複雑・ファジー小説
- Re: 自分の時代 人の時代『オリキャラ募集中』 ( No.239 )
- 日時: 2014/08/05 21:27
- 名前: 夜幽 (ID: vQ7cfuks)
第133話
「間!」
回想、終わり
智次「甲介ー!」
甲介「!?」
一方の出雲達
出雲「オーっ!」
タイショウ兵「ギャー!」
理夏「どけー!」
タイショウ兵「うわー!」
紫陽花「邪魔だよー」
タイショウ兵「ギャー!?」
來未「ウォー!」
タイショウ兵「うわー!」
屡琉「……。」
タイショウ兵「ギャー!」
センゴクメンバーがタイショウ兵をどんどん倒していく!
透「……いやー、それにしても……楽ですねー。」
有志「あぁ。」
聡「敵はほとんどセンゴクメンバーが倒してくれるからなー」
貴廣「……。」
他の万屋のメンバーはのんびりとしていた
理夏「!お前らも戦えよ!」
理夏が後ろを向きつっこむ!
雅光「だったら少しは敵を残せ!」
……ごもっとも
理夏「!俺だけに言うなよ!」
雅光「お前だから言うんだよ!」
理夏「!何で!?」
雅光「お前はセンゴクのまとめ係だろ!……だったら他のメンバーをまとめろよ!」
理夏「まとめ係って何だ!?違うから!俺、そう言う係じゃないから!」
來未「理夏はツッコミ係だよ!」
理夏「!違う!」
紫陽花「え!?違うの!」
理夏「お前ら今回は俺をよくいじるな!」
屡琉「いつもの事。」
理夏「お前もかよー!」
出雲「!理夏。」
出雲が理夏の名前を呼ぶ
理夏「何だよ!お前も俺をいじるのかよ!」
出雲「いや……。」
出雲が口籠もる
理夏「何だよ!はっきり言え!」
出雲「前、見ろ……。」
理夏「ハッ?前……。」
理夏が前を向く
目の前には巨大な壁が!
理夏「!?」
しかし、理夏は気づくのが遅かった
理夏「え……!?」
そのまま壁に激突する!
全員「!」
理夏「……。」
理夏が倒れる
出雲「あぁー……おーい。理夏ー。大丈夫かー?」
理夏「……ふん!」
理夏が気合で立ち上がる!
屡琉「不死?」
理夏「違う!……それにしても急に壁とかイテー!何なんだよ!チクショー。……!これは!」
理夏の目線の先には!
出雲「!分かれ道だ。」
3つの道
雅光「……?」
透「これは……(僕の調べではこんなのは無かったはず)」
紫陽花「!分かれ道の上のネームプレートに何か書いてある!」
紫陽花が指差す
詩織「!魔法の間?」
麗江「タッグの間?」
喜代美「肉体の間?」
分かれ道の上のネームプレートに書いてあったのは『魔法の間』『タッグの間』『肉体の間』
賢也「魔法とタッグと肉体?」
美衣「?どう言う意味だ?」
有志「怪しい。」
甫影「しかし、この先に進まないと地下には行けない……。」
詩織「……。」
透「……恐らく、この先の間に支部長が待ち伏せていると思います」
雅光「!」
出雲「前田。」
透「!何ですか?」
出雲「どう進む?」
透「!そうですね。お兄さん。」
出雲「お兄さん。言うな。」
透「お兄さん的にはどうしたいですか?」
出雲「……」
出雲が考える
出雲「単純に道が3つだから……3手に分かれる。」
透「そうですか……それ採用。」
出雲「え……。」
透「チームを3つに分けます。イイですか?」
透が他の万屋メンバーに聞く
和眞「あぁ。上杉がそう言うなら」
雅光「了解。上杉に任せる」
美衣「問題ない。上杉なら大賛成だ」
五良「うぬ。上杉。」
出雲「イイのかよ。(俺、何でこんなに信頼されているんだ?)」
紫陽花「私、魔法ー!」
雅光「しかし、何で敵さんもわざわざ3つに分けたんだ?」
理夏「さぁーな。」
紫陽花「絶対に魔法。何か面白そうじゃん!」
理夏「紫陽花。少し黙れ。」
出雲「んじゃ、俺は……。」
透「待ってください。お義兄さん。」
出雲「おい、字違う。」
透「バラバラに好きなところを選んではダメです。公平かつバランスよく分けないと」
雅光「確かに一理ある。」
奏「そういう事ならお任せー!」
出雲「!」
奏が突然出てくる
奏「奏さん。特製道具!マジカルサイコロ!」
奏が帽子からひみつ道具を取り出す
見た目はただのサイコロ。
出雲「樋口。何だ、それは?」
奏「ふふふ。これは『マジカルサイコロ』!ひとたび触れば!……何かが起こる!」
理夏「何かって何だ!」
奏「えい。」
サイコロの目が出雲達の顔になる
出雲「!」
奏「サイコロを振って出た目によってチームが決まる!どう!画期的でしょ!」
詩織「(どこが)」
透「なるほど、これなら平等ですね。」
理夏「てか、これ、ほとんど運じゃね?」
奏「さぁー!皆、振って!」
他のメンバー「……。」
メンバーがサイコロを振る
「うわ!お前と一緒かよ!」
「最悪だー!」
「ヨッシャー!キター!」
「?誰?」
「フォー!」
「……」
「え」
数十分後
奏「決まりました!」
イヌさんチーム
和眞 メイジ
麗江 ムロマチ
雅光 バクマツ
甫影 バクマツ
紫陽花 センゴク
來未 センゴク
花蓮 メイジ
(魔法の間担当)
サルさんチーム
有志 ムロマチ
奏 メイジ
貴廣 メイジ
出雲 センゴク
五良 アヅチ
李杏 バクマツ
詩織 バクマツ
(タッグの間担当)
キジさんチーム
美衣 ムロマチ
恭輔 アヅチ
賢也 ムロマチ
理夏 センゴク
喜代美 アヅチ
屡琉 センゴク
直樹 メイジ
聡 バクマツ
(肉体の間担当)
イヌさんチーム
和眞「よろしくな。」
甫影「はい。こちらこそ。」
麗江「よろしくお願います。」
花蓮「こちらこそよろしくお願いしますす。」
紫陽花「マサちゃんって年下なんだね。」
雅光「マサちゃん言うな。」
來未「……。」
サルチーム
奏「ダーリン。」
出雲「ひっつくな」
貴廣「奏さん。上杉さん。嫌がってますよ」
李杏「……いいな。」
詩織「(アホらしい。)」
五良「お主、強いのか?」
有志「え?」
キジチーム
美衣「果たしてどんな支部長が出てくるか……。」
賢也「(凄いやる気だ。)」
恭輔「可愛い子、出てこないかなー」
喜代美「バカ。」
直樹「……。」
聡「屡琉ちゃーん」
屡琉「触らないで」
理夏「(何で桃太郎?)」
透「よし。公平かつバランスよく分かれましたね!」
理夏「(どこが!?キジさんチーム、一人、多し。)」
喜代美「!透!あんたの名前がないけど?」
恭輔「!あっ。ホントだ!」
透「あぁ。僕は別の仕事があるので」
五良「!別の仕事?」
透「……そこに隠れている子の相手をします。」
透が遠くの方を見る
全員「!」
透「隠れてないで出てきてください。」
物陰から可愛らしい少女が出てくる
謎の少女「……気づいてたの?」
この少女の正体とは!?