複雑・ファジー小説
- Re: 自分の時代 人の時代 『万屋タイショウ編』 ( No.245 )
- 日時: 2014/09/28 21:00
- 名前: 夜幽 (ID: VyyaVRE4)
第138話
「驚きの科学&化学!?」
出雲「リング……。」
不忍「よく来たな。」
謎の男「……。」
出雲「!」
リングの後ろに
椅子に座った男が2人
出雲「(早速、現れたな)てめーらが支部長か?何番目だ?」
不忍「答える必要はねぇな。」
不忍が椅子から立ち上がり
高く飛ぶ!
出雲「!」
不忍「ここでお前は終わるんだからな!」
上空からの蹴り!
出雲「くっ!」
出雲が槍で攻撃をガードする
不忍「ほぉー。中々、いい槍持ってんな。」
五良「!上杉!」
五良が不忍に切りかかる!
謎の男「……。」
五良「!」
謎の男が石川を止める
謎の男「ダメですよ。そんな急いじゃ。」
五良「……。」
出雲「石川。」
謎の男「石川五良さん……ですね?なる程。聞いて通り、強そうだ。」
五良「(出来る!)」
謎の男「行きますよ?」
謎の男が蹴る!
五良「!」
五良はよけることなく受け止める!
謎の男「!何故、よけなかったのですか?」
五良「よけるほどの威力ではなかった。」
謎の男「!」
五良「手加減したかどうかは知らんが……そんな生半可な蹴りならやめておけ。」
謎の男「……。」
有志「そうそう。せいぜい、どっかのツッコミさん以上じゃないと。」
五良「!確かにその方が某も燃えられる。」
ツッコミさん「へっくしゅん」
出雲「名前、呼べよ。」
謎の男「そうですか……なら!」
今度は飛膝蹴り!
五良「!」
五良はそれをうまくよける!
謎の男「よけましたね……どうです?伊達より痛そうでしょう?」
五良「あぁ。だが、伊達には及ばぬ。」
有志「同意。」
出雲「うん。」
謎の男「……いいでしょう。分からせてあげますよ。」
謎の男が飛ぶ!
五良「!」
謎の男「僕が得意なのは蹴りだけじゃない!」
上空からのメガトンパンチ!
謎の男「紅の拳骨!」
五良「!」
五良は紙一重でかわす!
謎の男「ちょこまかとよく動きますね。」
五良「……お主、名は?」
謎の男「万屋タイショウが幹部。第六支部副長、悌蔵」
★万屋タイショウ★
悌蔵(ていぞう)
年齢【10代後半】
性別【男】
武器【プロレス系(たまに剣を使う)】
身長【177cm】
髪の色【緑】
目の色【金】
ナラでの役割【第六支部、副支部長】
性格【クール。だが、礼儀はある】
補足【タッグランキングベスト10に入ったことがある】
詩織「第六!?」
不忍「そして俺様は第六支部支部長。不忍。」
奏「!第六支部だってー!?」
奏がわざとらしく驚く
出雲「!?何だよ。急に大声あげて」
奏「第六支部といえばタッグの天才が集まる支部だよ」
出雲「へー。」
五良「……。」
五良が間合いを取る
悌蔵「……。」
不忍「中々、強そうな奴らが来てくれたな。よし。この中で一番強いのはどいつだ!?」
奏「え?それはダーリンでしょ」
有志「上杉」
五良「上杉。」
李杏「お兄ちゃん」
詩織「以下略」
出雲「おい!満場一致!?」
不忍「そうか。」
不忍が指をならす
不忍「だったら上杉。俺達と勝負しろ」
出雲「あっ!問題無用で俺!?」
悌蔵「上杉家の次期当主と戦えるなんてラッキーだ」
悌蔵も指をならす
出雲「え?俺、一人で相手すんのか?」
不忍「いや、俺達の信条はあくまでタッグで勝利すること。……上杉。相方を選べ。」
出雲「相方を選べって……選ぶにしても誰にするか」
奏「ダーリン!」
奏が出雲に抱きつく
出雲「!何だよ?樋口」
奏「迷っているならアタシの道具で最高の相手を選んであげようか!?」
出雲「いや、いい。」
奏「はい!喜んで!」
奏が帽子を出す
出雲「人の話を聞け」
奏「フォーリング!アイカター!」
奏が帽子からひみつ道具を取り出す
その道具は小さくてコンパクトなまるでポケベルみたいな道具だった
出雲「また、変な道具を……。」
奏「この道具を使えば誰と誰が最高のタッグか分かるのだ!」
詩織「……。」
出雲「さぁー!誰と誰が最高のタッグかなー!?」
ポケベルっぽい道具が回りだす
出雲「(なんで回るんだ!?)」
奏「むむむー!」
ポケベルっぽい道具が止まる
出雲「!」
ポケベルっぽい道具に名前が表示される
表示された名前は樋口奏
奏「樋口奏とー!」
また、ポケベルっぽい道具が回りだす
出雲「(どういう構造なんだ?)」
ポケベルっぽい道具が止まる
全員「!」
ポケベルっぽい道具に名前が表示される
……もう一人は!?
奏「山名有志……ってえ?」
表示されたのはおっさんこと万屋ムロマチ
山名有志!
有志「へっ。」
危険な科学&化学反応の誕生!?
出雲「……。」
奏「あれ?」
有志「……。」
出雲「という訳だ。第六支部。お前らの相手はこのおっさんとガールだ。」
出雲が有志と奏を指差す
有志「いや、ちょっと待て……。」
奏「待ってよ。ダーリン。」
出雲「だってお前の発明品で『最高のタッグ』って出たんだから仕方ねぇだろ。」
奏「くっ。」
奏が悔しがる
有志「いや、相手方さんの気持ちも考えないと」
悌蔵「僕らは一向に構いませんが?」
不忍「あぁ。むしろ、タッグで最高ならそいつらと戦いたい」
不忍と悌蔵が構える
出雲「相手さんはやる気みたいだ」
有志「……恨むぞ。樋口。」
奏「私もダーリンと組みたかった」
次回、タッグ!