複雑・ファジー小説
- Re: 自分の時代 人の時代『遂に登場!ヤマタイコクの五人目 ( No.211 )
- 日時: 2014/03/12 17:24
- 名前: 夜幽 (ID: 7WYO6DME)
第107話
「近藤!」
理夏「……。」
理夏は上空から降ってきたものを脚で受け止めていた
謎の女性「!」
上空から降ってきたのは拳だった
謎の女性「アタイのパンチを受け止めて平気なんて……あんた、相当の実力者だな。」
理夏「……ただのツッコミだ。」
謎の女性「ふん。」
謎の女性が再度、殴りかかる!
理夏「!」
また、謎の女性のパンチを足で受け止める!
謎の女性「!やるな。」
理夏「吹っ飛べ。」
理夏が構える
謎の女性「!?」
理夏が蹴りを入れる!
謎の女性「(イテー!)ハァー!」
謎の女性が頭突きを仕掛ける!
理夏「無駄だ。」
理夏が上手くガードする
謎の女性「!」
理夏「辰!」
理夏がトドメをさそうとする!
理夏「……!」
だが、理夏は攻撃をあえて外した
謎の女性「!……どういうつもりだ?」
理夏「……勝負はもう、見えてる。それにお前自体、あまり本気じゃなかった。そんな奴、相手に出来るか。」
謎の女性「……そこまで見抜くなんて。でも、何で最後の顔への攻撃は外したんだ?最初の方は割と決まってたのに?」
理夏「ふと、思い出したんだよ。女の顔は攻撃しちゃいけねぇって……。だけど俺は女だからと言って手加減はしない。お前が次、本気で来るなら俺も本気で戦う。」
謎の女性「色々と完敗だな。だが、すぐにリベンジしてやるよ。お前、名前は?」
理夏「伊達理夏。万屋センゴク所属のツッコミだ。」
謎の女性「理夏か……アタイは万屋シンセングミの八番隊隊長!藤堂だ!」
★万屋シンセングミ★
藤堂(とうどう)
年齢【17歳】
性別【女】
武器【日本刀】
身長【164cm】
髪の色【緑】
目の色【金】
万屋シンセングミでの役割【八番隊、隊長】
性格【涙もろく姉御肌】
補足【万屋シンセングミの中でも谷郎人と仲が……うん。】
総長「こほん。藤堂。」
総長が藤堂に話しかける
藤堂「おっ。総長。」
山南敬祢(やまなみたかね)
年齢【25歳】
性別【女】
武器【日本刀】
身長【169cm】
髪の色【金髪】
目の色【青】
万屋シンセングミでの役割【総長】
性格【冷血で非常。しかし、一般人に対しては優しい】
補足【山吹と石田と如月と徳川と並ぶ人物。】
敬祢「前にも言いましたよね。ちゃんと並べって。」
藤堂「総長。堅いこと言うなよ。これがアタイの挨拶の仕方なんだから。」
敬祢「ハァー。」
敬祢がため息を漏らす
理夏「(大変だな。)」
敬祢「!……失礼しました。私は万屋シンセングミ、総長の山南敬祢です。」
敬祢が頭を下げる
敬祢「皆さん。お待ちしておりました。」
育斗「!山南って……。」
修哉「!山吹先生と並ぶ……女性。」
焔「金曜日の13人。」
圭一「金曜日の13人?」
焔「またの名を第3次黄金期」
鈴太朗「?」
焔「同じ年、同じ学年に活躍した人間の集まり。それが金曜日の13人。」
敬祢「……。」
焔「その中には徳川竜児。石田大河。坂田銅時。山吹。山南敬祢。如月。平賀彗がいた。」
圭一「!全員、聞いたことがある。」
裏鈴太朗「実力はあったが問題ばっかり起こしてた奴らだろ?」
焔「あぁ。だが、全員が全員、問題児だった訳ではない。例えば真田の長兄。」
修哉「!」
焔「奴は問題児の闇を取り除き、問題児の集まりをまとめ上げた」
育斗「何か、サナと似てるっスね。」
修哉「俺は別に何もしてねぇよ。」
敬祢「!(修と同じこと言ってる。)」
修哉兄「俺は別に何もしてねぇよ。変わったのはお前ら自身だ。」
敬祢「(修)」
修哉「?どうしたんですか?山南さん?」
敬祢「いえ……後の事は局長に……。」
敬祢が一歩下がる
修哉「!分かりました。……いやー、それにしても久しぶりだな。万屋シンセングミ。局長。近藤殿。」
奥にいた男が立ち上がる
近藤「(何だ、その遠回しの言い方)豊臣。足利。伊藤。坂本。そして真田。久しぶりだな。……元気そうで何よりだ。」
修哉達「……。」
近藤「しばらく会わない間に随分とレベルアップしたみたいだな。(ほぉー)だが……。」
近藤が修哉達の嫁達を見る
修哉達「?」
近藤「(勝った。)残念だが強さは勿論、嫁の可愛さも僕の奥さんが一番だ。」
全員「……ハッ?」
近藤「松井。挨拶して。」
近藤が隣にいた女性に話しかける
松井「はい。マスター。」
ヤマタイコクメンバーは驚いた
何故なら目の前には見たこともない絶世の美女がいたからだ
女性にはあまり興味はないが目の前にいた女性はそんな鈍感さえも目を引くほどの美しさだった
育斗「お美しい。」
焔「ホォー。」
圭一「(ギャルゲーでもあんな美少女でねぇぞ。)」
裏鈴太朗「んー……女神?」
修哉「危ない……俺が面食いだったら即死だった。」
近藤「分かったか?これが僕とお前らの嫁さんの差だ。」
その時、修哉達、ヤマタイコクメンバーの負けず嫌いが出てきてしまった!
育斗「!異議あり。」
焔「!異議ありだ。」
圭一「!異議大有りだ。」
鈴太朗「!んー。」
修哉「!異議ありまくり。」
修哉達が前に出る
近藤「?」
修哉「さっきから黙って聞いてればうちの嫁がお前の嫁に劣るー!?」
修哉が凄い形相で近藤を睨む
育斗「何、勝手なこと言ってんッスか?」
育斗が珍しく怒っている
焔「いくらお前でもこれ以上の暴言は許さんぞ。」
焔が拳を握りしめる
圭一「表でるか?」
圭一が青龍刀を出そうとする
裏鈴太郎「んー。」
鈴太郎が裏に切り替わる
近藤「現にそうじゃないのか?」
近藤が松井を見る
松井「?」
近藤「(可愛い。)」
次回、旦那達の戦い