複雑・ファジー小説
- Re: 自分の時代 人の時代『遂に登場!五人目!』 ( No.213 )
- 日時: 2014/03/20 17:22
- 名前: 夜幽 (ID: 7WYO6DME)
第109話
「五人目!」
修哉「うー。酷い目にあった。」
焔「口は災いのもとだな。」
育斗「てか、俺達、何か悪い事、言ったけ?」
裏鈴太朗「いや、むしろ良い事を言ったつもりなんだけど……。」
圭一「痛い。」
近藤「全く、お前達は……。」
修哉「イテテ……んじゃー、茶番はこれ位にしておこう。」
修哉が急に真面目な顔になる
修哉「真面目な話をしようか。万屋シンセングミ局長。いや、偽物さんよ。」
近藤「!」
嫁達「!?」
育斗「そうっスね。でも、まさか、コンがこんな偽物を用意していたなんて。」
焔「全く。初めて見る人が誤解するじゃないか。」
圭一「それとも何か?一生、このキャラで行くつもりなのか?」
鈴太朗「んー。」
和美「修。どういう事?あの人、近藤さんじゃないの?」
修哉「こいつはあいつのコピーロボットだ。」
和美「コピーロボット?」
涼子「何よ。コピーロボットって?」
育斗「高密に作られた機械。恐らく、副リーダーが作ったんでしょう。」
涼子「へー。」
育斗「高性能に出来ているけど……色々と違いますね。」
圭一「てか、まず性格が違う。」
焔「あぁ。本物は……もっと威圧感がある。」
鈴太朗「んー。」
敬祢「それを見破るなんて……お見事です。」
敬祢が前に出る
5人「だから、性格が違うんだって。」
修哉「こんなロボットを使って俺達を騙そうとするなんて。……副リーダーって頭が言い様に見えてどこか抜けてるところあるよな。」
焔「そうだな。」
圭一「お前も人の事、言えねぇだろう。」
育斗「確かに」
鈴太朗「んー。」
修哉「早く本物の近藤を出せ。」
郎人が一歩前に出る
郎人「それは出来ない相談だ。局長は今、忙しい。」
蓮樹「その為にコピーを用意したんだからな。」
修哉「どうあっても出てくれないのか……しゃーない。4人とも。」
4人がニヤリと笑う
育斗「あーれー。手が滑ったー」(棒読み)
育斗が拳銃でコピー近藤の脳天をぶち抜く!
全員「えーっ!」
圭一「昔の恨み!」(力を込めて)
コピーロボットを一刀両断!
裏鈴太朗「んー!怒りー!」(楽しんでる?)
更に骨を粉砕する!
焔「トドメ!」(お前もかい!)
打ち砕く!
近藤「……。」
コピーロボットは大破した
郎人「ちょ、お、お前ら……(えげつねぇ)。」
修哉「悪いな。俺達が本当に会いたいのは本物のあいつだけだ。止めたって無駄だぞ。」
焔「恐らく、奥だな」
圭一「行くぞ。」
修哉達が局長の所に向かおうとする
蓮樹「ちょ、ちょっと!斎さん。いいんすっか!?あいつら行かせて!」
斎「正直、非常にまずい。だが、俺達では奴らは止められない。」
郎人「だが、このまま行かせて……あの光景を見られたら……。」
蓮樹「そうすっよね!だって今、あの2人は夫婦喧嘩中じゃ……。」
郎人「バカ!それを言うな!」
5人「え?」
修哉「ちょっと待て。それはどういう事だ?」
謎の男「うわー!」
何やら悲鳴が聞こえる
鈴太朗「ん?」
圭一「この声は……。」
謎の男「刃物!刃物!置け!刃物!置って!それ!マジ死ぬって!」
向こうの扉から誰か走って来る
その少し後ろには刃物を持った女性が
謎の女「変態。ドスケベ。女の敵。」
女性の方は尋常じゃないほどの怒りだった
焔「……!」
焔が何かに気づく
育斗「あっ。あれは……。」
育斗が男性に話しかけようとする
ところが!
謎の男「!邪魔だ!」
謎の男が育斗を吹き飛ばす!
