複雑・ファジー小説
- Re: 自分の時代 人の時代『オリキャラ募集中』 ( No.235 )
- 日時: 2014/07/08 21:12
- 名前: 夜幽 (ID: HyhGJdk5)
第130話
「甲介と智次」
オータムの部屋
タイショウ兵A「お、オータム様ー!」
タイショウ兵達が慌ただしく部屋に入ってくる!
オータム「どうした?」
タイショウ兵B「今、さっき信楽様と畏怖様が敗北を喫しました!」
支部長達「!?」
支部長達が驚く
不忍「ったく。信楽の奴……どうせ、遊んでて負けんただろ。……情けねぇな。」
礼作「そこが彼の長所なんですけどね。しかし……畏怖まで負けるとは。」
義丹「自分を高く見せすぎたな。隼もいつかは落ちる。」
礼作「そうですね。」
不忍「それで今の戦況は!?」
タイショウ兵A「今、第五支部が相手をしています!」
不忍「!智次か……だったらもう、侵入者もおしまいだな。」
義丹「……。」
不忍「それに菊もいるしな。」
オータム「……。」
礼作「他の支部は?」
タイショウ兵B「今、第二支部が戦いの準備をしています!」
不忍「考男か……。」
礼作「!第三支部は?」
タイショウ兵「第三支部は放浪中です。」
不忍「っ……。あのガキ。何、考えてやがる?」
礼作「ハァー。」
礼作がため息を漏らす
オータム「……!これは……!」
オータムが何かに気づく
オータム「不忍と礼作。お前達、持ち場に付け」
不忍と礼作「!」
不忍「(思った以上に早かったな。)仕方ねぇ」
礼作「行きますか。」
義丹「リーダー。私は?」
オータム「お前はまだ、動かなくていい。」
義丹「分かりました。」
戻って
理夏「(!何だ、こいつ)」
謎の男「……。」
謎の男の顔には無数の傷があった
謎の男「そう言えばまだ、名乗ってなかったな」
理夏「?」
謎の男「私の名は智次。第五支部長だ。」
★万屋タイショウ★
智次(ともつぐ)
年齢【65歳?】
性別【男】
武器【拳法(上級)】
身長【180cm】
髪の色【銀髪】
目の色【赤】
万屋タイショウでの役割【第五支部、支部長】
性格【世界を変えようとする思想家】
補足【その強さは事実上のナンバー3】
甲介「!?」
甲介が智次の顔を見て驚く
智次「久しいな。京極。」
謎の男が甲介の名前を呼ぶ
甲介「やはり貴方は……智次さん!」
甲介が支部長の名前を叫ぶ!
智次「ふっ。」
甲介「何故、貴方がここに!?」
智次「お前なら知っているはずだろ。私は自分の正義を貫き通すだけだ。」
賢也「甲介。知り合い?」
甲介「……昔の……同志です。」
智次「同志か……私はそんな事、一度も思ったことは無いがな。」
甲介「!」
智次「……。」
智次が構える
甲介「なるほど。まさか、貴方とまた、こうしてあいまみえる事になるなんて……。」
智次「それもまた、運命だ。」
甲介が上着を脱ぐ
賢也「甲介!」
紫陽花「!(お爺ちゃんなのにいい体!)」
來未「!」
甲介「ムロマチの皆さん。そして他の万屋の皆さん。勝手で申し訳ありませんが……ここは私にやらせてください。」
甲介が力をためる
有志「爺さん。」
美衣「!甲介!」
賢也「甲介。」
和眞「何やら訳ありのようだが……。」
和眞が甲介に話しかける
甲介「昔の……ケジメですかね」
甲介が拳を握り締める
恭輔「京極。」
甫影「(京極さんから何か使命感を感じる。)」
出雲「京極。」
出雲が甲介を見る
出雲「大丈夫なのか?……相手の事もそうだが……お前も自身も……。」
出雲が心配する
甲介「上杉さん。……!大丈夫です。」
甲介が強い目で出雲を見る
出雲「!そうか……。」
紫陽花「お爺ちゃん。カッコイイ!」
謎の女「智次。手を貸そうか。」
智次「いや、いい。……それにこいつは私が倒したい。」
智次が甲介を見る
謎の女「分かった。その老いぼれはお前に任せる……さて、私は誰を相手にするか……。」
謎の女が槍を構える
謎の女「ちなみに私は第五支部副長、菊だ。よろしく。」
★万屋タイショウ★
菊(きく)
年齢【20代前半】
性別【女】
武器【槍】
身長【不明】
髪の色【青】
目の色【黄色】
万屋タイショウでの役割【第五支部、副支部長】
性格【自信家で犬好き】
補足【槍の腕は万屋タイショウの中ではナンバー1】
理夏「(智次って言う奴もそうだけどこの菊って女も相当の実力者だ。迂闊には手を出せない。)」
菊「何なら全員、かかってくるか?私もそんなに暇じゃないんだ。……犬の散歩もあるし。」
菊が犬の写真を見せる
刹姫「!」
出雲「え?犬好き?」
菊「あぁ。私は犬派だ。」
出雲「へー。」
無言で刹姫が構える
出雲「!?せ、刹姫姉?」
刹姫「私は……猫派だー!」
全員「えーっ!」
刹姫が槍で菊に襲いかかる!
菊「!(速い!)」
菊が刹姫の槍を受け止める!
菊「!どうやら私とお前は戦わなくてはならない運命だったようだな。」
刹姫「猫をなめるな。」
理夏「ちょ、犬か猫かで戦うのって……。」
透「よし!ここは2人に任せて先に進みましょう!」
恭輔「刹姫姉さん!後の事は任せました!」
喜代美「……。」
五良「刹姫。」
アヅチモモヤマが先に進もうとする
理夏「おい!」
透「大丈夫ですよ。刹姫さんなら」
出雲「……だな。」
理夏「お前も同意するな!」
次回!
若い頃、何かあった対決
犬VS猫対決!
理夏「何かおかしくない!?」