くの!?)」
修哉「ん?」
またまた修哉が電話に出る
修哉「はい。もしもし。オーッ。久しぶり。へーっ……えっ。ちょ、違いますよ。それ間違ってますよ。」
また電話をきる
出雲「今度は何だ、知り合いかそれとも知らない人か。」
修哉「悪い。ちょっと出かけて来る。」
修哉が出雲の質問をスルーして着替え始める
出雲「おい。だから!誰なんだよ!」
來未「言ってよ!何かモヤモヤするから!」
修哉「電話は副リーダーからだ。」
出雲「え?……いや、俺、電話かけてないぞ。」
修哉「違う、違う。万屋ヤマタイコク時代の副リーダー。」
全員「!?」
驚愕!
出雲「万屋ヤマタイコク時代の副リーダー!?」
和美「『ゴッドチャイルド』。」
紫陽花「ゴクリ。」
屡琉「……。」
來未「(伝説の副リーダー。)」
修哉「召集がかかったから行って来る。あっ……お前らも来るか?」
5人「行く!」
5人が群がる
修哉「どうどう!落ち着けー!(これ前にも無かったか!?)」
修哉がセンゴクメンバーを抑える
修哉「何でそんなに行きたがる!?」
出雲「(副リーダーって事は豊臣や坂本の上。どんな化け物か。この目で見てみたい。)」
和美「(気になる。)」
紫陽花「(修ちゃんとお出かけ。)」
屡琉「……。」
來未「(ゴッドチャイルド。)」
修哉「ったく、しょうがねぇな。ちゃんとついてこいよ?」
出雲「で、どこ集合なんだ?」
修哉「京都府南部。」
5人「え?」
修哉「出発ー。」
※ここからはダイジェクトでご覧下さい
「よーし。新幹線に乗るぞ。」
「お前ら、番号分かるか?」
「私、修ちゃんの隣ー。」
「私も。」
「駅弁買ってきて。」
「お前が行けよ。」
「ジャンケンだ。」
「男気!」
「男気、関係ない!」
一方その頃
「ただいまー……あれ?あいつら、どこに行ったんだ?」
戻って
「あっ、そう言えば修。」
「ん?どうした。」
「理夏は良かったのか?」
「……あっ。」
「どうする?」
「……一応、連絡は入れておくか。」
ツッコミの携帯が鳴る
「あん?」
ツッコミが電話に出る
「もしもし。」
「もしもしー。」
「あっ。リーダー。」
「理夏君。俺達は今、新幹線に乗っている。これから京都に向かうところだ。」
「……え?」
「有無を言わさずお前も京都に来い。場所は万屋シンセングミ屯所前。遅れんなよ。」
ピッ
「……ハッー!?」
ダイジェクト終わり
京都府南部
万屋シンセングミ
屯所前
修哉「皆!ここが万屋シンセングミだ!」
センゴクメンバー「……。」
屯所は思った以上に大きかった
大きさはセンゴクの倍以上
修哉と和美「(デカい。)」
紫陽花「お土産、買った。」
來未「いつの間に買ったの?」
屡琉「京都は広い。」
出雲「……。」
出雲が屯所の周りを見渡す
出雲「(理夏は来てない……。)」
修哉「(理夏)……いない。」
修哉も屯所の周りを見渡す
出雲「修。やっぱり、理夏は……。」
修哉「!そんな……。」
センゴクメンバー「!……。」
全員が理夏を一応、心配する
修哉「……理夏。」
修哉が小さく理夏の名前を呼ぶ
とあるツッコミ「ウォー!」
遠くの方からとあるツッコミが走ってくる!
修哉「……え。」
理夏「ウォー!……ハァ、ハァ!呼んだかー!?」
全員「!?」
誰もが驚いた
何と理夏は本当に京都まで来たのだ(汗だくになりながら)
全員「(本当に京都まで来たー!)」
これにはさすがのボケキャラの集まりのセンゴクメンバーもつっこむ
理夏「リーダー。」
理夏が睨む
修哉「お、お前、どうしてここに?」
理夏「東京から京都までタクシーや電車を乗り継いで来たんだよ!」
センゴクメンバー「!?」
理夏「かなり走ったよ!俺!脚、鍛えておいて良かった!ハァ!ハァ!」
理夏が疲れながらもツッコミまくる!
修哉「う、うぬ。ご苦労さん!次も頑張って……。」
修哉が労いの言葉を述べる
理夏「どの口が言ってんだ!」
理夏のかかと落とし!
出雲「修ー!」
修哉「ご、ごめん。今回は俺もやり過ぎたと思う。本当にごめん……バナナあげるから許して。」
修哉がガチで謝る
そしてバナナを差し出す
理夏「!ったく。」
理夏がバナナを貰い許す
出雲「(バナナでイイのかよ。)」
來未「!リーダー!あれ!」
修哉「え……何だと!?」
修哉が目にした者とは!?