育斗「ヨハー!」
焔「育斗ー!」
修哉「(くっ!仇は取る!)圭一!鈴太朗!抑えろ!」
圭一と鈴太朗「!はいよ!」
圭一と鈴太朗が謎の男を取り押さえつける!
謎の男「!な、何だ!お前ら!?……は、離せ!俺は逃げないといけないんだ!」
修哉「(恐怖で周りが見えてないな。)おい。本物!」
謎の男「……!」
謎の男がやっと気づく
謎の男「!なっ。お前は修哉!」
圭一「チーッス。」
謎の男「圭一!」
鈴太朗「んー。」
謎の男「鈴太朗!」
焔「久しいな。」
謎の男「焔!」
育斗「……。」
育斗は気絶中
謎の男「……誰だ!育斗をやったのは!?」
育斗「あんたっスよ!」
育斗が起き上がる
謎の男「……悪かった。」
謎の男が素直に謝る
謎の男「そ、それより……は、離せー!圭一!鈴太朗!逃げねぇと俺の命に係わる!」
修哉「副リーダーの名前、誰が言う?」
圭一「ジャンケンで。」
焔「最初はグー。」
鈴太朗「ジャンケン。」
謎の男の話をスルーして誰が名前を言うか口論していた
謎の女「洸。」
5人「言われたー!」
謎の女は刃物を構えていた
謎の男「ヒーッ。十六夜。まずは落ち着け。」
修哉「副リーダー。あの子、誰だ。そして何故、あの子はあんなにも怒り心頭なの?」
謎の男「そ……それが。」
回想
謎の男「クソ……隊長達といい。上の爺といい。どいつもこいつも俺をおちょくりやがって……あぁー。ダメだ。切り替えねぇと。とりあえず、顔洗って。」
謎の男が脱衣所に入る
謎の男「ハァー……。」
謎の女「……。」
謎の男が脱衣所に入ると
そこに色白の綺麗な肌をした可愛らしい女の子がいた
謎の男「……!?」
すぐに謎の男が扉を閉める
謎の男「え!?何で!?いや!?あいつ……!」
一番隊隊長「坊ちゃん。言い忘れましたが脱衣所は今、十六夜様が使っています。」
謎の男「早く言え!」
脱衣所の扉が斬れる!
後、洸の髪も少しだけ切れる
後、頬も
謎の女「……。」
脱衣所から謎の女がゆっくり出てくる
謎の男「ギャー!?」
回想、終わり
謎の男「と言う訳だ」
修哉「そりゃー、お前が悪い。」
焔「自業自得だ。」
育斗「彼女さん。かわいそうっスわ。」
圭一「マジ引くわー」
裏鈴太朗「ハァー。」
謎の男「え?助けてくれないの?」
修哉「洸。潔く散れ。」
謎の男「いやだー!」
謎の少女「覚悟。」
修哉「じゃー、洸。最後のプレゼントとしてお前の本当のプロフィール。」
★万屋シンセングミ★
近藤洸(こんどうこう)
年齢【16歳】
性別【男】
武器【錬金術】
身長【低いwww】
髪の色【黒】
目の色【赤】
シンセングミでの役割【リーダー】
性格【どこか子供っぽく、仕事は部下やコピーに頼んだりしている(総長の山南に怒られる。)しかし、やる時にはやる男である(圭一と同じ)戦隊ものが好きでレッド担当。普段は突っ込んだりボケたりと忙しいが根は優しく。面倒見もいい。人を見る目もある。背を低いのを気にしている。しかし、本領を発揮するとその威圧感は相手に恐怖を与える。その強さは圭一や鈴太朗でも勝てない。女性を言いくるめたりする(天然ジゴロ)】
補足【元万屋ヤマタイコクのメンバーの1人。チート。万屋ヤマタイコクではナンバー1。ただし、本人が言うには自分ではリーダーには勝てないらしい(嘘)バングルをつけている(誰から貰ったのかは不明)戦っているとたまに口調が変わる。料理はそこそこできる】
この男こそ元万屋ヤマタイコクの五人目にして錬金術師!