複雑・ファジー小説

Re: 自分の時代 人の時代『参照、200突破!本当にありがとう!』 ( No.63 )
日時: 2012/07/15 18:19
名前: 夜幽 (ID: 8vrZrWdo)

エピソード2
強さの果て

チーン

お仏壇の前に手を合わせる、雲雀

雲雀「……。」

空許「その人は奥さんですか?」

雲雀「はい。立派な妻でした。」

空許「……あんた、不思議な人やな。」

雲雀「?なぜです?」

空許「だって……私にそんな話していいんか?」

雲雀「!……自分は裏切り者と言いたいんですか?」

空許「!」

驚く空許

雲雀「でも、それは過去の話。大事なのは今ですよ。……私が偉そうに言えることではありませんが……。」

空許「ふっ……あんた、やっぱ、変わってんな。」

雲雀「よく言われます。」

上杉道場

出雲「ハァ、ハァ。」

刹姫「……。」

椿「(380勝0敗。)」

出雲は相変わらず、刹姫に勝てないでいた

男性A「強い。」

男性B「怖!」

男性C「っ!」

出雲「チクショー!」

刹姫「……お前も飽きないな。」

出雲「当たり前だ!後は親父と刹姫姉を倒せば俺の天下なんだ!」

刹姫「(意味が分からない。)そんな事を言っている間は私を超えるなんて無理な話だ。」

出雲「!」

刹姫「前にも言っただろう?真の強さとは何か、そんな凶暴な槍で天下が取れると思っているのか?」

刹姫が鋭い目で出雲を見る

出雲「……。」

刹姫「それにでたらめな強さは自分や人を殺してしまう。」

出雲「……。」

刹姫「強さを手に入れるって事はそれ相応の覚悟が必要なの。」

出雲「……。」

出雲が道場を後にする

椿「!上杉様!」

刹姫「(行き急ぐな。)」

木の下

出雲「……。」



回想

出雲母「出雲。」

出雲「!何!?」

出雲母「あなたは将来どんな大人になりたい?」

出雲「!世界一の槍使い!父さんを超えたい!」

出雲母「!そう……。」

出雲母はちょっとだけ悲しそうな顔をした

出雲「?」

回想終わり

出雲「……(お袋。)ハァー!」

出雲がでっかい溜息をつく

椿「お疲れ様です。」

椿が水を渡す

出雲「!サンキュー。……なぁー、宇佐美。」

椿「はい?」

出雲「……いや、やっぱ、何でもない。ちょっとトイレ。」

椿「……。」

椿がうつむく

椿「いつか……僕が上杉様の強さを!ん!?」

謎の男達が椿を拘束した

謎の男A「おっと、宇佐美のお嬢ちゃん。暴れたらいけないよ。」

謎の男B「間違えねぇ。あいつは上杉の出雲だ。」

謎の男C「よし、始めるぞ!」

椿「……。」

出雲「……強くなったらどうなるんだろう?……考えてても仕方ねぇ!」

出雲がトイレから出る

出雲「宇佐美……あれ?」

木の下に戻ると椿がいない

出雲「宇佐美……ん?」

空から手紙が降ってきた

出雲「……!」

上杉出雲へ

小娘は預かった、返して欲しければ
上杉家に代々、伝わる、宝槍
「曇天」を持って1人で廃工場まで来い

出雲「!曇天……っ!宇佐美!」

どうする!?上杉出雲!?

おまけ劇場

その1

刹姫の私服

刹姫「……。」

雲雀「とても似合いますよ。」

刹姫「そうか。」

出雲「……。」

刹姫「?どうした?やっぱり変か?」

出雲「いや、可愛い。」

刹姫「!」

なぜか刹姫に頭を叩かれる、出雲

出雲「なんで!?」

刹姫「(不意に可愛いとか言うな///)」

その2

結婚

TV

真莉子「……。」

女性A「結婚は人生の墓場よ!」

女性B「あなた、浮気してたのね!?」

女性C「離婚よ、離婚よ!」

真莉子「……。」

女性アナウンサー「このように近年、離婚率が増加しています。」

焔「(これで少しは頭を冷やすだろう。)」

花蓮「リーダー、あれはやり過ぎじゃないんですか?」

焔「これもあいつに分からせるためだ。」

真莉子「……旦那ー。」

焔「旦那ではない。どうだ?結婚など嫌になっただろう?」

真莉子「いや。」

焔「え?」

真莉子「人は人。自分は自分だろう?」

焔「!」

真莉子「それに……。」

真莉子が頬を赤らめた

焔「?」

真莉子「私はお前が好きだ!そ、それだけで充分じゃないのか?」

呆気にとられる焔

焔「……。」

和眞「これは一本取られたな。直樹君!真理子さんに座布団10枚!」

直樹「はい!喜んで!」

奏「リーダー。どんまい。」

焔「ハァー。」

貴廣「(みんな、仕事して。)」

今日も色々と平和な万屋メイジである

その3

猫と刹姫

子猫「ニー。」

刹姫「……。」

子猫が刹姫に近づく。

子猫「ニャー。」

刹姫「……に、ニャー。」

子猫「フニャー。」

刹姫「ニャー?どうしたニャー?」

子猫「ニャ、ニャ。」

刹姫「お腹でも空いたのかニャー?それとも寂しいニャーか?どっちにしても可愛いニャー。」

出雲「……刹姫姉?」

刹姫「!?///」

この後、どうなったかは皆さんのご想像にお任せします

夜幽「今更だけど……。」

★万屋アヅチモモヤマメンバー★

名前【長宗我部 刹姫】ふりがな【ちょうそかべ せつき】
一人称【私】
年齢【21】
性別【女】
武器【槍】
身長【大き目】
髪の色【紫】
目の色【赤】
アヅチモモヤマでの役割【さりげないつっこみ&アヅチモモヤマの3強の1人】
性格【発言がさばさばしててわりと人の心にぐさぐささすことを言ったりする。仲間思いで仲間が傷つけられるとブチギレる。男並みの強さ。いや、違う!男以上だ!】
補足【お酒が好き。最近は日本酒にハマってる。(後、意外に可愛いところがある)】