複雑・ファジー小説
- Re: 自分の時代 人の時代『嫁達のネタバレ』 ( No.212 )
- 日時: 2014/03/16 17:26
- 名前: 夜幽 (ID: 7WYO6DME)
第108話
「万屋ヤマタイコクと嫁達」
近藤「改めて……この子は僕のお嫁さんの松井。以後、よろしく。」
松井「よろしくお願いします。」
松井が挨拶する
近藤「それでお前らの嫁は?」
※ここから先、若干ネタバレがあります
育斗「まず、うちの姫さんこと赤橋涼子さんは小柄な体格で身長は152cm。チャームポイントは可愛らしい八重歯!」
出雲「(よく見てるな。)」
育斗。「姫さんは努力家で何より!姫さんの手料理は天下一品!和洋中!何でも来い!」
修哉「貧乳。」
焔「わがまま。」
圭一「うざい。」
鈴太朗「乱暴。」
近藤「駄目だな。」
育斗「ちょっと!何で真っ向から否定するの!?姫さん!可愛いじゃん!姫さん来て!」
涼子「むー///」
嫌々ながらも満更ではない様子。
育斗「よいしょっと。」
涼子「キャ///」
育斗が涼子を抱っこする
育斗「ね!可愛いでしょう!?」
5人「普通……。」
育斗「あんた達は……別に俺の中じゃ一番だからいいけど。」
涼子「(恥ずかしい///)」
圭一「ハァー。育斗。お前、何にも分かってねぇな。」
圭一がため息をつく
育斗「え?」
圭一「うちのテルこと輝さんはスタイル抜群な身長は156cm。チャームポイントは可愛らしい垂れ目!」
理夏「!(凄い!よく観察してるな)」
圭一「テル!」
輝「はい!」
輝が圭一のそばに行く
圭一「よいしょっと!」
輝「!?」
輝を肩車する
輝「ちょ、ちょっと恥ずかしいよ///」
圭一「どうだ!?美しいだろう!?それに美しいだけじゃない!真面目で優等生!頑張り屋で強い!凄いだろ!」
育斗「でも、確かご飯は不味いよね。」
育斗が核心をつく
圭一「!?……よし。育斗。捌いてやるよ。」
近藤「ストップ。」
焔「ふん。」
裏鈴太朗「んー?ホムーは何も言わないのか?」
焔「言うだけ無駄だからな。」
圭一「負けを認めたのか?」
焔「馬鹿を言うな。むしろ逆だ。勝ちを確信している。」
裏鈴太朗「何だと?」
焔「だが、一応、言っておこう。うちの嫁こと真莉子さんは細身ながら愛くるしい。身長は154cm。チャームポイントは唇!」
紫陽花「(凄い。)」
圭一「おい。焔。何でお前のところの嫁さんが勝ちなんだよ。」
焔「真莉子!」
真莉子「は、はい!」
真莉子を呼び寄せる
焔「……。」
焔が真莉子を見せる
焔「この目を見ろ!」
5人「?」
焔「どうだ!この穢れを知らない優しい目を!いいか!?真莉子は純粋なんだ!」
5人「!?」
焔「純粋な心。これが真莉子の強みだ。それに一生懸命に努力して頑張ってる!これこそ真の可愛さと美しさだ!」
圭一「いや、それってただのアホの子じゃん」
焔「!?お前ー!」
近藤「伊藤、落ち着け。」
裏鈴太朗「ふっ。所詮、どんぐりの背比べだな。」
5人「!」
裏鈴太朗「うちのアツこと楢崎アツさんはスリムな身体に隠れ巨乳!身長は150cm。チャームポイントは後ろ髪!アツ!」
アツ「ひ、ひゃい!///」
アツが鈴太朗に近づく
裏鈴太朗「料理が出来て、真面目で優しい。……言わばお前達の持っているものをアツは持っている。逆にお前達の持っていないものを持っている。分かるか?無駄なんだよ。どう足掻こうがアツの完璧さにはかなわない。」
鈴太朗がアツの頭を撫でる
圭一「でも、こういうキャラって腹黒いよね。」
裏鈴太朗「!?」
育斗「あぁ。確かに否定は出来ないっスね。」
焔「なるほど。」
修哉「……。」
裏鈴太朗「……。」
鈴太朗が覚醒しようとする
近藤「おい。それはさすがにマズイって。」
修哉「……。」
近藤「さっきからお前は何も言わないな。」
修哉「知ってるか?主人公のヒロインが最強なんだぜ。」
5人「ハイハイ。」
修哉「……斬ろうか?」
近藤「止めとけ。」
修哉「だって和美、可愛いじゃん!」
5人「……。」
全員、家の子が一番(親バカ……違うか)
涼子「お互い、苦労するわね///。」
輝「うん///。」
真莉子「あわわ///。」
アツ「(ちょ、褒めすぎだよ///。)」
和美「///。」
松井「?」
嫁側たじたじ
修哉「一回、表出ろ」
育斗「いいっスよ。」
圭一「斬る。」
裏鈴太朗「上等だ。こら。」
焔「……。」
出雲「お前らそんなに言うならお前ら付き合えば良いのに。」
全員「!?」
出雲の一言により戦慄が走った!
育斗「いやいや、俺と姫さんじゃ釣り合い取れないっスよ。」
焔「それとこれとは話は別だ。それに俺はまだ、結婚できる年じゃない。」
圭一「俺は浅香ちゃん。一筋だ。」
鈴太朗「んー?付き合う?何すればいいの?」
修哉「ドーナツ。買ってきて。」
近藤「お前がいけ。」
全員「……。」
來未「つまり、リーダー達、万屋ヤマタイコクは……。」
理夏「付き合う気はないと?」
ヤマタイコクメンバー「はい。」
屡琉「……お願いします。」
嫁達、5人が攻撃態勢をとる
育斗「ちょ、姫さん!危ない!危ない!危ない!」
焔「真莉子!落ち着け!」
圭一「て、テルさん、く、首、締まって……」
鈴太朗「んー!んー!ごめんなさーい!」
修哉「ドーナツ!」
來未「結婚式は遠いね。」
出雲「医学を学ぶより恋愛を学べ。」
理夏「(恋とは難しい。)」
皆も気をつけようね!