複雑・ファジー小説

Re: 自分の時代 人の時代『オリキャラ募集中』 ( No.222 )
日時: 2014/04/23 17:41
名前: 夜幽 (ID: J69v0mbP)

第117話
「ホムえもん」

全員「!」

和美【修哉】「どうだった!?」

奏「えーっとねー」

奏が説明し出す

奏「みんな、傷凄いねー。足利君。豊臣君。無理はあんまりしちゃダメだよ。」

涼子【育斗】と輝【圭一】「!」

奏「坂本君と真田君はまぁ、普通かな。」

アツ【鈴太朗】と和美【修哉】「!」

奏「リーダーはいつ、真莉子さんと結婚するの?」

真莉子【焔】「今は関係ないだろう!」

奏「(ジョークなのに)」

和美【修哉】「それで肝心の検査結果は!?」

奏「!あぁー、ソレなんだけど……。」

暗い顔でメイジメンバーがやってくる

直樹「色々と調べましたが……。」

貴廣「異常はありませんでした。」

和眞「あぁ。傷はともかく体は健康そのものだ。」

花蓮「女性の方も異常なしです。」

全員「……。」

結果は異常なし
健康体そのものだった
つまり、入れ替わった原因は分からずじまい

ヤマタイコクメンバー「……。」

ヤマタイコクメンバーが項垂れる

涼子【育斗】「そ、そんなー。日本の名医でもダメなんすっスか。」

和美【修哉】「万事休すだな。」

輝【圭一】「ホムえもん。何とかしてー。」

輝【圭一】が真莉子【焔】に助けを求める

真莉子【焔】「誰がホムえもんだ。」

アツ【鈴太朗】「んー。」

和美【修哉】「……仕方ない。奥の二番手を使おう。」

和美【修哉】が携帯を取り出す

涼子【育斗】「言葉の意味がよく分からない。」

電話がどこかに電話をかける

和美【修哉】「……もしもし。」

輝【圭一】「修。誰に電話をかけるんだ?」

和美【修哉】「我らが副リーダー。近藤洸さん。」

アツ【裏鈴太朗】「!んー。俺達が入れ替わっているって事はあいつも……。」

和美【修哉】「多分。」

ガチャ

全員「!」

謎の声「もしもし。」

電話が通じる

和美【修哉】「副リーダー!」

謎の声「その口調……そしてそのボケ。」

和美【修哉】「まだ、ボケてない!その声……やっぱり、お前もか。」

十六夜【洸】「あぁ。正解だ。」

洸も入れ替わっていた

和美【修哉】「洸……これって。」

十六夜【洸】「あぁ。恐らく、前に話した万屋タイショウが原因だと思う。」

和美【修哉】「なるほど。」

十六夜【洸】「……ちなみにお前、今、何処にいるんだ?」

和美【修哉】「万屋メイジの病院だ」

十六夜【洸】「!なら、丁度いい。焔に代われ。」

和美【修哉】「分かった。……焔」

真莉子【焔】「何だ?」

和美【修哉】「洸がお前に代われって。」

真莉子【焔】「!」

真莉子【焔】に携帯を渡す

真莉子【焔】「……もしもし。洸か。」

十六夜【洸】「!あぁ。俺だ。」

真莉子【焔】「これは一体、どういう事なんだ?」

十六夜【洸】「恐らく前に話した万屋タイショウ関連だ。」

真莉子【焔】「……。」

十六夜【洸】「今、万屋シンセングミの方で調べている。」

真莉子【焔】「そうか。」

十六夜【洸】「焔。悪いけどお前らにも調べてもらいたいことがある。今から言うことをメモしろ。」

真莉子【焔】「あぁ。分かった。」

涼子【育斗】「コンとイトは何の話をしてるんっスかね?」

十六夜【洸】「山吹に電話。」

輝【圭一】「……さぁー。」

十六夜【洸】「そしてメイジに万屋タイショウの事を調べさせろ。」

アツ【鈴太朗】「んー。」

真莉子【焔】「あぁ。分かった。」

十六夜【洸】「んじゃよろしく。」

真莉子【焔】「心得た。」

真莉子【焔】が電話をきる

真莉子【焔】「万屋メイジ!すぐに万屋タイショウの事を調べろ!特に秘密関係を!」

万屋メイジメンバー「!はい!」

万屋メイジメンバーが慌ただしく動き出す!

真莉子【焔】「(さて)」

真莉子【焔】がどこかに電話をかける

真莉子【焔】「(先生)」

電話の相手は恩師の山吹

真莉子【焔】「もしもし。」

山吹「!はい。もしもし。」

電話が通じる

真莉子【焔】「先生。お忙しいところすみません。」

山吹「……どちら様でしょうか?」

真莉子【焔】「……俺です。伊藤焔です。とある事情により心が入れ替わってしまって。」

山吹「なっ!」

山吹が驚く

真莉子【焔】「嘘のような話ですけど本当なんです。」

山吹「そ、そんな、まさか……(で、でも……もし本物なら合言葉も言えるはず)……邪馬台国。」

真莉子【焔】「!魏志倭人伝。」

山吹と真莉子【焔】が合言葉を言い合う

山吹「バスケットボール。」

真莉子【焔】「SG。」

山吹「……ココまでは正解。次。」

真莉子【焔】「……。」

山吹「修哉はバカ。育斗は薄い。圭一はアホ。鈴太朗はゆる。洸はチビ。焔は?」

真莉子【焔】「!……ツン。」

真莉子【焔】がしばらく考えた後、嫌そうに答える

山吹「デレ!……どうやら本物の様だな。」

真莉子【焔】「最後のは必要ありますか!?」

山吹「必要だよ」

※邪馬台国合言葉

その名の通り
ヤマタイコクメンバー専用の合言葉

真莉子【焔】「ハァー。」

山吹「それにしても心が入れ替わるだって!?」

改めて驚く山吹

真莉子【焔】「はい。俺だけじゃなくヤマタイコクメンバー全員、入れ替わってしまって……。」

山吹「!修哉達が!?」

真莉子【焔】「はい。それで洸が先生なら何か知っているって……何か知りませんか?」

山吹「ちょっと待て。」

山吹が考え込む

山吹「心が入れ替わる……もしかして。」

もしかして!?