複雑・ファジー小説
- Re: 自分の時代 人の時代『オリキャラ募集中』 ( No.223 )
- 日時: 2014/05/02 18:56
- 名前: 夜幽 (ID: J69v0mbP)
第118話
「念仏!」
真莉子【焔】「!もしかして?」
山吹「あっ、いや……昔の話なんだがな」
山吹には心当たりがあった
回想
昔
平賀彗に呼び出された金曜日の13人
山吹「これは一体……。」
とある中将「ハァー。」
如月「凄いですね。」
竜児「……。」
竜児嫁「大きい。」
大河「なんやこれ。」
銅時「……。」
彗「オーっ。皆!よく来てくれたね。」
金曜日の13人の前にあったのは大きな装置だった
山吹「彗。これは一体……。」
彗「よくぞ聞いてくれた!山ちゃん!この装置は『サブスティテューション』」
如月「『サブスティテューション』?」
彗「この装置を使えば好きな人達の心を入れ替わらせる事が出来るのだ!」
大河「んなアホな。」
彗「むむむ。私を舐めるなよ!」
彗が装置を起動させる
彗「発射!」
サブスティテューションから何か変なビームが出る
修哉兄と竜児「!」
ビームが修哉兄と竜児に当たる!
山吹「!?」
2人が倒れる!
山吹「!真田!徳川!」
修哉兄と竜児が立ち上がる
修哉兄と竜児「……。」
とある中将「無事か?」
修哉兄「あぁ。何とか……!俺が目の前にいる」
竜児「……あぁー。これは入れ替わったな。」
修哉兄と竜児の心が入れ替わった
大河「いや、二人共。もうちょっと驚けや!」
修哉兄【竜児】「ちゃんと驚いている。」
竜児【修哉兄】「俺も内心、ビクビクしてる。」
彗「カカカー!見たか!私の力を!」
山吹「平賀ー!」
回想、終わり
真莉子【焔】「なるほど……あの天才が……。」
山吹「その後、装置は処分させたはずだったんだが……それにあの装置は平賀しか扱えないはず……。」
真莉子【焔】「……。」
花蓮「リーダー!」
真莉子【焔】「!どうした!?」
花蓮が真莉子【焔】に話しかける!
そしてメイジメンバーも話しかける
花蓮「ここ数日で裏政府と万屋タイショウが取引があったらしいです!」
真莉子【焔】「何だと!?」
直樹「取引内容はとある装置の売買。」
真莉子【焔】「!ほぉー。」
真莉子【焔】が不敵に笑う
和眞「その装置は人と人の心を入れ替える装置らしい!」
真莉子【焔】「ちなみにその装置は今、どこに?」
貴廣「万屋タイショウの総本部の地下です。相当、大事なものらしいです。」
真莉子【焔】が指をならす
真莉子【焔】「……決まりだな。先生。」
山吹「あぁ。恐らくそれが原因だと思う。万屋タイショウの地下にある装置を破壊すれば多分、元に戻る!」
数十分後
真莉子【焔】「という訳で調べた結果。原因は万屋タイショウにある事が分かった。原因の装置の名は『サブスティテューション』。開発したのは平賀彗。一時は処分したがその後、裏政府が拾い、作り直したらしい。それを万屋タイショウが買い取ったらしい。」
真莉子【焔】が説明する
輝【圭一】「!スゲーな万屋メイジの情報網……あっ。味噌汁。お代わり。」
涼子【育斗】「イト。さすが!それとこの漬物、美味しいっスね。」
アツ【裏鈴太朗】「こんな短時間で調べ上げるなんて万屋メイジは医学以外も凄いな。あっ。デザートはアイスで。」
和美【修哉】「あぁ。俺、飯、お代わり。」
ヤマタイコクメンバーは万屋メイジの凄さに感服していた
ご飯を食べながら(万屋メイジの)
真莉子【焔】「お前ら、何をしているんだ?」
輝【圭一】「いや、お前が遅かったから先にご飯、ご馳走になってた。」
涼子【育斗】「メイジはご飯も美味しいっスね。」
アツ【裏鈴太朗】「お代わり。」
和美【修哉】「牛丼が欲しい。」
真莉子【焔】「よし。分かった。念仏は唱えたか?」
真莉子【焔】が構える
ヤマタイコクメンバー「!?」
しばらくお待ちください
理夏「なるほどな……元に戻るためにはそのタイショウの大将さんを倒さねぇと元には戻らねぇんだろ?」
和美【修哉】「どさくさに紛れて面白いこと言うな。(痛い)」
理夏「そんなつもりはねぇよ。(やっぱ、和美の顔だと何か変な感じだな。)」
和美【修哉】「よし。んじゃー、そのタイショウを早速倒すか。」
和美【修哉】が準備を始める
出雲「ちょっと待て。修。」
出雲が和美【修哉】を止める
和美【修哉】「何だよ。」
出雲「戦うってまた、真正面突破か?」
和美【修哉】「あぁ。」
理夏「作戦はねぇのか?」
理夏が聞く
和美【修哉】「ない!」
理夏「ないのかよ!」
來未「リーダーらしいといえばリーダーらしいけど……。」
屡琉「単細胞。」
修哉は意外に計算高いんだよ?
出雲「修。」
和美【修哉】「ん。」
出雲「お前、その身体で戦う気か?」
和美【修哉】「!……。」
真剣な眼で修哉を見つめる出雲
修哉【和美】「!」
和美【修哉】「……(あっ。そうだ。今、俺、和美だった。)」
和美【修哉】が自分の体を触る
出雲「ちょっと持ってみろ。」
出雲が愛刀の桜と紅葉を投げる
和美【修哉】「!(重い。ずっしりとくる。)」
和美【修哉】が桜と紅葉を持ってフラつく
出雲「……やっぱり。」
理夏「……まさか。」
理夏達の顔が暗くなる
出雲「腕が落ちてる。」
和美【修哉】「……え?」
腕が落ちた理由とは!?