複雑・ファジー小説

Re: 自分の時代 人の時代『参照、100突破!ありがとう』 ( No.31 )
日時: 2013/09/30 13:17
名前: 夜幽 (ID: x/gr.YmB)

第18話
「上杉出雲VS畠山美衣!」

審判「バトル開始!」

美衣「七八!」

出雲「浮雲!」

いきなり美衣の剣と出雲の槍がぶつかり合う

観客席

本多「っ……!」

竜児「ホォー。」

フィールド

美衣「乱!」

出雲「!」

美衣「鶏知!」

美衣の刀が出雲の槍をすれる

出雲「!クラウディ!」

出雲も負けじと突く

美衣「!」

センゴクサイド

修哉「急にレベルが桁違いに上がった。」

來未「凄い。」

屡琉「(いつもは頼りないくせに。)」

ムロマチサイド

育斗「……。」

甲介「これは……。」

フィールド

美衣「千!」

出雲「!」

美衣の刃が出雲を襲う!

出雲「霧時雨!」

それを何とか回避する

美衣「!」

出雲「雲居!」

出雲の槍が美衣の顔をすれる

美衣「!長石!」

出雲と美衣の周りに衝撃が走る

出雲「出雲!」

美衣「!百!」

一方の中央病院

理夏「……。」

空許「おーい。大丈夫かー?」

理夏「……。」

空許「……返事がない。ただの屍の……。」

理夏「!殺すな!」

今日も絶好調の理夏のツッコミである

空許「!(良かったわ。生きとった。)」

理夏「なんか、心の声が聞こえるんだけど。」

空許「気のせいや。……それとツッコミ君。1つ、相談や。」

理夏「何?」

空許「私、1人ではお前、相手は手が余る。助手を呼んでええか?」

理夏「それ以前に担当医を変えてくれ。」

空許「おーい。こっち手伝ってー。」

理夏「……。」

椿「ハーイ。何?うーちゃん。」

理夏「!?」

その時、理夏の脳裏に走馬灯に似た何かが走った

ちなみに彼女の名前は宇佐美椿。万屋センゴクの仮?部員だ。決してウサギではない……後、色んな意味で怖い

理夏「(ヤバイヤバイヤバイヤバイ。後、万屋って部活!?)」

空許「ちょっとそっち持って。」

椿「了解。」

理夏の周りから尋常ではないほどの汗が

椿「伊達さん。バトル、お疲れ様でした。とてもいい試合でしたね。」

空許「お前、結構強くなったな。」

理夏「ふぁ、ふぁい。」

椿「?どうしたんですか?」

空許「凄い汗やで。」

理夏「(ま、まだ、死にたくない。)」

空許「次は左足……ん。」

空許が何かに気づく

椿「どうしたの?うーちゃん?」

空許「次、出雲やったな。」

椿「え!?上杉様!?」

ゴキン!

また、いい音が響く
加えて足が曲がっていけない方に曲がってしまっている

空許と椿「あ……。」

理夏「お前らー!?」

空許と椿「……とりあえずよく分らな……。」

理夏「もういい!」

ベテラン看護婦「病院内ではお静かに!」

和美「(出雲。)」

出雲が真剣な表情でテレビを見つめる

フィールド

出雲「!(すまん、理夏。安らかに眠れ。)」

美衣「?」

センゴクサイド

修哉「!……これは新しい仲間を見つけないとな。」

紫陽花「でも、理君以上にツッコミしか能がない人は滅多にいないわよ。」

屡琉「いっそのこと欠番?」

來未「君達、応援もしてねー。」

フィールド

美衣「伝来!」

出雲「!」

美衣がもの凄い勢いで走ってくる

出雲「(速い!)」

美衣「査問!」

出雲「カハ!?」

美衣の剣が出雲の肩を斬る

出雲「っ!(見切れねぇ!)」

ムロマチサイド

涼子「無駄よ。」

育斗「美衣の速さは折り紙つきだからね。並大抵の人じゃ見切れない。」

センゴクサイド

修哉「あの女、速さにかけてんな。」

來未「うん。」

フィールド

出雲「……なる程な。」

出雲が血を拭う

美衣「……。」

出雲「少しは楽しめそうだ。」

出雲が槍を強く握った

出雲「極!」

美衣「!」

出雲「日元!」

美衣「っ!」

出雲「……。」

出雲が美衣に負けない速度で突いてくる

ムロマチサイド

賢也「な!?」

有志「(はえー。)」

育斗「……。」

センゴクサイド

修哉「悪いけどうちの副リーダーは強いんだよ。後、諦めも悪い。」

屡琉「(副リーダー。)」

フィールド

美衣「初めてだ……。」

出雲「ん?」

美衣「私の速さに付いてきた槍使いは……。」

出雲「そりゃー、どうも!」

美衣「!」

出雲と美衣の力と技、そして速さがぶつかり合う!

美衣「反!」

出雲「菱紙!」

実況席

椙「!いやー、どうですか?御田さん。」

御田「はい。屡琉ちゃんの戦いの時、私、正直唖然としていました。今後、この様な事がないように気を付けます。」

椙「大丈夫です。俺も唖然していましたから。今も震えが止まりません。」

御田「ちゃんと伝えましょう。」

椙「はい!」

センゴクサイド

修哉「(仕方ねぇわな。)」

フィールド

美衣「だったら、技ならどうだ!」

出雲「!」

美衣が剣の構えを変えた

出雲「(何する気だ?)」

美衣「甘!」

出雲「!」

美衣の連続斬りが出雲を襲う

出雲「(!速さに早さ!?)くっ!」

何とかかわす

美衣「!牛針!」

出雲「!?」

しかし、裏手の一撃があたる

出雲「ちくしょー。」

美衣「……。」

出雲「くっ!俺はこんなところでくたばるわけにはいけねぇんだ!拝司!」

美衣「!」

出雲「才見!」

出雲の槍が美衣の剣の突く!

美衣「(!重い。なんて重い一撃なんだ……。)」

出雲「(こいつ……。)」

美衣「ハッ!」

出雲の槍を退ける

出雲「!?頻!」

なおも突く出雲

美衣「!」

間一髪よける

出雲「……。」

互角の対決!