複雑・ファジー小説
- Re: 自分の時代 人の時代 『万屋タイショウ編』 ( No.242 )
- 日時: 2014/09/04 21:27
- 名前: 夜幽 (ID: nQqcPBd1)
第136話
「勝者と敗者」
忠則「……。」
理夏「朽ち果てる?……やれるもんならやってみろ!」
理夏が礼作に蹴りかかる!
忠則「……。」
忠則が立ち塞がる
理夏「!そこどけ!」
理夏が忠則の顔面に蹴りを入れる!
理夏「よし!……!」
忠則「……。」
蹴られた忠則はピンピンしている
理夏「か、硬い。」
恭輔「!伊達の蹴りを食らって無傷だと!?」
忠則「我ら第七支部は心技体の中でも特に体を鍛え抜いている。」
理夏「(あの智次って言う支部長より硬い……かも。)」
直樹「!伊達さん。」
忠則「!」
直樹「……。」
直樹が加勢に入る!
忠則「……。」
忠則が直樹の攻撃を全て避ける
直樹「!うぉー!」
忠則「……。」
やっぱり、全部避ける
美衣「!」
美衣が忠則に斬りかかる!
忠則「!」
忠則が攻撃をジャンプでかわす
美衣「!何て身のこなしだ。」
忠則「……。」
忠則が構える
忠則「脚力!」
理夏「!」
忠則が理夏を吹き飛ばす!
理夏「!?」
屡琉「!理夏!」
忠則「……たわいもない」
聡「(スゲー。たった一人でこれだけの人数を……。)」
直樹「(力も凄い。)」
喜代美「くっ。」
喜代美がクナイを取り出そうとする
礼作「!させませんよ!」
礼作が喜代美を攻撃する!
礼作「残!」
喜代美「!?」
礼作「連覇!」
礼作が殴る!
喜代美「!?」
礼作が喜代美の骨を折る!
聡「(!?今の攻撃だけで腕をへし折った!?)」
恭輔「!喜代美!?」
礼作「おやおや……これがあの有名な暗殺者ですか?拍子抜けです。」
喜代美「っ。」
理夏「(っー。強い)」
忠則「次は……!」
忠則が狙いを賢也に定める
賢也「!」
賢也と忠則の拳がぶつかり合う!
忠則「……。」
忠則が身体を反転させる
賢也「!」
忠則「山岸。」
後ろ回し蹴り!
賢也「!」
クリティカルヒットする!
忠則「……。」
忠則が賢也の顔を持ち上げる
賢也「くっ。」
忠則「それにしても……足利といい、ムロマチと言い歯ごたえのない。」
賢也「!」
一方その頃
刹姫「っ!」
刹姫が槍で菊の槍を弾く!
菊「ハッ!」
しかし、菊が押し切る!
刹姫「!?」
刹姫を吹き飛ばす!
菊「ハァー、ハァー。」
菊の息が荒い
菊「……!」
刹姫「……。」
刹姫が立ち上がる
菊「……っ!」
菊は戦慄した
刹姫「……。」
刹姫が鋭い眼差しで菊を見る
菊「(この人、強い)」
そして確信した
自分はこの鬼に絶対に勝てないと
菊「!?」
菊の手が震えている
恐怖。
絶対的強さを持つ者
刹姫に恐怖していた
がその反面、菊は敬意を表した
槍使いとして究極に近い域にいた
この刹姫を純粋に凄いと思った
菊「(でも、ここで負けるわけには!)ウォー!」
菊が構える
刹姫「……。」
菊「(刺し違えてでも!)」
菊が突撃する!
菊「玄!」
菊が突く!
菊「(取った!)」
しかし、突いたのは刹姫ではなく
刹姫の服の切れ端だった
菊「!」
刹姫「……。」
刹姫が体を曲げ、槍を構える
菊「(死……。)」
菊は死を覚悟した!
甲介「(!長宗我部さん。)」
智次「!?(何だと……。)」
刹姫「……。」
菊「!」
刹姫が自分の槍で菊の槍を破壊する
刹姫「はい。終わり。」
刹姫が槍をしまう
菊「!」
刹姫「悪いけど先に行かせて貰うよ。」
菊「!っ……」
菊は何も言えなかった
刹姫「イテテ。腕、痛い。」
長宗我部刹姫VS菊
勝者、長宗我部刹姫
智次「ふぅー(あの菊が手も足も出せないとは……。)」
甲介「……。」
智次「……。」
智次が血を舐める
智次「甲介ー!」
甲介「!」
智次が先程の借りを返すように甲介に頭突きを食らわせる!
甲介「!?……私はここで倒れるわけにはいけないんです!」
甲介が高く飛ぶ!
智次「!」
智次も高く飛ぶ!
甲介「京極流!」
甲介が智次の体を掴む!
智次「!?」
甲介「羅苦!」
そのまま抱え込んで
上空から智次を地面に叩きつける!
智次「ガハ!?……っ!」
甲介「!?」
智次が何事もなかったように立ち上がる
智次「効かぬ。」
智次が甲介の腕を掴む!
甲介「!」
智次「拉致!」
智次が甲介を関節技に押さえ込む!
甲介「!くっ!」
甲介が何とか関節技から脱出する!
智次「ふん。」
智次の膝蹴り!
また、甲介が口から血を吐く
智次がまた、構える
智次「流派。∞!」
智次が腕をクロスさせる
智次「血流!」
智次が甲介の腕を殴る!
甲介「グハ。……あー!」
甲介が構える!
甲介「京極流!新技!」
智次「!?」
甲介が智次の足を掴む
甲介「堅木!」
そのまま投げ飛ばす!
智次「っあー!……くーっ!ハァー、ハァー。」
智次も構える!
甲介「ハァー、ハァー」
甲介が構える!
智次「流派!」
智次が仕掛ける!
甲介「!」
智次が殴りかかる!
甲介「ハァー!」
智次の攻撃をギリギリの所で避ける!
智次「!?」
甲介「っ!」
甲介が回りだす!
甲介「ハァー!京極流!奥義!」
甲介が智次を蹴り上げる!
智次「!京極ー!」
甲介「ハァー!」
甲介が拳を振りかぶる!
甲介「皇ー!」
智次を天井に叩きつける!
甲介「極みー!」
そのまま連続で殴る!
智次「!?」
甲介「ウォー!」
殴り飛ばす!
智次「!……甲介ー!」
甲介「……。」
智次が倒れる!
京極甲介VS智次
勝者、京極甲介