複雑・ファジー小説

Re: 自分の時代 人の時代『オリキャラ募集中』 ( No.236 )
日時: 2014/07/20 21:19
名前: 夜幽 (ID: vQ7cfuks)


第131話
「甲介と言う男」

甲介「行きますよ。」

智次「……来い。」

甲介「ハッ!」

甲介の飛び膝蹴り!

智次「!」

智次が甲介の攻撃をガードする

甲介「!弛緩!」

甲介のパンチ攻撃!

智次「!」

智次が防御しようとするが!

智次「!(速い!)」

ガードが間に合わず食らってしまう!

甲介「弛緩!」

連続でパンチ攻撃!

智次「!?」

智次を吹き飛ばす!

甲介「……。」

智次「ふぅー。」

智次が直ぐに立ち上がる

智次「ムロマチと言うぬるま湯に浸かって弱くなったな」

智次が構える

甲介「!」

智次「蝋!」

智次が甲介以上の早さで動く!

智次「培!」

智次が回転蹴りを甲介に叩き込む!

甲介「(重い一撃。)」

智次「流派!煎!」

智次が連続で甲介を殴る!

甲介「っ!」

智次「てあー!」

間髪容れずに殴る!

智次「ムロマチではお前の良さは引き出せない!」

甲介「くっ!」

甲介が智次の両腕を掴む!

智次「!」

甲介「ムロマチ流!」

甲介が智次の両腕を掴んだまま頭突きを食らわせる!

智次「うぐ。」

智次がフラつく

甲介「!」

甲介が一瞬の隙をついて智次を殴る!

智次「ぐっ!」

負けじと智次も甲介の背中を蹴る!

甲介「!」

智次「狭義!」

智次が更に蹴る!

甲介「!?」

甲介が倒れる!

甲介「(さすが、智次。強い。)」

智次「トドメ。」

智次が高く飛ぶ!

智次「第五支部。」

甲介「……。」

智次「羅針盤!」

上空からの渾身のパンチ!

甲介「!?」

甲介が口から血を吐く

智次「終わりだ」

刹姫「(強い。)」

菊「よそ見は禁止よ!」

刹姫「!」

菊「藹然!」

菊が槍で突く!

刹姫「……。」

刹姫が綺麗に槍を避ける

菊「連鎖!」

菊が連続で槍で突く!

刹姫「!」

刹姫が紙一重で全て避ける!

菊「(何で当たらないの!)」

菊が更に突く!

刹姫「っ!」

刹姫が槍でガードする!

菊「!」

刹姫「浜菊!」

刹姫がカウンター技を決める

菊「っ!」

負けじと菊が槍で突く!

刹姫「黒百合!」

体を曲げ刹姫が槍で突こうとする!

菊「させない!」

今度は菊が槍で防御する!

刹姫「!」

菊「宮!」

菊が槍で突く!

刹姫「!?」

菊の怒涛の攻撃!

一方の出雲達

通路

理夏「大丈夫か。京極。」

有志「大丈夫だろ。あの爺さんなら」

理夏「!信頼してんだな」

有志「あぁ。一回、半殺しにされた事があった。」

理夏「お前、何したんだよ!」

賢也「甲介なら大丈夫だと思うけど……長宗我部さんの方は……。」

恭輔「あぁ。心配だ。……姉さんの対戦相手」

理夏「そっちかよ!」

喜代美「それには同意できる。」

理夏「どんだけ強いんだよ。あの人は……。」

どんどん先に進んでいく

タイショウ兵「これ以上、先には!」

出雲「邪魔だ!」

紫陽花「どいてどいて!」

理夏「どけー!」

來未「ゴメンネ!」

屡琉「さらば」

出雲達が立ち塞がるタイショウ兵達を倒していく!

戻って

智次と甲介「……。」

甲介「ハァ、ハァ。」

智次「随分と落ちぶれたものだな。京極。」

甲介「!」

智次「昔は最強の拳法使いと言われたお前が……今となっては執事とは……嘆かわしい。」

甲介「……私は執事の仕事に誇りを持ってやっています!」

甲介が蹴りかかる!

智次「!……誇りか……私はどちらかと言うと……自分の力に誇りを持ち……天下を取ろうとしていたお前の方が好きだったな。」

智次が甲介の蹴りを受け止める

甲介「!」

智次「何故、途中で天下を取るのをやめた?……私達は天下に対する考えは違えど……天下を取ろうという気持ちは誰よりも強かったはずだ」

甲介「確かに私は昔は天下を取ろうと考えたことがありました。しかし、あの人達に出会って価値観が変わり……そして私は知りました。この世界は私が思っていた以上に険しく厳しい道でした。」

智次「……お前は逃げたのか。」

智次が拳を握る

甲介「……そういう事になりますね。」

智次「そして今は赤橋に仕え……足利育斗の経営する万屋ムロマチに……。」

甲介「はい。」

智次「ふざけるな!」

智次が甲介を殴る!

甲介「!」

智次「あんな、小娘に仕えて何になる!?……足利の万屋に入ってどうする!?……お前は何故、よりにもよって元万屋ヤマタイコクで最弱だった男の万屋に!?」

智次が血相を変えて怒る

甲介「!最弱?」

智次「あぁ。その通りだ。あの足利と言う男は甘すぎる……あんな男では天下など取れない!」

甲介「ふん。」

甲介が笑う

智次「!何がおかしい?」

甲介「彼は……いえ、彼ら、万屋ヤマタイコクは天下を取ることなどあまり、深くは考えていませんよ。」

智次「!何だと?」

甲介「ですが……彼らは知らず知らずの内に天下を統一する。」

智次「!アイツ等にそれほどの器があると?」

甲介「えぇ。彼ならば……天下統一だけでなく万屋を平和にできる」

智次「!根拠は?」

甲介が構える

甲介「一緒にいれば分かることです……そして私がお仕えする。赤橋涼子様は……。」

刹姫「……。」

甲介「この身を捧げてでも守り抜きたい存在!」

甲介が智次を殴る!

智次「!?」

甲介「それを侮辱することは絶対に許しません!」

刹姫「(京極。)」

主を守りぬく!