複雑・ファジー小説

Re: 自分の時代 人の時代『オリキャラ募集中』 ( No.230 )
日時: 2014/06/07 22:00
名前: 夜幽 (ID: t8e7llWj)

第125話
「タイショウの秘密」

透「……もうイイですか?」

透が呆れた表情と口調で話す

詩織「……くだらない茶番ね。」

詩織も呆れていた

奏「!相変わらずのツンデレだね。シオちゃん。」

奏が詩織にひっつく

詩織「!先輩。ひっつかないでください。それとその呼び方、止めてください。」

奏「冷たいなー。シオちゃん。でも、珍しいよね。あのシオちゃんが人様の為に動くなんて。」

詩織「別に……ただ、仕事ですから。それにこの件が成功したらリーダーから万屋ヤマタイコクの情報をくれるって……。」

奏「へーっ。いいなー。アタシにも頂戴。」

詩織「!ダメです。」

奏「ブー。ケチー。」

奏が頬っぺたを膨らませる
ついでに頬っぺたをスリスリする

詩織「(鬱陶しい。)もう、分かりましたよ。だったら坂本鈴太朗以外の情報をあげますよ。」

奏「!ありがとー。でも、何で坂本だけ?」

詩織「!そ、それは……。」

聡「アタシは坂本鈴太朗以外認めていないのよ!」

横から聡が余計なことを言う

詩織「!?」

雅光「おい。おっさん。」

聡「だって本当の事でしょ?……それに今、真実をここで言っておかないと誤解を生むよ。」

雅光「今のアンタの余計な一言で誤解が生まれたよ。」

奏「へーっ。あのお堅かった詩織ちゃんが認めた相手。まぁー、確かに坂本もイイよね。あっ、アタシはダーリン一筋だけど。」

出雲「誰がダーリンだ。」

詩織「べ、別にアタシは……(おっさん。後でしばく。)」

詩織が目を逸らす

奏「でも、正直な話。あの7人は本当にいいよねー。欲しい。足利。伊藤。豊臣。坂本。」

奏が足利と伊藤と豊臣と坂本の名前を出す

麗江「ダメです!」

花蓮「ちょっと!」

喜代美「今のは聞き捨てならいよ!」

詩織「!?だ、ダメよ!あいつは私のもの!……あっ。」

一方その頃

アツ【鈴太朗】「デリャー!」

輝【圭一】「この野郎!」

アツ【鈴太朗】と輝【圭一】が戦っていた

鈴太朗【アツ】「だから!それ僕の身体!」

圭一【輝】「無茶しないでー!」

涼子【育斗】「心は入れ替わったけど頭の良さまでは入れ替わらないみたいっスね。」

真莉子【焔】「その様だ。」

育斗【涼子】「(胸の大きさも)」

焔【真莉子】「……変わらない。」

和美【修哉】「すみません。ドーナツ。2つ。」

修哉【和美】「私は冷麺。」

戻って

雅光「おい。お前ら……メイジのところの天才。」

奏「何かな?」

雅光「お前の一言で被害者が増えたぞ。」

奏「えーっ。何の事かなー?」

奏がすっとぼける

墓穴を掘った4人

詩織「うー///」

李杏「よしよし。」

李杏が詩織の頭を撫でる

花蓮「///」

貴廣「……。」

貴廣が無言でハンカチを渡す

喜代美「……///」

恭輔「(何にも言えない。)」

今回ばかりは恭輔も空気を読む

麗江「うーっ///」

有志「(つっこんだら負けだ。)」

有志が生暖かい目で見つめる

奏「ふん。まだまだ甘いな。小娘達。」

直樹「あんまり虐めちゃダメ。」

和眞「だが、恋はいいもんだぞ。若いうちはちゃんと経験しておけ。」

甲介「そうですね。若いうちだけですから。」

賢也「説得力ある。」

美衣「なるほど。よし。上杉。早速、結婚しょう。」

出雲「はえーよ。まだ、付き合ってもいないのに。」

一方の墓穴を掘った人達

麗江「リーダーが私の気持ちに気づいてくれません。」

花蓮「私もそもそも助手として見られてるから。」

喜代美「まだ、女の子って言うだけマシだよ。アタイなんて女として見られているかどうか……。」

詩織「お互い苦労するわね。」

また、一方その頃

涼子【育斗】「だから!何であんた等は麗江の可愛さが分からないんっスか!?」

真莉子【焔】「花蓮の気丈な振る舞いを見ろ!」

輝【圭一】「喜代美の美しさなめんな!」

アツ【裏鈴太朗】「しーおーりー!」

和美【修哉】「あっ!パイもつけてね!」

また、戻って

麗江「リーダーといると心が暖かくなります。」

花蓮「この気持ちに嘘偽りはない。」

喜代美「悔しいけど……。」

詩織「……好きよ。」

またまた、一方その頃

涼子【育斗】「ただ、麗江は時々、拗ねる時があるんだよね。」

真莉子【焔】「花蓮は何故か、よく分からなく怒る時がある。」

輝【圭一】「喜代美は口うるさい。テル二号だ。」

アツ【鈴太朗】「んー。怖い。」

女性陣「……。」

果たして彼女達の恋が実ることはあるのか!?

和美【修哉】「ドーナツまだ!?」

またまた、戻って

透「そろそろイイですか?」

透が頭を抱える

出雲「!」

透「ここの説明をしたいんですけど……。」

出雲「あぁ。説明してくれ。このまま話してたら進まねぇ。」

透「では、移動しながら説明します。」

出雲「頼む。」

透「万屋タイショウ。別名、『海の水族館』。日本の中でも巨大組織で、本部は海底の奥深くにある。正確には万屋というより要塞。万屋のメンバーの服装は万屋タイショウより支給された服装。日本政府とはちょっとだけ対立している」

理夏「へー。」

透「万屋タイショウはリーダーのオータムを含め、総本部、及び支部が七つ。」

全員「!」

透「支部長と副支部長を含めて14人。そして部下は見積もって100万人。」

有志「おいおい。キュウセッキより勢力があるじゃねぇか。」

透「いえ、単純に数が多ければ強いって訳ではありません。」

紫陽花「じゃー、弱いの?」

透「はい。万屋タイショウの部下は弱いです。ただ支部長と副支部長は強いです。」

賢也「!」

透「万屋タイショウの特徴は体と技。そして心。つまり……。」

出雲「簡単に言えば心技体だろ?」

透「その通りです。お兄さん。」

出雲「お兄さんじゃねぇよ。」

透「鍛え抜かれた体。洗練された技。そして強い心。」

理夏「……。」

透「万屋タイショウの強みの一つです。」

謎の声「そうだ。そしてお前達はその心技体を兼ね備えた者に敗れ去るのだ。」

全員「!?」

この声は!?