複雑・ファジー小説
- Re: 自分の時代 人の時代『オリキャラ、募集中です』 ( No.24 )
- 日時: 2013/09/30 13:12
- 名前: 夜幽 (ID: x/gr.YmB)
第15話
「赤橋涼子の秘めたる想い!」
センゴクサイド
修哉「!まさか!?」
出雲「!」
フィールド
涼子「アタシは誇り高き!足利の女!」
涼子の目に嘘偽りはなかった
和美「!」
涼子「海龍!」
涼子の拳が和美の薙刀と和美に命中する
和美「!?」
全員「!?」
涼子「吹き飛べー!」
その言葉通り、和美は吹っ飛んだ
全員「!」
涼子「ハァ、ハァ。ア、アタシは弱くない!負けない!絶対……。」
涼子が膝をつく
涼子「くっ!このまま、倒れるわけには……!」
審判「そこまで!」
審判がストップをかける
涼子「な!まだ、勝負はついてない……。」
審判「織田和美、戦闘不能により、勝者!赤橋涼子!」
全員「!?」
涼子「え……?」
涼子が視線をおくるとそこには倒れている和美の姿が……
涼子「ア、タシの勝ち?」
審判「そうだ。」
涼子「ヤ、ヤッター……。」
それと同時に涼子が倒れそうになるが……
育斗「涼子!」
甲介「お嬢様!」
育斗が涼子を抱きかかえた
育斗「涼子!しっかり!」
涼子「い……育斗。」
育斗「涼子!」
甲介「……大丈夫です。外傷はひどいですが命に別状はありません。」
育斗「そ、そうか……よかったー。」
育斗が安堵のため息をもらす
育斗「もう、姫さん。ビックリさせないでくださいよ。」
甲介「おや?姫さんに戻しましたね?」
育斗「あ……姫さんのご両親には内緒でお願いします。」
育斗が頬をかいた
甲介「はい。」
甲介は思いのほか嬉しそうだ
涼子「……育斗。」
育斗「はい。何ですか?」
涼子「アタシ……あんたの隣にいていいのかな?」
育斗「ハッ。何言っているんですか?」
涼子「笑わないで真剣に答えて。」
育斗「!」
見ると涼子が泣きそうな顔をしている
育斗「……姫さんが俺の隣にいていい?そんなの当たり前じゃないですか!」
涼子「なんで?」
そう言うと育斗がとびきりの笑顔で一言
育斗「なんでって……姫さんだから!」
涼子「!(バ、バカ!///)……へ、変態!」
涼子が育斗をビンタする
育斗「えーっ!」
ムロマチサイド
有志「(アホ。)」
賢也「(リーダー。)」
美衣「……うまい。」
麗江「(ヒドイです。)」
甲介「(結婚式はハワイですかね?)」
2人をのぞいてムロマチメンバーは呆れて物も言えない
涼子「もう!(育斗、ありがと……大好き。)」
しかし、涼子は嬉しそうだ
一方のセンゴク
修哉「和美!っ!……すぐに救急車!至急頼む!それとヤブ医者のところに連絡いれとけ!」
來未「分かった!」
和美「し、修……。」
和美が弱々しく修哉の名前を呼ぶ
修哉「喋るな!傷口がひらく!」
和美「ご、ごめんね……私が不甲斐ないばっかりに……負けちゃって。」
和美は涙を流していた
修哉「!アホ!何、抜かしてんだ!お前!」
和美「!」
修哉「うちの教訓は勝利より命だろうが!忘れたのか!?」
出雲「そうだぞ。お前は無茶しすぎだ。」
修哉「お前ら!残りのバトル!絶対、勝つぞ!」
センゴクメンバー「了解!」
センゴクメンバーに一層やる気が入る!
修哉「よっと。」
和美をお姫様抱っこする、修哉
和美「はう……///。」
修哉「後は俺達、3人に任せろ!」
出雲「あぁ。(無意識でやるのがスゲー。)」
屡琉「……はい……。(時折、わざとかなって思ってしまう。)」
こっちもこっちで呆れていた
フィールド
審判「続きまして第3回戦を始めます。両者、前へ。」
センゴクサイド
屡琉「……行ってきます。」
修哉「待って。屡琉。」
屡琉「?」
いつになく修哉が真剣な顔をする
修哉「イヤなら、行かなくていいよ?」
屡琉「!」
來未「……リーダー。」
修哉「見たとおり、相手の戦士は相当、強い。行ったらお前もタダではすまない。」
屡琉「……でも、ここで棄権をしたら0勝2敗1分。こちらが不利になってきます。」
修哉「そ、それはそうだが。」
屡琉「……それとも私が信用できませんか?」
修哉「!」
屡琉も真剣な顔をした
修哉「そうだったな……ヨッシャー!屡琉!勝ってこい!」
屡琉「それは保証できません。」
修哉「え!?」
屡琉「嘘です。勝ってきます。和美の事、お願いします。それと理夏の弔い合戦です。」
修哉「おうよ!頼んだ!」
理夏「まだ、死んでねぇ……イテテ!」
紫陽花「理君。おとなしくしなさい。じゃないと(潰すわよ)お仕置きよ?」
理夏「!はい!」
來未と出雲「!」
寒気がした
ムロマチサイド
育斗「よーし、今のところ、順調、順調。次、麗江。」
麗江「は、はい!」
育斗「もっと、肩の力を抜いて。大丈夫。俺がちゃんと見守っておくから。」
麗江「……はい。」
麗江が嬉しそうだ
涼子「(アタシが行く時はそんな事、言わなかった。)」
一方で涼子がすねている
有志「ヤキモチですか?」
涼子「!うっさい!」
有志にストレートを決める
有志「!?(イテー!)」
甲介「(傷口、ひらきましたね。)」
賢也「(痛そう。)」
甲介と賢也が哀れむ目で有志を見ていた
フィールド
椙「次は……可愛い!頑張り屋!おとなしめ!三拍子揃った!細川麗江!
」
麗江「……はい!」
御田「無口!毒舌!ロリ!こちらも三拍子揃った!毛利屡流!
」
屡琉「……。」
可愛い子VS可愛い子!