複雑・ファジー小説
- Re: 自分の時代 人の時代『参照、200突破!ありがとう』 ( No.53 )
- 日時: 2013/09/30 13:31
- 名前: 夜幽 (ID: x/gr.YmB)
第24話
「万屋ヤマタイコクの巫女!」
修哉「!その話か……。」
育斗「教えてくれ。」
修哉「……なー、育斗。」
育斗「ん?」
修哉が真剣な顔をして聞いた
修哉「唐突だが……俺、モテるのか?」
育斗「……はい?」
修哉「どうなんだ?」
育斗「(無自覚なのが凄い。ギネス級だ。)少なくとも万屋ヤマタイコクの中じゃ一番、モテるんじゃない?」
修哉「いや、一番はお前だろう。」
育斗「何、言ってんの?俺なんか下の下だよ。」
修哉「(うぜー!顔面思い切り殴りたい!これ思ってんの俺だけじゃない!大半の男は殴りたいと思ってる!)」
怒気が溢れている
育斗「(なんで?)」
ちなみに万屋ヤマタイコクは基本、全員モテます
★バレンタインデー、トラックは必ず、必要
★誕生日、パラダイス
★全員、リア充
★全員、親が……
焔「ネタバレ注意!」
修哉「ナイス!」
育斗「セーフ!」
話を元に戻します
修哉「……。」
育斗「……あれは俺達がまだ中学生だった頃……。」
回想
万屋ヤマタイコク
修業中
育斗「!」
育斗の腕が止まる
謎の男A「育斗!反応がおせー!」
育斗「ごめん!」
謎の男B「んー……イクー。」
焔「!(バカ者が!)」
修哉「育斗……。」
育斗「次、お願いします!」
謎の男C「……Rの上からSを見て。下からA。」
謎の先生「……。」
巫女「……。」
修哉「……!」
巫女が修哉を手招きした
応接室
巫女「……お疲れ様。」
巫女が修哉に飲み物を渡す
修哉「……なんで俺なんすか?」
巫女「君もおかしな事、聞くね。まるで私に興味がないみたいに。」
修哉「あんたと俺は別格だろう。」
巫女「この世は比例と反比例だよ。」
修哉「?」
巫女「クスッ。君の悩んでいる顔、大好き。」
巫女がキスをしょうとした
修哉「!」
しかし遮られた
巫女「!どうして?」
修哉「巫女。そういうのはちゃんと好きな人とやるべきだ。」
巫女「なら、大丈夫だよ。」
巫女が巫女服を脱ぎ出す
修哉「……あ、暑いの?」
修哉が変な汗を流す
巫女「何だか、体が熱いの……冷ましてー。」
巫女が修哉を抱く
修哉「!?」
巫女「修哉は普通のお胸はお好き?」
巫女が胸を押し付けてくる
修哉「……。」
巫女「お願い……キスして。」
修哉と巫女の唇が重なり合いそうになったその時!
謎の先生「こら!お前ら!何してんだ!」
先生登場!
修哉と巫女「!?」
ヤマタイコクメンバー「!」
ついでにヤマタイコクメンバーも!
巫女「……残ー念。あぁー、せっかく、修哉と1つになれるところだったのに。」
巫女は本当に残念そうな顔をしていた
修哉「ワリー、冗談だよ。」
巫女「(嘘じゃないよ……。)」
回想、終わり
修哉「(巫女)。」
育斗「で、どうなの?」
修哉「……今は言えない。」
育斗「分かった。……じゃー、もう一つ聞いていい?」
修哉「なんだ?」
育斗「修哉は巫女様の事は好きだったの?嫌いだったの?それとも他に好きな人がいるの?」
修哉「!?……分かんねー。分かんねーよ。」
回想
少女「真田さん。」
巫女「……修哉。」
和美「修!」
回想、終わり
修哉「(俺は……俺はどうなんだ?あいつとの約束。巫女からの告白。和美の……。)チクショー!」
育斗「!」
修哉が地面を殴る
修哉「!すまねぇ。取り乱した。」
育斗「俺もごめん。余計なことまで聞いちゃって。」
修哉「でも、このままじゃいけない。……いずれ決着をつける。」
育斗「!分かった。」
修哉「……。」
育斗「じゃー、俺そろそろ行くわ。姫さん達、待たせてるし。元気でね。」
修哉「あぁ。悪かったな。返答が曖昧で。」
育斗「別に構わないよ。ゆっくりと時間をおけばいいよ。」
修哉「分かった。」
育斗「!あ、そういえば来月、集会あるから。」
修哉「!?(マジかよ。)」
育斗「嫌そうな顔しない。ちゃんと来るんだよ。」
修哉「ヘイヘイ。分かりましたよ。」
育斗「じゃ。」
修哉「じゃ。」
……育斗が立ち去った公園にしばらく佇む修哉
修哉「……。」
そこへ出雲が……
出雲「……終わったか?」
修哉「!天然……。」
出雲「(イラッ)ちょうどいい時間帯だったな。」
修哉「……すまねぇな。不甲斐ないリーダーで。」
出雲「今更かよ。もう、行くぞ。腹減った。」
修哉「おう。」
出雲「あ……その前に。」
修哉「?」
出雲「もう、いいぞ。」
理夏「十二支ー!」
理夏の蹴りが修哉の腹にクリティカルヒットする
修哉「イタ!?」
出雲「よーし、帰るぞ。」
理夏「猫ー!」
なおも理夏の蹴りが炸裂する!
修哉「えええ!?何で理夏君。怒ってんの!?」
理夏「お前のせいで地獄見たわ!」
修哉「ちょ、ちょ、ちょ、ギブギブ!だ、誰が助けてー!」
和美「反省しなさい。」
出雲「お前が悪い。」
來未「ステーキにする?」
紫陽花「素敵ー。」
屡琉「……自業自得。」
意外にもセンゴクメンバーは冷たかった
※ちなみに途中で巫女って人が出てきましたけど巫女って名前は本名ってわけではありません。あくまで巫女って名前は……あだ名?
修哉「なんで疑問形?」
※ちゃんとした名前がありますが……今は詳しくは教えられません。ごめんなさい
巫女「名前は巫女ちゃんでも巫女たんでも巫女ちんでも構わないよ。」
うん。ちょっと出すぎ