複雑・ファジー小説
- Re: 自分の時代 人の時代 『万屋タイショウ編』 ( No.246 )
- 日時: 2014/10/16 19:35
- 名前: 夜幽 (ID: 8fZYMRgY)
第139話
「第二支部!」
オータム部屋
タイショウ兵「お、オータム様!!き、緊急事態です!」
タイショウ兵が慌ただしく部屋に入ってくる
オータム「!どうした?」
タイショウ兵「第五支部!全滅です!」
オータムと義丹「!?」
オータム「!馬鹿な……菊はともかく智次まで敗れ去るとは……。」
義丹「……。」
タイショウ兵「更に第三支部の副支部長、梅桃様も敗北……。」
義丹「!仁はどうした?」
タイショウ兵「!仁様はただいま、戦闘中です!」
義丹「相手は?」
タイショウ兵「!万屋メイジ、夏目貴廣です。」
タイショウ隊長「報告します!」
タイショウ隊長が部屋に入ってくる
オータム「今度は何だ?」
タイショウ隊長「第六支部、第七支部。戦闘を開始しました!」
オータム「……!ちょっと待て。第二支部長はどうした?」
義丹「!……考男。」
タイショウ隊長「!……い、今、準備が整ったそうです!」
オータム「……相変わらず、準備が遅い奴だ。」
義丹「……。」
オータム「一応、第二支部……『魔法の間』に向かった奴らの情報をくれ。」
タイショウ兵「ハッ!」
タイショウ兵が資料を取り出す
タイショウ兵「第二支部に向かっている侵入者は万屋ムロマチ、細川麗江。万屋メイジ、正岡和眞。与謝野花蓮。万屋バクマツ、沢村雅光。武市甫影。そして万屋センゴク、武田來未。本多紫陽花。計七名です!」
オータム「そうか……。」
義丹「……第二支部を選んだ奴らも不幸だな……。」
オータム「あぁ。あそこを選んだからには生きては帰れない。」
イヌさんチーム
雅光「!」
通路の先に灯が少しだけ見える
甫影「!やっと出口が見えた!」
紫陽花「つ、疲れたー。」
來未「!」
來未達が広いところに出る
だが!
來未「!これは……。」
來未達が入った部屋は……
紫陽花「暗いね。」
ほとんど真っ暗だった
和眞「……。」
花蓮「灯は小さなロウソクだけ。」
甫影「……。」
謎の男「レディース&ジェントルメン!」
全員「!?」
突如として何処からか声が聞こえる!
雅光「!」
明かりが一斉に点く!
雅光「な、何だ。ここは!?」
來未「凄いイルミネーションだ。」
來未達が入った部屋はシャンデリアやイルミネーションが凄く豪華な部屋だった
部屋の中心には1人の男が
雅光「誰だ、あいつ?」
考男「!俺は第二支部長、考男。」
來未「!第二支部。」
考男「よくぞ、我ら、第二支部、魔法の間の選んでくれた。」
謎の女性「はい!はい!」
謎の女性が玉に乗って登場する
紫陽花「!(面白そう。)」
謎の女性「歓迎するわ。ようこそ。第二支部の魔法部屋へ。私は第二支部、副支部長。竹園。」
★万屋タイショウ★
竹園(ちくえん)
年齢【10代半ば】
性別【女】
武器【玉】
身長【160cm】
髪の色【黄緑】
目の色【黒】
万屋タイショウでの役割【第六支部、副支部長】
性格【考男以上にテンションが高く、いたずらっ子】
補足【自宅でも激しい】
雅光「あん?魔法部屋?」
竹園「そう!魔法!」
竹園のテンションが上がる
考男「俺達の魔法を見てくれ!」
考男のテンションも上がる
甫影「……。」
竹園「皆ー、最後まで楽しんでいってね!」
全員「……。」
來未「悪いけどゆっくりと魔法を見ている暇はないんだ!この!」
來未が殴りかかる!
考男「危ない!」
殴られる寸前、考男が消える
來未「何!?」
考男「こっちだよ!」
考男が急に來未の後ろに現れる
來未「!?」
考男「エイ!」
考男が來未を蹴り飛ばす!
紫陽花「!來未!」
花蓮「っ!」
花蓮が輪刀を竹園に投げる!
竹園「!危ない。」
竹園が攻撃を綺麗に避ける
花蓮「!?(動きが読まれてる?)」
竹園「お返し。」
竹園が花蓮を吹き飛ばす!
紫陽花「!?」
竹園「オマケ。」
ついでに紫陽花も吹き飛ばそうとする!
甫影「!?」
和眞「!」
和眞が助けに入る
和眞「大丈夫か!?」
紫陽花「あっ。ありがとー。」
竹園「っ。」
和眞「……お前ら俺達の動きが読めるのか?」
和眞が2人を見る
考男「!……んー。まぁ、そんなとこ。」
來未「!何!」
考男「悪いな。俺達、長年、こういう仕事をやってるから……。」
竹園「大体の考えとかが分かってくるんだよねー。」
2人がポーズを決める
一方の第七支部
理夏「(礼作と忠則。シャレになんねぇよ。こいつらの強さ)」
忠則「弱い。弱すぎる。」
礼作「全くです。こんな弱い人達に負けた信楽と畏怖は万屋タイショウの恥です」
忠則「……。」
礼作「この人達のリーダーである万屋ヤマタイコクの実力もたかが知れていますね。」
賢也「っ!」
賢也が拳を振りかぶる!
忠則「!」
賢也「ライ!」
賢也が忠則に強烈な一撃を叩き込む!
忠則「!?」
忠則が吹き飛ぶ!
美衣「!賢也!」
礼作「!忠則!」
賢也「リーダーの悪口は許さない。」
賢也が忠則を見つめる
忠則「……貴様。名前は?」
賢也「斯波賢也。」
忠則「覚えておこう。」
礼作「……。」
恭輔「たかが知れているだと?」
礼作「!」
恭輔「お前らはあの人の恐ろしさを知らないからそんな事が言えるんだ。」
恭輔が太刀を抜く
恭輔「その身に教えてやるよ。あの人の作った万屋の恐ろしさを……豊臣圭一の怖さを!」
恭輔が礼作を睨む!
礼作「……是非、お願いします。」
次回、予想外の対決!