複雑・ファジー小説
- Re: 自分の時代 人の時代『オリキャラ募集中』 ( No.229 )
- 日時: 2014/06/01 17:22
- 名前: 夜幽 (ID: P3q68tNF)
第124話
「フラグを立ててしまった男!上杉出雲!」
理夏「それにしても凄い人数だな。」
理夏が周りを見渡す
來未「全員で25人。」
理夏「おっ。サッカー出来るじゃん。」
出雲「やらねぇよ。」
有志「サッカーか久しぶりだな。」
有志が足を構える
五良「いざ尋常に勝負。」
五良も構える
理夏「上等」
理夏も構える
出雲「お前らやる気を出すな!」
タイショウ兵Z「!見つけたぞ!」
タイショウ隊長「狩り取れー!」
タイショウ兵「この野郎!」
タイショウ兵達が襲いかかってくる!
理夏「うるさい!今、話中だ!」
理夏がタイショウ兵を蹴る!
タイショウ兵「!?」
理夏「吹っ飛べ!」
理夏が敵を吹き飛ばす
屡琉「オーッ。」
屡琉が拍手する
貴廣「さすがです。」
貴廣も拍手する
理夏「てめーら見てないで戦え!」
有志「何、言ってんだ。伊達君。君さえいれば俺達の出番はねぇよ。」
紫陽花「さすがナンバー3!」
五良「また、一段と強くなったな。」
理夏「……何か複雑だな。」
タイショウ兵Y「野郎!」
タイショウ兵Yが有志に襲いかかる!
有志「!よっと。」
有志が攻撃をうまく避け攻撃を決める
雅光「おっ。やるじゃん。おっさん。」
理夏「さすがだな。おっさん。」
おっさん
有志「おっさんじゃねぇって!(チクショー。あの作者のせいですっかりおっさんキュラが染付いちまった。俺、まだ、24だぞ?)」
理夏「俺だってツッコミだけだぞ!」
出雲「俺は何かよく分からんキャラだぞ!」
怒るな
タイショウ隊長「っ!一斉にかかれ!」
タイショウ兵がたくさん襲いかかってくる
雅光「行くぞ。相棒。」
甫影「うん。」
雅光が斬り、甫影が更に斬る!
出雲「!?」
雅光「打ち上げ!」
甫影「花火!」
雅光と甫影が合体技を決める
理夏「(何だ、あの技!)」
甫影「フゥー。」
聡「さすがライト&シャドウコンビ。」
雅光「おい。変なコンビ名。つけんな。」
タイショウ兵Q「この!」
タイショウ兵Qが李杏に襲いかかる!
李杏「!」
來未「!危ない!」
出雲「!」
來未「副リーダー!」
出雲「!?」
來未が出雲を持ち上げ構える!
來未「任せた!」
來未が出雲を投げる!
出雲「おーい!」
タイショウ兵Q「!」
出雲「……この!」
出雲が猛スピードでタイショウ兵Qを突く!
タイショウ兵Q「ギャー!?」
出雲「よし!……え。」
そのまま、勢いよく壁に激突!
理夏「!(出雲ー!)」
めり込む!
出雲「(……ちょ、前にもこんな事、無かったか?)」
あった様な、なかった様な
聡「李杏ちゃーん!」
聡が李杏に抱きつく
李杏「!うわ。」
來未「ふぅー。良かった。あの子は無事みたいだ。」
紫陽花「うん。良かった。」
聡「本当に助かった。ありがとう。」
聡が頭を下げる
李杏「……ありがと。」
雅光「おーい。大丈夫か。上杉。」
雅光が助けに入る
出雲「あ……あぁ。佐柳が無事ならそれでいいや。」
雅光「……サンキューな。」
雅光もお礼を言う
美衣「さすが上杉。」
奏「素敵。」
刹姫「……。」
皆が上杉に拍手を送る
李杏「……上杉?」
聡「そうだよ。あのお兄ちゃんが助けてくれたんだよ。」
李杏が出雲に近づく
出雲「おぉ。佐柳。無事だったか。ならいいんだ。」
理夏「(頭から血が……。)」
李杏「李杏でいい。お兄ちゃん。ありがとう。」
出雲「どういたしまして。(ん。お兄ちゃん?)」
李杏「何かお礼がしたい。」
出雲「気にするな。当たり前の事をしたまでだ。」
李杏「ん。」
出雲「?どうした?」
李杏「体。」
李杏が出雲に体勢を低くして欲しいとお願いする
李杏「……。」
出雲「コレでいいのか?」
体勢を低くする
李杏「ん。」
李杏が出雲の頬っぺたにキスをする
全員「……。」
時が止まった
李杏「李杏、出雲お兄ちゃんのお嫁さんになる。」
全員「!?」
出雲「え?」
理夏「(……ハッ!)いーずーもー!」
理夏が出雲に蹴りかかろうとする!
出雲「え?ちょ何で!?何で俺、怒られるんだ!?」
理夏「お前、子供まで……それもまだ、幼い子を……!」
來未「出雲。これはどういう事だい?ちゃんとお兄さんに説明しなさい!」
出雲「來未。キャラが……。」
美衣「そ、そんな上杉はロリコンだったのか……。」
美衣の顔が真っ白になる
賢也「美衣!」
有志「この中に誰かお医者さんはいらっしゃいませんかー。」
刹姫「……。」
刹姫が鬼の形相で無言のまま出雲を見る
喜代美「誰か止めないと。」
透「喜代美さんは僕に死ねって言うんですか?」
恭輔「あれは目で人が殺せる。」
奏「オーッ。ストライクゾーン広いねー。」
貴廣「感心するところですか!?」
聡「上杉ー。貴様ー。」
聡が出雲の顔を持ち上げる
出雲「痛い痛い痛い痛い。もげるもげる!」
李杏「やめて。」
李杏が止めに入る
聡「!李杏!お父さん!結婚なんて許しませんからね。」
甫影「(お父さん!?)」
李杏「ダメ?」
うるうるとした瞳でなおかつ上目遣いでセンゴクメンバーと皆を見る
聡「む、無理だ。こ、こんな穢れを知らない少女に残酷な事なんて言えない!」
理夏「ダメだ。突っ込みきれない。」
出雲「そんな目で見つめないでくれ。」
紫陽花「ま、眩しいよー。」
來未「……。」
屡琉「恐ろしい。」
理夏「よし。分かった。出雲。ちゃんと幸せにしてあげるんだぞ。」
出雲「おい。ツッコミ。」
紫陽花「うっ。立派になって。」
來未「リーダーにもメール送っておいたよ。」
屡琉「ご祝儀いる?」
來未「あっ、返信が来た。」
修哉
グス。幸せにしてやってくれ
副リーダー。ありがとう。
理夏「だそうだ。」
出雲「……もういいや。」
出雲は諦めた
雅光「……いいのか。李杏。」
李杏「うん。」
李杏が笑顔で答える
雅光「そっか。」
李杏「(王子様。)」
こうしてまた、一つ、罪を重ねた出雲だった